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絵本概要
タイトル:ゆうびんやの くまさん
作/絵:フィービ・ウォージントン, セルビ・ウォージントン,
翻訳:まさき るりこ
出版社:福音館書店
発行日: 1987年5月30日
対象:幼児向け
ISBN:978-4834002706
あらすじ
\ この絵本の特徴はこの3つ!/
- 郵便配達という仕事を、やさしく・ていねいに描いたお仕事絵本
- 淡々とした一日のくり返しが、子どもに安心感を与えてくれる
- クリスマス・イブの“待つ時間”まで楽しめる静かな物語
くまさんは、まちの郵便屋さん。
毎朝とても早く起きて、ていねいに手紙や小包を配達します。
今日はクリスマス・イブ。
どの家の人も、くまさんが届けてくれる郵便を心待ちにしています。
忙しい一日を終え、家に帰ってごはんを食べ、眠りにつくくまさん。
すると——イブですから、くまさんのもとにも小包が届いていました。
中身は、あしたの朝のお楽しみです。
読んで感じたこと

6歳になった息子と一緒に読んだ絵本です。
雪が降る街はどこか音を吸い込むように静かで、忙しく始まる一日も、雪がそのせわしなさをそっと消してくれるよう。
くまさんの一日も、まだ暗い早朝から始まりますが、不思議と気持ちは落ち着いていて、丁寧に仕事をしている様子が伝わってきます。
とはいえ、このくまさん、とても真面目な仕事人。
郵便屋さんとして一生懸命働いているのですが、
「郵便局の奥さんがおいしい飲み物をもってきてくれました」
という場面では、左手にクッキーまで持っているのをしっかり確認。
……くまさん、可愛がられてますね。
郵便を配達した先では、
「クリスマスパイとジンジャーエールをどうぞ」
なんて声をかけられてしまいます。
え、今お仕事中ですよね? と、思わずツッコミたくなりつつ、
やっぱりくまさんは町のみんなに愛されている存在なんだなあと感じました。
いいなあ、くまさんに郵便を届けてもらえるおうち。
そりゃ、みんな嬉しくなりますよね。
「うちにも来てほしいな」なんて、親子で淡い妄想をふくらませながら読みました。
寒い一日の終わりには、あたたかいお風呂。
ふかふかのベッドと、サンタさんのための靴下、ミルク、クッキー。
……もう、かわいすぎます。
まじめで、やさしくて、愛されている
郵便屋さんのくまさんのお話でした。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。
楽天レビュー
読者の声クリスマス絵本としては静かだけれど、あたたかい
- サンタが登場しない、落ち着いたクリスマスの描写
- 冬の部屋の様子や、眠りにつく場面が印象的
- 寝る前の読み聞かせにちょうどいい雰囲気
Amazonレビュー



何も起きないのに、何度も読み返したくなる
- 大きな事件はなく、淡々と一日が描かれる
- 誠実に働くくまさんの姿に癒される
- 大人が読んでも心に残る、静かな物語
レビュー



手紙が届くのは当たり前じゃないと気づける
- 郵便を集める・運ぶ・配る仕事が丁寧に描かれる
- 3歳前後でも“お仕事”の大変さが伝わる
- かわいい絵と堅実な内容のバランスが良い



びっくりするほど何も起きないのに、満たされる
- くまさんの誠実さと勤勉さが強く印象に残る
- 挿絵の描き込みが細かく、発見が多い
- 小包の中身を想像する余韻が楽しい
こんなときにおすすめ
- クリスマス前、静かに過ごす夜の読み聞かせに
- 寝る前に気持ちを落ち着かせたいとき
- 「働くってなんだろう?」をやさしく伝えたいとき
- 派手な展開より、ほっこりした絵本を選びたいとき
- 大人も一緒に、同じ絵本を味わいたいとき
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