こんにちは。管理人のネズミックです〜🐭🚽
「トイレトレーニング、いつ始めたらいいんだろう?」「うちの子、なかなかやる気になってくれなくて…」
もし今、こんなお悩みで立ち止まっているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
- 何から始めたらいいの?
- 始めるタイミングがわからない…
- 子どもがトイトレを嫌がる…
- おまる?補助便座?どっちがいいの?
- 失敗したとき、どう対応すればいい?
わが家でも、2歳を過ぎた息子がなかなかオムツから卒業できずにいた頃、ちょうど暑くなり始めたタイミングで本格的にトイトレを始めました。
今回は、そんなわが家のリアルなトイトレ体験談と、親子で楽しく乗り切るためのヒントをご紹介します!
絵本で興味津々!「トイレって何?」
トイトレのきっかけは、まず絵本からでした。2歳ごろから、トイレにまつわる絵本を少しずつ読み聞かせ。特に息子のお気に入りだったのは、『おむつのなか みせてみせて』というユーモラスな絵本です。ねずみくんがいろんな動物の「おむつのなか」を覗いていく内容で、息子も「なにが出てくるの!?」とワクワクしながら楽しんでいました。
「トイレって何?」「みんなもしているんだ」と興味を持つきっかけにはなりましたが、実際にはなかなかオムツから離れられず…。息子なりに理解はしているものの、まだその気になれないようでした。
実際に息子が夢中になった絵本はこちらです!
最初の一歩はおまるから!
そんなとき試してみたのがおまるです。おもちゃのような見た目だったこともあり、息子は「これ、座っていいの?」と興味津々。最初は何も出なくても、「座ること」に慣れる良い機会になりました。
おまるで座る練習は、二段階で進めました。
服を着たまま、絵本を読んだりおもちゃで遊んだりしながら、おまるに座ることに慣れさせました。
しばらくはリビングにおまるを常設し、座ることに慣れたら、今度はご飯を食べたり、飲み物を飲んだあと少しおいて、ズボンとパンツを履いてない状態で座ってみることに。「おしっこしていいよ」と教えてあげると、最初は抵抗感ありながらも自然とできるようになりました。おしっこは出すタイミングが難しいですよね。だからこそ、とにかくズボンとパンツを履いていない状態で座ってみる練習を重ねました。服を脱いで座ることに抵抗がないよう、少しずつ慣らしていったんです。

2〜3回成功した頃から息子にも自信がつき始め、「(もうすぐ)おしっこでるよ」と教えてくれるようになりましたよ!
うんちは少しハードルが高く、出そうなときは立ちながら力むような表情をしていたので、そのタイミングを逃さずに素早くズボンを脱がせておまるへ誘導。これを何回か続けていくうちに、うんちも成功するようになっていきました。
おまる選びのポイント
わが家では、取り出しやすいようにリビングでトイトレを始めたかったので、シンプルで安定感のあるおまるを選びました。実際に使ってみてわかったポイントをまとめました。
形と素材
プラスチック製で洗いやすいもの、シンプルなデザインで部屋に馴染むもの、キャラクターものなど様々です。お子さんが気に入ってくれそうなものを選ぶのが一番ですが、お手入れのしやすさも重要です。
高さと安定性
お子さんの足がしっかり床につく高さで、座った時にグラグラしない安定感があるかを確認しましょう。安定しないと怖がって座ってくれないこともあります。
処理のしやすさ
使用後のおしっこやうんちの処理がしやすい構造かどうかも大切です。特に、受け皿が外せるタイプを選ぶのがおすすめです。
おまるには、ビニール袋をセットして使うタイプと、そのまま受け皿を使うタイプがあります。ビニール袋を使うタイプは、排泄後そのまま捨てられるので衛生的ですが、使ったビニール袋の臭いや衛生面は気になりますよね。わが家では、中身をトイレに流したあと、使用済みビニール袋はおむつ用のゴミ箱に捨てていました。
一方、ビニール袋を使わないタイプでも、排泄後に中身をトイレに流し、受け皿をすぐに洗面所で洗えば清潔さを保てます。おむつ用のゴミ箱がない場合は、ビニール袋なしのタイプの方が、余計なゴミが出ず、都度洗うことで衛生的に使えるので良いですよ!
わが家で大活躍したアイテムは残念ながら販売終了してしまいましたが、機能面や使い勝手が似たタイプのものがこちらです!



蓋はついていませんが、排泄後は受け皿を外してすぐに中身をトイレに流し、洗面所で洗って設置すれば、我が家のようにリビングでの練習をしたい方でもそれほど気にならないと思います。蓋が無い方が子どもにすぐ排泄させやすいんです。
おまるからトイレへ!徐々にステップアップ
おまるに慣れてきたら、次のステップです。リビングに置いていたおまるを、毎日10cmずつこっそりトイレの近くへ移動させました。息子が「おしっこ〜」というタイミングで「はい、座ろう〜」と自然に誘導し、トイレまで行って座ることにも慣れていきました。
トイレに座るための工夫
おまるから大人用のトイレへ移行する際、次に出てきたのは高さのハードルでした。階段式の補助便座も試しましたが、わが家で使っていた階段式のものは折りたたみ式で、広げて階段の角度や、便器のハマり具合の角度を調整する必要があり、よじ登っている間に便意が去ってしまうこともあり断念。 代わりに活躍したのが、踏み台と子ども用便座です。


