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【親子で氷河期展】国立科学博物館でマンモスに会ってきました!子どもと楽しむ展示レビュー

目次

氷河期展へ行ってきました

氷河期展(2025)エントランスの様子
土曜日の会場は熱気でいっぱい。入口のマンモス親子は大人気でした

2025年7月12日(土)〜10月13日(月・祝)、東京・上野の国立科学博物館で開催中の「氷河期展」に5歳の息子と出かけてきました。
大迫力の復元模型や化石標本がずらりと並び、親子で驚きと発見の連続!その体験をレポートします。

氷河期展の見どころは3ゾーン

会場は大きく3つのゾーンに分かれていて、動物展示から人類展示、日本列島の展示へとつながる流れ。
子連れの場合は「どこで盛り上がるか」をあらかじめ把握しておくと安心です。
入口すぐにマンモス、途中には人類展示、ラストには日本列島の動物たちと、盛り上がりポイントが散りばめられていました。

©国立科学博物館「氷河期展」会場マップ

入ってすぐ、巨大マンモスのお出迎

会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはケナガマンモスの親子の復元模型と骨格レプリカ。迫力満点で、息子も大人も思わず「わぁ!」と声をあげてしまいました。

会場に入ってすぐ、迫力満点のケナガマンモス親子が出迎えてくれました

さらに進むと、オオツノジカステップバイソンの展示が。角や体格の大きさに圧倒されます。

氷河期展
現代のライオンとは違い、たてがみがなかったホラアナライオン


告知でみていたホラアナライオン、ハイエナケサイの展示もあり、「この頃からハイエナっていたんだ!」と新しい発見もありました。

また、ユーラシアカワウソヒグマなど現代でも生存している動物たちの展示も。
観客からは「え、これ今でもいるじゃん!」という声も聞こえてきて、氷河期と現代がつながっていることを実感できました。

息子は「親子」をスケッチ

息子は展示をただ眺めるだけでなく、真似したり一頭一頭スケッチしながら鑑賞
はじめのケナガマンモスの親子を見て、
「これ、ぼくで、こっちが母ちゃんね」
と満足そうに絵を描いていた姿が印象的でした。

前回はじめての恐竜博では、じっくり味わうこともなく走り去った博物館体験からから1ヶ月。
さらに、動物の「親子」を見て自分と重ねる息子の視点に、親として胸がじんとしました。

氷河期展でケナガマンモスの親子をスケッチする子ども
氷河期の世界をノートに残そうとする姿に、子どもの成長を実感しました

人類展示の驚き

極寒でも上半身ハダカのネアンデルタール人
思わず“イケメン!”と声が出たクロマニョン人

氷河期展では動物だけでなく、ネアンデルタール人とクロマニョン人の復元模型も展示されています。
筋肉や表情まで細かく再現されていて本当にリアル。しかもクロマニョン人が妙にイケメンで、思わず笑ってしまいました。

さらに驚いたのは服装の違い
ネアンデルタール人はなんと極寒の地でも上半身ハダカ。
一方、クロマニョン人はフード付きの毛皮の衣服に靴まで履いた姿でとてもおしゃれ。
比べることで、人類の進化や環境への適応力が一目で感じられました。

“おしゃれ心”は人類の本能

生活道具と並んで展示されていたのが、ネックレスなどの装飾品
「文明が発達したての時代にもうアクセサリー?」と驚きました。
誰に教わったわけでもないのに、人間は昔からおしゃれ心を持ち、美しく飾りたいという気持ちがあったんだと感動しました。

触って学べる体験コーナー

想像以上の大きさと硬さに、息子も思わずびっくり!

「さわってみよう」のブースでは、実際に毛皮や歯に触れることができました。
イノシシとトナカイの毛皮を触り比べて、
「こっちはふわふわ」「こっちはゴワゴワしてる!」と息子は大興奮。
さらにオーロックス(古代の牛)やマンモスの歯にも触れ、想像以上の硬さと大きさにびっくりしていました。
触れる体験は、子どもにとって“記憶に残る学び”になりますね。

氷河期はなぜ訪れた?地球への気づき

展示には「なぜ氷河期が訪れたのか」の説明もありました。
そのときは夢中で走り回る息子を追いかけて読めなかったのですが(笑)、あとから写真を見返して感動。

火山の噴火で大量のCO₂が排出され温暖化した気候が、大陸の移動によって山脈ができ、CO₂が地中や海に固定され、やがて寒冷化へと向かっていったそうです。

いまの地球温暖化を思うと、CO₂排出を抑えることの大切さをあらためて実感。
「いっぱい植物を育てよう」と、親子でできる小さなことを考えるきっかけになりました。

お土産コーナーもチェック!

最後はお楽しみのお土産コーナーへ。
特別展仕様のケナガマンモスぬいぐるみオリジナルTシャツお菓子類などが並んでいました。

以前の巨大恐竜博でアニアが販売されてたので、お土産はアニアのマンモスがいいなあと心を決める息子。

ただ、息子が一番期待していた「アニア」は販売しておらず…。
「じゃあマンモスのアニアを探そう!」と博物館をあとにしておもちゃ屋さんに行ったものの、こちらにもアニアは恐竜と動物ばかりでマンモスがなく・・!!最終的に選んだのはライオンの親子アニア
「これは鬣のないホラアナライオンってことにしよう!」と自分なりに解釈してご満悦。
そんな柔軟さに親として思わず笑ってしまいました。

常設展チケットでは入れないので注意!

「氷河期展(国立科学博物館特別展)」は、常設展チケットやアソビューでは入場できません。
必ず公式サイトまたは会場窓口で専用チケットを購入してくださいね。

👉 公式チケット購入ページはこちら(最新の料金・空き状況が確認できます)

まとめ

氷河期展は、巨大マンモスに圧倒され、動物や人類の進化に驚き、触れる体験や学びもたっぷり。
子どもも大人も、それぞれの視点で楽しめる展示でした。

恐竜好き・動物好きのお子さんはもちろん、理科や歴史に興味を持ち始めた子にもおすすめです。
この夏、親子でぜひ“氷河期の世界”を体験してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
親子で600冊の絵本をめくってきた時間をブログに綴っています。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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