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産後の赤ちゃんは耳は発達!?0歳からはじめたい絵本育児のすすめ

こんにちは。管理人のネズミックです。

今回のテーマは生後まもなくはじめる「0歳からの絵本育児」です。

\ こんな内容で紹介します! /

目次

0歳児に絵本の読み聞かせをはじめる理由

赤ちゃんとの初めての生活は、夫婦ふたりでいた時間とは
まったく変わってしまうほど新しいことばかりです。

管理人

はじめは我が子なのにどう触れあうかドキドキしますが、感動もたくさんありますね。

赤ちゃんは生まれたばかりはお話もできないし、目もぼんやりとしか見えていないし・・
どんなコミュニケーションを交わそうか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。

そんなまだまだ成長の第一歩の赤ちゃんですが、
じつは耳はよく聞こえているのをご存知ですか?

だから、赤ちゃんの成長には、絵本の読み聞かせがぴったりなんです。

0歳から始められるこの時期に読みたいおすすめ絵本を紹介します。

0歳赤ちゃんの聴力と視力について

うまれたばかりでも、赤ちゃんは耳をすましてきいてくれる!

生後まもなくの赤ちゃんは、実は大人と同じくらいの音を聞き取るちからがあります。
実はお腹のなかにいるとき20週あたりから発達しはじめていたのだそう。

管理人

だから胎教に音楽や声掛けをするんですね。

なんらかの理由があって、耳が聞こえない場合もあります。
たくさん顔の近くでゆっくりとお話をしてあげて、聞いているようすがあるか確認して、ない場合は病院に相談してみましょう。

一方視力のほうは、生後まもないうちはほとんど見えていません。まわりからの「声」だけが頼り。
白と黒とグレーの世界しかみえてないそうです。

まだ目はそれほど見えていませんが、顔のそばでおしゃべりしていると、
じっとみようとする素振りを見せてくれます。

管理人

お腹の中にいたひとの声の影を一生懸命とらえようとしているんですね。

0歳児の視力の変化

生まれたばかりの赤ちゃんは、明暗の境目の線を追うことで形を認識します。それでも、最初の色である赤を認識するのは、生後数週間経ってからです。

引用- Bausch & Lombホームページ 「赤ちゃんの目」より

Bausch & Lombホームページによると赤ちゃんの視力は、
生まれたばかりの視力は黒・白・グレーの状態から
生後1週間:動きに反応する
2ヶ月頃:はっきりした色のおもちゃを認識しはじめる
3ヶ月頃:いろんな色を認識できるようになる
4ヶ月頃:目と手の調和が取れるようになる

管理人

個人差がありますが、早くて6ヶ月ごろには1.0くらいの視力ができあがるそうです。

生後まもない赤ちゃんから、絵本を読んで聞かせてあげると
赤ちゃんの脳に刺激を与えて成長を促してくれます。


まだ、早いかなと思うかたも多いとおもいますが、
ゆっくりと赤ちゃんの絵本育児をはじめてみませんか?

いつからはじめても遅くない、成長にあわせたおすすめの絵本を紹介します。

【生後0ヶ月から】目が見えない時期に読む絵本は、大人も癒やされる絵本

赤ちゃんの目が見えるようになるまで、絵本は耳で楽しめるものをえらびましょう。
いずれにしても産後のママの体力も減退しているので、やさしさのつまったママのための休息時間です
赤ちゃんのそばでゆったりとした気持ちで読んでくださいね。

『ブルッキーのひつじ』 M・Bゴフスタイン

ブルッキーがだいすきなこひつじに歌をおしえたけれど
うたえる歌はひとつ めえめえめえ 

本を読んであげても、歌の本を読んであげても、耳の後ろをかいてやっても
めえめえめえ!

というなんともかわいい絵本です。
M・Bゴフスタインの絵本で谷川俊太郎さんの訳がついています。

管理人

このお話には歌もあります。知っている方は歌いながら聴かせてあげうるのもいいですね。


こんなかわいい英語CDとぬいぐるみもありますよ。


『ねむたいひとたち』M・Bゴフスタイン

ねむたいひとたちは

ねむたいひとたちは
ねむれるばしょさえあれば
どこでもいいのです         引用-ねむたいひとたち

産後疲れで眠くなっちゃうママに、そっとよりそってくれそうな一冊。
こちらもゴフスタインのゆるくてかわいいキャラクターが、癒やしてくれる絵本です。


『ちっちゃいさん』イソール

はだかんぼうで、どこからともなくやってくる生命体のように描かれる、ちっちゃいさん。
このいきものは手の中にすっぽりはいって、んぎゃーんぎゃーと泣きながらやってくる。
「ちっちゃいさん」という名前で描かれたのは赤ちゃん。子育てに奮闘してるママたちなら「そうそう笑」とちょっと涙を滲ませながら笑ってしまうのでは。
大事なお客様をお迎えしたような赤ちゃんとママのまだ緊張感のある間柄がやがて、きちんと親子の形になっていくんだと描かれいます。赤ちゃんに聞かせてもわからない絵本ですが、大丈夫。一緒に聞いてくれるので読んでみてくださいね。