この上に乗って便座に座ります。


足がぶつからず快適に使えます。
踏み台は、狭いトイレでもしっかり安定感のあるものを選びました。ただ、トイレに置くとそれなりに存在感があるので、使う時は引き出し、大人が使う時はトイレ側に寄せて使えて便利ですよ。
快適なトイトレをサポートしてくれたアイテムは、こちらから詳細をご覧ください。



わが家で使った踏み台は、配送時はバラバラの状態でしたが、不器用なわたしでも説明書を見ずに30分程度で作れました。
2年ほど使っていますが、問題なく使えています。子どもの成長に合わせて高さの調整も可能です。
\ ちなみに.. /
家でも外出先でも安心!折りたたみ便座の活用
子ども用の便座ですが、おまるで排泄することは慣れてきたのでとにかくすぐに置いて設置できるものを探していました。我が家は旅をすることが多いので、当時生協で購入した折りたたみ式の子供用便座を使用していました。家では広げた状態で、外出先は折りたたんで持っていきます。






「ひやっ」と感が無くなるようにはじめのうちから、この折りたたみ便座にニトリのU字の便座カバーをかけて今でも使っています。
慣れてくると、息子は「トイレ行きたい」と自分から言えるようになり、外出先でも大人用の便座に座ってできるようになりました。一緒について行ってあげれば、補助便座なしでもスムーズに使えるように。また、お出かけの際は遊びに夢中になってトイレに行きそびれることがないよう、「ママがトイレ行きたいからつきあって」とこまめに声をかけ、ついでに一緒に入ってしまう工夫もしていました。
家でも外出先でも活躍する、おすすめの補助便座と便座カバーはこちら!
パンツデビューと自信の芽ばえ
いよいよパンツデビュー!最初は不安げだった息子も、新しいパンツを履いてお出かけすると、他のママたちに「もうパンツなの?すごいね!」と声をかけてもらって、誇らしげな笑顔に。
家では親の声かけがプレッシャーになることもありますが、ママ友の優しい一言はグッと響いたようで、「僕、パンツなんだよ」と自信満々に言っていたのが印象的でした。


もちろん、パンツデビュー後も失敗することはありました。
そんな時、わが家では「大丈夫。今はまだじょうろの大きさが小さいから出ちゃうけれど、少しずつ大きくなってきたから、じょうろもちょっとずつ大きくなってるんだよ。だから絶対上手にできるようになるよ。我慢すると溢れちゃうからトイレにいこうね」と、じょうろにお水をためてみせながら明るく声をかけることを意識。決して叱らず、一緒に着替えたり、片付けたりする中で「次はうまくできるぞ」という気持ちを育むようにしていました。
仕上げのステップは「じぶんで拭けたかな?」
トイレに行って、出して、流して。あとは「じぶんでおしりを拭く」練習です。ここで活躍したのが、『じぶんで おしり ふけるかな?』という絵本です。イラストで拭き方の手順が分かりやすく、息子も「僕、これ読んだからできるよ!」と前向きに取り組んでいました。
最初は一緒に確認しながらでしたが、少しずつ、一人で拭いて、トイレを出られるようになってきました。
トイトレのやる気を引き出してくれた絵本は、こちらでチェックできます。
おねしょ対策は水濡れ防止シーツでカバー
昼も夜もパンツで過ごせるようになっても、寝ている間はまだ不安定なこともあります。
そんなときに役立ったのが水濡れ防止シーツです。おふとんの上に敷くだけでOKですが、わが家のものは薄地の素材なので、上に敷きパッドを敷いて使っています。
もしも漏らしてしまっても、敷きパッドと一緒に洗濯機で丸洗いできます。
乾燥機OKと書いてあるものを買いましたが、乾燥温度上限が60度までなのでソフト乾燥の設定にするか浴室乾燥機で乾かしています。布団に染み込むことがないので大助かり!こういうものを使って親も子も、心にゆとりをもてるとパンツ移行のストレスが軽減されます。
夜の安心を支えてくれたのが、このシートです。
わが家のトイトレに役立ったアイテム
今回ご紹介したアイテムは、こちらからまとめてチェックできます。
- 『おむつのなか みせてみせて』(文・絵:ヒド・ファン・ヘネヒテン/訳:松永りえ/パイ インターナショナル)
- 『じぶんで おしり ふけるかな?』(深見春夫, 藤田紘一郎/岩崎書店)
- タオル地のU字便座カバー(冷たさ対策・洗濯OK)
- 踏み台(高さ対策)
- 折りたたみ式補助便座(外出先でも安心)
- 水濡れ防止シーツ(おねしょシート)(寝ている間の失敗対策)
おわりに|トイトレは「成長の旅」
トイトレは、「できた/できない」だけでは語れない、親子で過ごす「成長の旅」のような時間でした。
もちろん、失敗しちゃうこともあります。まだ体に慣れてないから、ということもあるんです。こんな時こそ「大丈夫だよ」「次は頑張ろうね」と優しく声をかけて、お子さんの気持ちに寄り添うのが何よりも大切。焦らず、他の子と比べず、お子さんのペースを見守ってあげてくださいね。
夏という過ごしやすい季節をきっかけに、おまるからパンツ、おしり拭きまでの“小さな冒険”を、親子で楽しんでみてください。