MENU
現在サイトのカテゴリ整理中のため、一部の記事が正しいカテゴリに入っていない場合があります。 閲覧はできますので、どうぞごゆっくりご覧ください。
かまきりさまのおとおり

\🔖 取り扱いショップをまとめました/

絵本概要

タイトル:かまきりさまのおとおり
原作:小春 久一郎
作/絵:村上 康成
出版社:ひかりのくに
発行日: 1994年4月1日
対象:幼児向け/小学校低学年
ISBN:978-4564006609

目次

あらすじ

\ この絵本の特徴はこの3つ!

  • 威張っているのにどこか憎めない“かまきりさま”のキャラクターがクセになる
  • 笑える展開の中に「えらいってなに?」と考えさせられるテーマがひそんでいる
  • 虫好きの子が夢中になれる、迫力ある絵とシンプルでテンポのよい構成

いばって歩くかまきりさま。
犬も、女の子も、車までも逃げていく――
「ぼくはえらいんだ」と言わんばかりに、堂々と通るその姿。

でも、アリからセミを横取りしようとしてしまったとき、
物語は思わぬ方向へ進みます。

強そうに見えるかまきりさまが、
本当は“ひとりでは生きられない存在”だと気づかされる、
ユーモアと優しさに可笑しみがにじむ一冊です。

読んで感じたこと

5歳の息子と読んだ絵本です。

最初は、えらそうなかまきりさまに、
「なにこの態度……」と、
わたしも息子も思わず唖然としてしまいました。

かまきりらしいといえば、そうなのかもしれないけれど……
うーむ、なんて横柄なんだ。
ぜんぶ自分の手柄みたいに威張っている!

もう、言いたくてたまりませんでした。

「キミが強いから、みんなが逃げたわけじゃないよ」
「ただ帰っただけだよ、それぞれの用事に」

つまり、最初から相手にもされていないのに、
ひとりで勝った顔をしているだけなのに、と。

でも、何度か読み返すうちに、
ただいばっているだけではなくて、
どこかひとりぼっちで不器用な存在にも見えてきました。

強そうに見えても、
ほんとうは一人では生きていけない。

絵本のなかでは、最初から最後までえらそうなかまきりさま。
でも、虫の世界って、知れば知るほど、生と死が隣り合わせの世界。

滑稽で、ちょっと笑ってしまうあの姿も、
よく考えると――
実はとても必死なのかもしれない。

この絵本は、
深読みすればするほど、
いろんな見え方がしてくる一冊です。


楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。

大人が「記憶」をたどって再会する絵本

読者の声

子ども時代の記憶から、大人になって“再会”しました!

  • 子どもの頃の印象的な場面を、何年経っても覚えている人がいる(引用元:Amazon)
  • 近所では見つからず、探してようやく手に入れたという声(引用元:Amazon)
  • 「懐かしい」「覚えていた」という再読コメントが多い(引用元:絵本ナビ)
  • 昔読んだ記憶から、図書室で子どもが借りてきたというケース(引用元:読書メーター)

「俺様キャラ」が笑えて憎めない

読者の声

「えらそう」なのに「かわいい」――その矛盾がこの絵本の魅力◎

  • 威張りんぼうな性格が面白いという声が多数(引用元:絵本ナビ)
  • 「いばりんぼカマキリ」「俺様キャラ」として印象づけられている(引用元:絵本ナビ)
  • 偉そうに見えるところが、かえって可愛いという声(引用元:読書メーター)
  • 動きの鈍さとのギャップが面白いという指摘(引用元:読書メーター)

子どもは笑って、大人は考えてしまう

読者の声

年齢によって「笑い話」にも「風刺」にも見える一冊

  • 子どもたちは理由が分からず戸惑うこともある
    (引用元:Amazon)
  • 「勘違いしているだけじゃん!」とツッコむ小学生も(引用元:読書メーター)
  • 未就学児は意味が分からなくても雰囲気で楽しんでいる(引用元:読書メーター)
  • 大人のほうが「人間っぽい」と感じてしまうことも(引用元:絵本ナビ)

家庭だけでなく「場」で読まれてきた本

読者の声

家庭の本棚だけでなく、教室や図書館でも読まれてきた絵本!

  • 学校の読み聞かせで使われた記録がある(引用元:楽天)
  • 他の作品とセットで授業用に読まれている例も(引用元:楽天)
  • 幼稚園で購入指定された本のひとつだったという声(引用元:絵本ナビ)
  • 図書館の貸出本として何度も読まれている(引用元:読書メーター)

こんなときにおすすめ

  • 虫に興味を持ちはじめた頃に、ちょっと変わった視点の絵本を読ませたいとき
  • 子どもの「えらそうな言い方」や「強がり」が気になったときのクッションに
  • 親子で笑える絵本を探しているとき
  • 読み聞かせのあとに「どう思った?」と会話を広げたいとき
  • 昔読んだことがあって、もう一度手に取りたくなったとき

絵本カテゴリ紹介

この記事で紹介した絵本は、次のカテゴリに含まれています。
気になるテーマをクリックすると、同じカテゴリの絵本一覧をご覧いただけます。

ネズミック

その子の年齢や気分、読むシーンに合わせて探すと、ぴったりの1冊が見つかります。

🛒 絵本『かまきりさまのおとおり』を探す

\ 絵本『かまきりさまのおとおり』を取り扱いショップでチェック!📕 ✨️/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

コメント

コメントする

目次