【生後1ヶ月から】はじめは赤が見えるようになる

赤ちゃんが色を認識するはじめての色は「赤」だそうです。
まずは赤ちゃんがつかれてしまわないように、ゆっくりと成長にあわせて少ない色の絵本から挑戦してみましょう。
お顔の近くで読んであげてくださいね。

『あかあかくろくろ(いっしょにあそぼ)』かしわらあきお

赤ちゃんがようやく見えてくる、赤、黒、白がメインでできた絵本。
真っ赤なりんご、しろいねこ、ちいさな金魚が表紙のかわいい絵本です。
赤ちゃんが見える色でられているから初めてものの名前を覚える絵本に最適です。
お顔のちかくでよんであげてくださいね。


『0歳児とのあそびかた大全』

絵本ではありませんが、赤ちゃんとの遊び方が月齢ごとに紹介されている本。
赤ちゃんはまだお話もできないし、体も動かせない時期。「あそんであげなきゃ」「どんな言葉をかけてあげようかな」と悩んでいる人におすすめです。


『うたえほん』土田善晴

ゆりかごのうた、ちょうちょう、いぬのおまわりさん、どんぐりころころなど小さい頃に歌ってもらった子守唄が26曲、楽譜と歌詞が掲載されています。「急に歌詞をわすれちゃった」「ママの声でうたってあげたい」人におすすめです。


【生後2ヶ月から】はっきりした色のおもちゃを認識しはじめる

生後2ヶ月は、「赤や黄色など発色のいい色」や「音のなるもの」が好きになってくる時期。
まだ、絵本を読んであげて反応できるかは難しい時期ですが、音や形、感触で楽しめるものがおすすめです。お顔の近くで読んであげてくださいね。

『しましまぐるぐる』ぬのひもえほん かしわらあきお

『あかあかくろくろ』のかしわらあきおさんの絵本が、赤ちゃん用に布ひも絵本になりました。
赤ちゃんがだいすきな しましまとぐるぐるで「あかちゃんが泣き止んだ」「見入ってくれる!」と人気の絵本です。
手の感触や音でも楽しめるので赤ちゃんが夢中になれる要素が満載です。


『もいもい』市原淳

もいもいもいの言葉だけで構成されている絵本。おおきなもいもいや、ちいさなもいもい。
単純な音と絵がマッチしているのでわかりやすい絵本です。角の丸い小さなハード絵本なので赤ちゃんにも安心です。


『もぐもぐばあ』

こちらも布製のしかけ絵本です。
2か月ではまだ自分でとって遊ぶのは難しいですが、掴んでみたり振り回してみたりしても怪我がありません。
大人が絵本をカシャカシャ音をたててあげたり、めくってみせてあげてくださいね。「ぶどう美味しそうだね。パクッ」食べるまねをしたり、赤ちゃんのほっぺも「これはぶどうかな〜、パクッ」など自由な会話で接してあげられます。


【生後3ヶ月から】いろんな色を認識できるようになる

視力や聴力が発達してきた時期。「擬音語のように音の繰り返しのある絵本」や「はっきりしているけれど優しい色彩の絵本」を選んでみましょう。

『いないいないばあ』きむらゆういち

絵本をひらくとおててで顔を隠した動物たち。
「こいぬのころは、いないいない・・」「ばあ」と、おてての折込ページをめくると隠れていたお顔がでてきます。
縦開きに読む絵本なので、とてもダイナミック!かわいい大きな絵柄のしかけ絵本なので、お友だちがでてくるようなたのしい絵本です。


『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ

いぬ わんわんわんわん みずじゃあじゃあじゃあ など 生活のなかで身の回りにあるものと音のつまった絵本です。
色が見えてくる赤ちゃんに はっきりしているけれど優しい色づかいで描かれているので安心してふれあえる一冊。


【生後4ヶ月から】目と手の調和がとれるようになる

目や手の調和がとれるようになったら、ちょっと変わった手触りやストーリー展開の絵本を取り入れてみましょう。
毎日世界の全てが新しいあかちゃんに、絵本のおもしろさをまた知ってもらう3冊です。

『ふわふわどっち?』accototo

手から刺激を感じられる絵本。右と左のページに動物が描かれ、右のページにはふわふわした毛やでこぼこしている部分が一部用意されています。ついつい触ってみたくなる手触りのたのしいしかけです。


