MENU

5歳息子が「イタリアンブレインロッド」を連呼!子どもの謎ワードブームについていけない親がたどり着いた方法【実体験メモ】

5歳から6歳にかけて、
息子がある言葉を何度も口にするようになりました。

それが、イタリアンブレインロッド

幼稚園で友だちが歌っていたのを覚えてきたようで、
ある日家に帰ると
意味の分からない名前を勢いよく連呼し、
「知ってる〜?」と、思い切りドヤ顔を見せてきます。

親子で動画選び

語感が楽しいのか、
通園の行き帰りや家の中でもクセのように名前を言ったり歌ってみたり・・

最初は数回の流行りだと思っていましたが、
これが毎日になると、
正直、親のほうがしんどくなってきました。

今回は、このブームと親としてどう向き合ったのかを
実体験メモとしてまとめます。

目次

大人気だけど、正直まだついていけていない

イタリアンブレインロッドは、
YouTubeやSNSを中心に広まっている、
ナンセンス系のミームキャラクター群です。

「ブレインロッド」という言葉自体は、「脳が腐る」という意味のネットスラング。
直訳すると少し強く聞こえますが
英語圏では意味のない動画をだらだら見てしまう状態を、
少し自虐的に表した表現として使われているそうです。

助手・くつしたん

本来は自虐や冗談として使われる言葉なんよ。
わしが和訳するなら、愛を込めて
“だめだめなアイツ”とか、”例のあやつ”くらいにしたわい。

ネズミック

え?え?そこ言い直す?


さて、そんなイタリアンブレインロッドですが、 「思考停止系」と言われるのも、 なるほどなあ…と感じる部分はありました。

というのも、 ずーっと続くのは名前の羅列。なんですか、これがハマるんですね?

唱えるほうは心地よいのかもしれませんが、
聞いているだけだと、ちょっとしんどさを感じてきます…

権利の所在が不明なAIミーム

しかも、このイタリアンブレインロッド、
もともと特定の公式がはっきりしないまま広まったミームのようです。

AIによる創作物として拡散され、
二次創作的な動画が大量に作られてきました。

最近では、その扱いや権利をめぐって、少し揉めているという話も目にします。

背景を知ると、距離をとりたいというより
急に動画が削除されてしまう可能性があることのほうが気になりました。


せっかく興味を持った子どもの気持ちが、
大人の事情で簡単に、置き去りにされてしまうで、ちょっと切ないですね。

助手・くつしたん

権利って難しい話よのぅ

とはいえ、一緒に見てみることに

心地よく楽しんでる子どもに、頭ごなしに「その歌、やめてくれない?」と否定するのは
いけない気がしたのでまずは一度、息子と一緒にYouTubeを見てみました。

まず上位にあがってきたのが

トゥーントゥーントゥーン・サフールのトゥントゥンは叩く音♫
サフールの意味はラマダンの夜明け前〜

名前や兄弟を紹介したもの。

わたしトゥーントゥーントゥーン・サフールに「恋をしてる〜」
チンパンジー二・バナニーニは「かわいいよね〜」

といった「 」内のフレーズを替えてテンプレート化して、延々と繰り返している動画、

イタリアンブレインロッドの名前100種類言えるかな
というクイズばかり・・

助手・くつしたん

ストーリーがあるわけではないんじゃな

ネズミック

たくさん覚えるとクラスの人気者なのかな..

繰り返しますが、公式がはっきりしないまま広まった二次創作的な動画が多いんですよね。
動きはかなり滑らかできれいです。

ハマるとのびる、視聴時間

躍起になって、次の動画をどんどん見はじめてしまう中毒性。

実在しないミームの世界にのめり込まれて
動画視聴が止められなくなるのも子どもの特徴なんですよね。

ネズミック

このやめどき問題は、なんの動画でもあるある・・

イタリアンブレインロッドは頭の体操になる?

とにかくキャラクター数の多いイタリアンブレインロッド。

昆虫を覚えたり、恐竜の名前を覚えることや
ポケモンやアンパンマンの名前をたくさん覚えるのと何が違うの?

じぶんに問いかけてみました。

昆虫・恐竜の場合

昆虫や恐竜を覚えるのは、名前を覚えるだけでなく住んでいる地域や、歴史・特性も合わせて覚えることになります。
現実的にいる、もしくは過去にいた生き物を調べることで、これからにつながる学びにつながっています。

ポケモンやアンパンマンのキャラクターの場合

ストーリーがそもそもあるので、強さ、優しさ、弱さを理解して感受性を豊かにつなげることができます。

イタリアンブレインロッドの場合

ストーリー性という意味では全くないブレインロッド
でもキャラクターの名前をおぼえるという意味で「これって、頭の体操になるのかな?」
と考えたこともありました。

名前の語感やリズムを楽しむ点では、たしかに言葉遊びのような要素はあります。
記憶や反復を使う遊びでもあります。

ただ、
考えたり想像を広げたりする要素はあまり増えていかない。

AIなので、特性の書き換えが自由で、
キャラクターの設定も動画ごとにどんどん変わっていきます。

この番組だけを繰り返しても、新しい発見が積み重なる感じは少なく、
長時間続ける“頭の体操”としては少し物足りないと感じました。

助手・くつしたん

でも、ワクワク感があるんじゃろ?
じゃったらたまに見るくらいでええんやない?

