あらすじ
\ この絵本の特徴はこの3つ!/
- 人類が去った地球を舞台にした、終末ディストピア絵本。
- 孤独の中で“カゲ”と“ポー”が導く、希望とつながりの物語。
- 問いを残すラストが、未来を考えるきっかけをくれる。
人間が月へ逃げた後の地球に、ひとり残された「ぼく」。
影に導かれ、崩壊する都市を逃げる中で“ポー”と出会う。
協力して安息の地へたどり着くが、未来への問いを残して物語は終わる。
読んで感じたこと
終末の世界を描いているのに、不思議と“希望の光”を感じられる一冊でした。読み終えたあとに「これでいいのかな?」とモヤモヤが残るのは、まさにウンゲラー作品らしい余韻。すぐに答えを出すのではなく、読者自身に考える時間を与えてくれるんですよね。しかも、この絵本が孫に贈られた遺作だと知ると、そのメッセージは未来を生きる子どもたちへの力強い願いとして、さらに深く胸に残りました。
\📖 5歳の息子に読んだときの反応や、さらにくわしいレビューはこちら/

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
読者の声を見てみると、子どもと大人で感じ方がずいぶん違うのがわかります。
「ちょっと怖い」と感じる子もいれば、「深い寓話だ」と受け取る大人も。まさに読む人の年齢や経験で表情を変える絵本でした。
楽天レビュー
読者の声救いのない本に触れることがないから、前提として救いがあると思ったのかも!
評価は★3〜★5と幅広く、「寓話的で深い」と感じた方もいれば「ちょっと不気味で救いがない」と戸惑う方も。5歳の子どもからは「探検してみたくなった!」という感想も出ていて、大人と子どもで受け止め方が分かれる様子が伝わってきます。
Amazonレビュー



良い絵本・・!
全体的にとても好意的で、シンプルに「良い絵本!」とすすめる声が多め。終末を描きながらも希望を感じられるところが評価されていて、安心して手に取れる印象です。
レビュー



軽い”やばっ”かと思ったら、本当の”やばい”でした・・!
平均★4.5と高評価。特に大人の読者が「哲学的で深い」「ウンゲラーの遺言のよう」と受け止めていました。一方で、小さい子に読むと「ちょっと怖い」との声もあり、年齢によって感じ方に差があるのが特徴です。



「このせかいで なにができるか?」という問いが重く残ります。
感想の幅がとても広いのが印象的。
「災害や戦争の寓意を感じる」「影は兄、ポーは孫の象徴では?」など深読みする人もいれば、「映画みたいにスリルがあって面白い!」と楽しむ声も。子どもには冒険として、大人には寓話として響く、二面性がよく出ていました。
こんなときにおすすめ
- 普段とはちょっと違う、ディープな絵本体験をしてみたいとき。
- 子どもが「冒険」「探検」の物語に夢中なとき。
- 大人も一緒に“世界の未来”や“生きる力”について語り合いたいとき。
- 雨の日や静かな夜、じっくり絵本を味わいたいとき。
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