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【5〜7歳向け】『さかさまになっちゃうの』|文字に悩む子どもに寄りそう勇気の絵本レビュー

さかさまになっちゃうの

タイトル:さかさまになっちゃうの
作・絵:クレア・アレクサンダー
訳:福本 友美子
出版社:BL出版
発行日:2013年3月1日
対象年齢:幼児向け
ISBN:978-4776405641

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目次

あらすじ

アルフィーは字を書くのが大の苦手。
せっかくがんばって書いても、文字の形が上下さかさまになったり、右と左が逆になったりしてしまいます。

「どうしよう。先生に聞きたいけど、笑われるかもしれない」
胸がどきどきするアルフィー。

でも――だれだって、こまったときは聞いていい。
先生や周りに相談する勇気を描いた、子どもたちへの温かいメッセージが込められたお話です。

読んで感じたこと

「て(手)であそぶのたのしいな」と息子が書いたねずみさん

この写真は、息子が5歳になったばかりの頃に描いたものです。
「て(手)であそぶのたのしいな」と言うねずみさん。右から左に文字を書いています。

濁点の位置や書き順も独特で、すべてが逆さま。でも小さな子どもたちには“あるある”の世界です。

大人から見ると微笑ましい場面ですが、小学校へ行く準備段階になると「直さなくちゃ」と焦りも感じてしまいます。
とはいえ、正しさばかりを押しつけると、子どもはへそを曲げてしまうことも。ここは慎重に見守りたいところです。

そんなことを考えていた矢先に出会ったのが、この絵本でした。

『さかさまになっちゃうの』は、「字を正しく覚えなさい」と言う本ではなく、「わからないことは先生に聞いてもいいんだよ」という優しいメッセージを伝えてくれる一冊。
親としても「先生にたずねる勇気」をサポートしてくれる心強い本だと感じました。

私自身も子どもの頃、質問するのが苦手でしたが、不安や心配を抱えている子は自分だけじゃないんですよね。

読み聞かせのとき、文字をうまく書けなくて恥ずかしがるアルフィーに対して、息子は「どうして?元気だして!」と小さな友人のように語りかけていました。

そんな気持ちを実際の生活でも持ち続けてほしいな、と願わずにいられません。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

『さかさまになっちゃうの』は現在 絶版 となっており、新刊で見かけることはまれです。
もし書店や通販で新刊を見つけたら、とてもラッキー! ぜひ手に取ってほしい一冊です。


『さかさまになっちゃうの』は、ただ「文字を逆に書いてしまう子の話」ではなく、
「聞く勇気を持つこと」「失敗しても大丈夫」というメッセージが、多くの親子に響いている絵本 でした。

楽天ではレビューは見つかりませんでしたが、Amazon・絵本ナビ・読書メーターでは、

  • 子どもの共感(自分と同じだ!)
  • 親の学び(サポートの仕方を考えさせられる)
  • 入学前後にぴったり(学校や家庭での読み聞かせに最適)

という3つのポイントが特に強調されていました。

書くことに悩む子どもへの共感

  • 文字がさかさまになったり、上下左右が逆になったりする様子に「うちの子も同じ!」と共感する声が多く見られました。
  • 読書メーターのレビューでは「娘も縄文文字みたいに書く」「息子に重なった」と、子どもの実体験とリンクして読む家庭が多数。
    引用元:Amazonカスタマーレビュー/絵本ナビ/読書メーター

「聞いてもいい」という勇気を与える絵本

  • Amazonレビューでは「分からなければ聞いていい」というメッセージが子どもに伝わり、勉強に前向きになったという声。
  • 絵本ナビ・読書メーターでも「聞くのは恥ずかしくない」「勇気を出せるようになる」という点に評価が集まっていました。
    引用元:Amazonカスタマーレビュー/絵本ナビ/読書メーター

親の気づきと安心

  • 「できないのは努力不足じゃなくて、サポートや環境で変わることを学んだ」(Amazon)
  • 「親も子どもの気持ちに寄り添わなきゃと思えた」(絵本ナビ)
  • 「分からないことを素直に言える教室の空気が大切だと感じた」(読書メーター)

子どものリアルな反応

  • 「『さかさまになっちゃうの』と呪文のように繰り返した」(絵本ナビ)
  • 「『お、がむずかしいよね』と共感しながら聞いていた」(読書メーター)
  • 読んだあとに励まされたり、自分のこととして重ねている姿が多く報告されています。

読み聞かせ・入学準備におすすめ

  • 「小学校の図書室にあるといい」(読書メーター)
  • 「新一年生に向けて読みたい」(絵本ナビ・読書メーター)
  • 入学前後の子どもにぴったりという意見が多く、実際に図書館や家庭での読み聞かせに使われているようです。
    引用元:絵本ナビ/読書メーター

こんなときにおすすめ

  • 入学準備の時期に
     就学前や小学校低学年で「字を書くのが難しい」と感じている子に。
  • 文字や学習につまずいている子に
     「できないのは自分だけ?」と不安になっている子に、安心と共感を届けてくれます。
  • 勇気を出して質問できるようになってほしいときに
     「先生に聞くのは恥ずかしい」と思っている子へ、“聞いていいんだよ”と伝えるきっかけに。
  • 保護者や先生が子どもの気持ちを理解したいときに
     努力不足ではなく「困っている」という視点を持つきっかけになります。
  • 読み聞かせの場で
     入学式前後の図書館や学校での読み聞かせにぴったり。クラスの空気をやわらかくするお話としてもおすすめです。

年齢別:
幼児向け 

シーン別(いつ読む?):

おやすみ絵本 プレゼントにおすすめ  イベント・集まりで

季節別: 
通年(オールシーズン)

学び・教育: 
園生活に役立つ 感情を育てる 親子で考える 

好きなタイプ(興味軸):
動物好きに.. 安心感を求める子に..

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
親子で600冊の絵本をめくってきた時間をブログに綴っています。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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