ネズミック

それも思うの。
ただ、何度も歌われるのを想像すると、
親のほうが先にしんどくなってしまってね。

歌ってもいいけど、ある程度でやめてほしいことを伝える方法

ささすがに何度も何度も歌われるのは辛くて…。
私なりに、いくつか方法を試してみました。
そのトライ&エラーの記録がこちらです。

✕ NGのパターン

  • 母ちゃんはもうごちそうさま。違う歌が聞きたいな」と伝える

    → 効果:ゼロ
    こちらは丁寧にお願いしたつもり。でも息子はノーダメージ。
    「ふーん」と一瞬こちらを見たあと、ボリュームを上げて再開しました。
    どうやら「母ちゃんの限界」は歌を止める理由にはならないようです。
  1. 違う歌を被せて歌ってみる

    → 効果:マイナス。
    完全に「歌バトル」開幕。負けじと音量を上げてきて、
    こちらの喉だけが先に限界を迎えました。
  2. 「ねえねえ、そういえばさ」と、違う話題を振る

    → 効果なし。
    一瞬こちらを見て、「うん」と返事はする。
    でも次の瞬間、何事もなかったかのように歌に戻る。

△ 多少、変化があった方法

① 昔のCMソングを歌って聞かせる

さすが、記憶に残りやすさを意識して作られているテレビCM。

同じ「無意味さ」なら、
時間に制限がある無意味な歌に絞ってみたらどうだろう?と考えました。

我が家はテレビをあまり見ないので、
思いついたのは、わたしが子どもの頃に見ていた昔のCMソングだけ。

まずは、息子の前で歌ってみることにしました。

この方法も、イタリアンブレインロッドを歌っている最中には
まったく興味を示しませんでしたが、

歌っていないタイミングで、
昔のCMソングのYouTubeを流しておくと、
意外とすぐに覚えて、一緒に歌うようになりました。

“カステラ一番、電話は2番、三時のおやつは文明堂〜♫”
白いこぐまの着ぐるみを来た子たちが5匹で踊ってるCMですね。

ネズミック

記憶してた時より映像は古かったんですが、お風呂で練習したりして
次の日には通園の行き帰りに歌ってました。

ちなみに、「ポリンキー♫ポリンキー、三角形の秘密はね」のポリンキーCMも
歌っていました。

助手・くつしたん

わしも子どもん頃はよう歌ったわ〜

イタリアンブレインロッドを歌う機会がおかげで数回減った感じですが、
現在流れていないCMは友だちへの波及が無く、また友だちの影響もあって
イタリアンブレインロッドに流れて帰ってきました(笑)

今のCMを見せないとですね(笑)

② 歌わせておいて、親が上の空になる

むしろこれが一番平和的な解決だったかも。

イタリアンブレインロッドの歌を息子が歌っていても
相手にせずに、呆然と違うことを考えてみたり、ぼんやりしてみる方法です。

\ 🔎試してみてわかったこと /

わかったのは、毎回真正面から受け止めないこと。
「歌うことを止める」よりも、違うことをする時間を増やしてみたり、親が聞かない時間を作って”いまは子育ての休憩タイム”と思うようにすること。子どもを意固地にさせずにこれだと歌い疲れたときにやめてくれるので、お互いにとっていい方法でした。

息子

あれ?そういえば、母ちゃん歌ってていいの?

一応息子も、母ちゃんが嫌がるのは気にしていたようでした。(それなのに歌うのか・・)

それでもどんなに気をつけていても、「もうその歌やめて」と言ってしまう日もあります。
おとなげないな、と思うけれど、それも今の私の限界。完璧に向き合うなんて、正直、無理でした(笑)

YouTubeで見せないようにする母と、見せちゃう夫・・・

息子は家が好きで、
すぐに帰りたがる
「家好き男子」。

園児なのに、幼稚園で勉強したり課題をやったりなんだかんだと
やることも多くて、2つだけど習い事もして
きっと頭も体も使い切っている。

だから、帰ってきて意味を持たない動画をぼーっと見る時間も欲しいかもしれません。

とはいえYouTubeを解禁にしてる我が家でも、見るものは制限している状態で、
イタリアンブレインロッドをこんなに歌われたらちょっと避けちゃうわたしがいます。

しかし、
ときどき夫が休みの日にこっそり見せていることがこないだ発覚・・・爆笑

お父さんと動画時間

得意そうに
「父ちゃんに見せてもらっちゃった〜」と息子から聞きました。

こうやって、隙間隙間に覚えた情報ってなんて吸収が早いのでしょう・・・!!
別のことに頭を使ってほしいですが、その数時間で毎日見ているかのように
イタリアンブレインロッドのキャラクター数の記憶を増やしていました・・。


全部を見放題にするわけでもなく、
完全に遠ざけるわけでもない。

親が無理をせず、子どもを否定しすぎない。
そのくらいの距離感で、いいのかもしれませんね。

まとめ

子どもの変な癖と向き合うことになった今回の課題。
子育てとはこんなことの連続ですね。
だけど、ブームがあって、長くとも一年続けば子どものほうも忘れるくらいその波は収まる。

今、家の中にも外にも
遊べるおもちゃもたくさんあって、
本を読んだり、作ったり、
動画を見る選択肢もあります。

わたしのような偏った考えにしたら
「イタリアンブレインロッドを見なくたって他のことで遊べばいいのに」と思ってしまう。

しかし、息子にもわたしにも、一日に24時間しかないのです。

人はどうしても、
あるものより
ないものに目が向きがちだから嫌なことは大人でも子どもでも
そこばかりに目がいってしまいがち。

けれど、それを無理にやめさせようとする時間を持つよりも、

24時間の間に、イタリアンブレインロッドを歌う時間もあれば
別の遊びをする時間も使えばいい
んですよね。

つまり、子どもが歌わないようにチカラを注ぐよりも
24時間をどう楽しく使うかに頭を使ったほうがよほど建設的
だよな・・と
あれこれ試してみるうちに考えるようになりました。

これからどんなものに興味をもつようになるんでしょう。
子どもの興味の数は本当に無限で、いまからドキドキです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

コメント

コメントする

目次