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Mommy?

タイトル:Mommy?マミー? (とびだししかけえほん)
作:マシュー ラインハート
絵:モーリス センダック 
訳:きたむら まさお
出版社:童話館出版
発行日:2008年9月1日
対象年齢:小学生向け,大人向け
ISBN:978-4499282222

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目次

あらすじ

\ この絵本の特徴はこの3つ!

  • “怖さ×芸術”が融合した、センダックらしい世界観
  • ページいっぱいに飛び出す、迫力満点のポップアップ仕掛け
  • 「Mommy?」の一言だけで進む、想像力を刺激する物語

「Mommy?」と声をあげながら、お母さんを探すひとりの幼い子ども。
たどり着いたのは、オオカミ男やミイラ、フランケンシュタインなど、モンスターたちがひしめく不気味なお屋敷です。

次々と立ちはだかる怪物たちを前に、子どもは少しもひるまず、包帯をほどいたり、ズボンを引き下ろしたりと、ユーモラスに切り抜けていきます。

そしてページをめくるたびに飛び出す迫力あるしかけの奥で、ついに「マミー!」と呼べる存在に出会うのです。

読んで感じたこと

センダックの怖さある絵だけど、フランケンのネジや狼男のパンツ姿などユーモアもいっぱい

ママ友に「怖い絵本を見つけちゃってさ…」と教えてもらったのが、この『Mommy?』でした。しかけが飛び出すタイプの絵本です。

5歳の息子はいまやゴーストや骨が大好き。図書館に行けば怖い絵本を手にとっては「こわかった〜」と夜にドキドキしてしまうタイプです。そんな息子ですが、この絵本は怖いタッチでありながら、何よりもしかけの豪華さに夢中になって、震えるような怖さは感じなかったようでした。

さらに印象的だったのは、しかけのつくり。合成部分が開くときに「ギギギ…」と音を立てることがあって、その偶然の演出がまたおどろおどろしくて雰囲気満点!
しかも、開いてみると右ページまでさらにめくれる仕掛けになっていて、「まだ続きがあるの!?」とワクワクさせてくれます。

しかけもただ飛び出すだけではなく、包帯人間(マミー)がくるくる回り出したりと、ギミックの一つひとつが細かく工夫されています。ページをめくるたびに大人の私も「おお〜!」と声が出てしまうほどでした。

そしてもうひとつ母としてドキドキしたのが、“ポップアップを壊してしまわないか”ということ。5歳児にセンダックのしかけ絵本を渡すなんて、大胆すぎるかも…と内心ひやひやしましたが、「そっと持ってね」と声をかけると、意外にも力加減を意識して大切に扱ってくれていました。絵本そのものだけでなく、そうした息子の成長を感じられたのも嬉しい発見でした。

そして何より、この絵本の最大の“謎”はラスト。最後に登場する「マミー」は、本当に“お母さん”なのか、それとも……? 読んだあとにふっと不安と想像をかき立てられる、余韻の深い終わり方でした。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

モーリス・センダックの『Mommy?』は、怖さとユーモアが同居するハロウィンにぴったりのポップアップ絵本
レビューでも「不気味かわいい怪物たち」「豪華な仕掛け」が好評で、Amazon平均★4.7の高評価。
少し値段は張るけれど、その芸術性と迫力は大人も楽しめる一冊です。

怖いのにユーモラスで“かわいい”怪物たち

狼男やフランケンシュタインなど不気味な怪物が登場するけれど、赤ちゃんに翻弄されてしまう姿に「怖いけど笑える」「不気味かわいい」という声が多くありました。
(Amazon/絵本ナビ/読書メーター)

豪華で大胆なポップアップ仕掛け

包帯が回転するミイラや、大きく飛び出すモンスターたちなど、工夫されたギミックに「ページをめくるたびに驚き」「豪華で大胆」と高評価。
(Amazon/楽天/絵本ナビ/読書メーター)

ハロウィンにぴったりの雰囲気

不気味な洋館を舞台にした演出や、モンスターの迫力あるビジュアルから「ハロウィンの飾りにもなる」「季節感に合う」という感想も寄せられています。
(絵本ナビ/読書メーター)

価格やサイズ感への賛否

「予想より小さい」「ページが少ないのに値段が高い」といった指摘がある一方で、「この質とボリュームならむしろお得」という声もありました。
(楽天/読書メーター)

こんなときにおすすめ

  • ハロウィンの季節に:不気味でユーモラスな怪物たちがぴったり。お部屋の飾りにも。
  • 怖いものに興味を持ち始めた子に:怖さを笑いに変えて楽しめるので安心。
  • しかけ絵本好きの親子に:豪華なポップアップやギミックに、大人も子どもも夢中。
  • センダックのファンに:『かいじゅうたちのいるところ』が好きなら必見の一冊。

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
親子で600冊の絵本をめくってきた時間をブログに綴っています。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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