『がたんごとんがたんごとん』安西水丸

かわいい黒い汽車がやってきます。「がたんごとんがたんごとん」お客さんが「のせてくださいーい」といって汽車にのってすすみます。またすすむとまたお客さんが「のせてくださーい」といってすすむというストーリー。
ページがすすむごとに増えていくおきゃくさんと、がたんごとんがたんごとんというオノマトペが心地よい絵本なので赤ちゃんが目でおいながら読み進められます。そのうち、あかちゃんが次のページ次のページと手でめくってくれることも。


『もこ もこもこ』谷川俊太郎

「しーん」としずかな地平線のような絵本の一面。突然登場するふしぎな「もこ」。それは次第に「もこもこ」とおおきくなって、となりには小さな「にょき」も登場します。「もこもこ」は更に大きくなり、「にょき」も「にょきにょき」とそだつ。絵と文字が一体感を持って共鳴しあうような不思議な世界観です。最後のページからまたスタートできるような展開も小さな赤ちゃんなのに、ドキッとして見ていますよ。


【生後5ヶ月以降】首が座っておすわりができるようになる

そろそろ早い子は赤ちゃんの椅子におすわりができるようになるころ。自分で座れるようになるとママやパパが赤ちゃんの表情をみながら向かい合って読めるのが楽しいですよ。
この頃から赤ちゃん絵本とよばれる絵本はいろんな絵本に挑戦してみましょう。はじめは「よくわからないかな」と思えそうな顔つきでも時間を経て急に大好きな絵本になることがたくさんあります。

5ヶ月目以降に読んだらよかった絵本はこの◯冊です。

『おつきさま こんばんは』林明子

赤ちゃんの大好きなまんまるお顔おつきさまの絵本。黄色とブルーを基調とした洗練されたデザインです。言葉遣いもとても丁寧で、シンプルなのに赤ちゃんもママもほんのひととき心がうごくのを感じる一冊です。


『かおかおどんなかお』柳原良平

トリスの絵柄で有名な柳原良平さんのお顔のイラスト。まあるいおかおに、目がふたつ、鼻がひとつ、くちもひとつ。
読みながら、ママやあかちゃんの目・鼻・口を触ってみてあげてください。たのしいかお、かなしいかお、わらったかお、ないたかお。いろんなお顔が登場します。真似っ子しながらたのしめますよ。


『お?かお!』ひらぎみつえ

指でスライドする知育絵本です。口をスライドすると絵本の目がきょろきょろ動いたり、鼻を動かすとわっはっはと笑う表情になったり。絵本にでてくるお顔たちの表情がとても豊かで楽しい絵本です。赤ちゃんが指で試してみたくなるシリーズです。


『ピヨピヨだあれ?』いりやまさとし

窓の中からのぞいている動物の鳴き声から「ピヨピヨだあれ?」と開くとひよこさんが登場。つづいてねこさんやいぬさんが登場します。いりやまさとしさんの、あったかいイラストと窓付きの絵本に赤ちゃんをワクワクさせてくれます。最後はこれはだあれ?と鏡付き。鏡を見慣れない赤ちゃんのびっくりした顔やにっこりした顔がたまりません。


『にゃんにゃんわん!』わだことみ・冬野いちこ

だんだんだあれ?といいながらページを開くとかくれんぼしていた動物が登場する折込式のしかけ絵本です。
動物園で人気の動物たちが鳴き声といっしょに登場するので、名前や鳴き声をおぼえられますよ。


『まるまるまるのほん』エルヴェ・テュレ

絵本に登場する赤・黄・青の丸をクリックすると増える丸たち。
絵本を傾けたり、息をふきかけると端っこに寄ってしまったり・・手をたたくとどんどん大きくなったり
まるで絵本のマジックみたいな素敵な絵本ですよ。


さいごに 月齢を過ぎてもずっとつきあえる絵本です。

成長過程とおすすめの絵本はあくまで目安なので、
もっと月齢がたってから赤ちゃんが気に入ってくれることがあります。
生後◯ヶ月と書いていますが、その月齢しか適さない本ではなく、
適齢期から、これからもずっと付き合ってほしい絵本です。

これからいろんな絵本にふれあっていく赤ちゃんが、絵本から学んだり感動をしていくことになります。
うまく絵本がおともだちになれるように、出会いの場をふやしてあげてくださいね。

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この記事を書いた人

広島在住。O型。水瓶座。釣好き夫とやんちゃな息子の3人暮らし。
年間300冊の絵本読み聞かせをする絵本マニア。40代主婦ブロガーです。
高齢出産経験を活かして出産育児情報やこれからのパパママに役立つようなブログもおとどけします。

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