あらすじ
\ この絵本の特徴はこの3つ!/
- ブランコ・砂山・りんご…“ひとりじめ”したくなる場面がリアルで、子どもの日常そのもの
- こぐまの失敗と気づきを通して、「独り占めより、いっしょが楽しい」に自然と共感できる
- いもとようこさんのかわいいイラストで、”しつけ”がふんわり身につく
きつねとうさぎが仲よくブランコで遊んでいるところに、こぐまがやって来て
「ぼくの番だよ!」とブランコをひとりじめしてしまいます。
そのあとも、たぬきたちが作った砂山を壊したり、
おさるが食べていたりんごを横取りしたりと、ひとりじめが続きます。
ところが、気づけばこぐまはひとりぼっち。
「なんだか楽しくないなあ…」と胸がモヤモヤ。
そんなとき、りすたちがぶどうを分けあって楽しそうにしている姿を見て、
こぐまは大事なことに気づきます。
ひとりじめより、みんなと遊ぶほうがずっと楽しいんだ。
そう思えたこぐまは、今度は自分から「いっしょに遊ぼう」と声をかけます。
読んで感じたこと

『ひとりじめ』は、
“ひとりじめすると満たされるけれど、どこかさみしい”
という気持ちをとても丁寧に描いている絵本だと感じました。
楽しいはずなのに、なんだか楽しくない。
おいしいはずなのに、ひとりだとちょっと味気ない。
幼い子どもがぶつかりやすい感情を、
やさしく、言葉にしすぎない形で伝えてくれます。
いもとようこさんの絵も表情豊かで、
“ひとりじめしたい気持ち”にも“誰かと一緒がうれしい気持ち”にも
そっと寄り添ってくれるようなあたたかさがあります。
※この絵本を読んだとき、私自身が「ちょっと言いすぎてしまった」出来事がありました。
しつけ絵本の読み方について気づいたことはこちらにまとめています↓
リンク
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。
「ひとりじめ」したくなる気持ちと、そこに生まれる“矛盾”を描いている
読者の声ひとりじめの“気持ちの揺れ”をそのまま描くから、子どもも大人も心が動く◎
- 「楽しいのに楽しくない。おいしいのにおいしくない、が伝わってくる」(読書メーター)
- 「ひとりじめするとちょっと満足。でも寂しくてつまらないのが絶妙」(絵本ナビ)
- 「独り占めの快感はほんの一瞬。その後の虚しさがよく描かれている」(Amazon)
- 「ひとりじめするとどうなるか、子どもに分かりやすい」(楽天)
“みんなで遊ぶと楽しい”に自然と気づける構成



説明より“体験としての気づき”で伝わるから、しつけ絵本なのに押しつけ感が少ない。
- 「みんな一緒の方が楽しいね、と気づかせてくれる」(絵本ナビ)
- 「最後に栗を分け合うところで子どもがホッとした」(絵本ナビ)
- 「貸し借りがうまくいかない時期に読んだら効果的」(Amazon)
- 「ひとりじめはその時だけ。みんなで食べると美味しいことに気づく」(読書メーター)
イヤイヤ期〜5歳・小1まで幅広く刺さる



幼児だけでなく、思考が育ち始める5〜7歳の「独り読み」でも心に残る深さ。
- 「2歳児なりに何か感じている様子で、何度も読む」(楽天)
- 「3歳児が“独り占めはだめだねー!”と言いながら真剣に読んでいた」(Amazon)
- 「5歳・小1の“独り読み”にも耐える内容」(読書メーター)
- 「ひとりじめしてしまう子に読み聞かせたい一冊」(絵本ナビ・先生レビュー)
しつけ絵本でありながら、大人にも刺さる“人生のテーマ”がある



“ひとりじめはダメ”ではなく、気持ちへの気づきや他者との関わり方がテーマ。
- 「しつけというより人生哲学だと思う」(Amazon)
- 「心で感じることの大切さに気づかされた」(絵本ナビ)
- 「関わり方を学ぶのは大人でも難しいと感じた」(読書メーター)
- 「わざとらしいという声もあるが、優しい絵で子どもに伝わりやすい」(楽天)
こんなときにおすすめ
- お友だちのものを取りがち/順番を守れない時期に
(ブランコ・砂場・食べ物など、日常シーンが絵本と直結) - 「ひとりじめしたい」気持ちと「でも何か楽しくない」を経験してほしいとき
(気持ちの揺れを“責めずに”見つめられる) - 兄弟・きょうだい間での貸し借りトラブルが続くとき
(物の取り合いが続いている時期に特に響く) - 保育園・幼稚園での友だち関係に悩んでいるとき
(はじめての集団生活で“人との距離感”が分からない子に) - 「みんなで遊ぶって楽しい」を自然に感じてほしいとき
(押しつけではなく“気づき”として受け取れる絵本) - イヤイヤ期〜5歳ごろ、自己主張が強くなる時期に
(2〜5歳は特にひとりじめ行動が出やすい) - “気持ちの言語化”よりも、“気持ちを感じる”読書体験を育てたいとき
(感想を言えなくても、気持ちはしっかり届く) - 「分ける・一緒に遊ぶ」の楽しさをちょっとだけ背中押ししたいとき
(最後のシーンの安心感が、やさしく導いてくれる)
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