あらすじ
\ この絵本の特徴はこの3つ!/
- 狂言をもとにしており、節分を説明する行事絵本とは位置づけが異なる
- 鬼と人間を善悪で割り切らず、人間味のあるやりとりが描かれている
- 対象年齢は3歳表記だが、物語の含みは年齢が上がるほど受け取りやすい
節分の夜。
遠く「蓬莱が島」からやってきた鬼が、ひと休みしようと一軒の家を訪ねます。
そこにいたのは、ひとり留守番をしている女。
鬼は女に思いを寄せますが、話は思わぬ展開を迎え、
やがて豆まきによって夜は終わります。
この絵本は、節分の由来を説明する物語ではなく、
節分の「とある一夜」を切り取った狂言の一幕を描いた作品です。
読んで感じたこと
「節分がわかる絵本」を期待して手に取った
節分のことを6歳の息子に読んで聞かせたくて、
伝統的な「狂言」をモチーフにした絵本なら、
行事の意味や教訓も伝わるのでは──
そんな期待を持って手に取ったのが
『狂言えほん せつぶん』でした。
想像以上に「人間くさい」鬼の物語
ところが、物語は想像とはずいぶん違います。
鬼は得体の知れない悪者ではなく、
欲や感情をむき出しにする、どこか人間的な存在として描かれていました。
女とのやり取りに卑猥な描写はないものの、どこか艶っぽさを感じ、
正直「幼児に読んでいいのだろうか」と迷ってしまいました。
子どもは、気にせず物語を受け取っていた
迷いながら読み聞かせましたが、
息子は深く考え込むこともなく、
展開をそのまま受け取り、あっさりと読み終えていました。
「狂言えほん」だと気づいて腑に落ちた
あとから、この作品が
狂言という演目を、絵本の形に置き換えたものだと気づきました。
人間の欲や滑稽さを描く狂言だと思えば、
この違和感にも納得がいきます。
年齢を重ねるほど、意味や裏を考えてしまい、
かえって楽しめなくなることもある。
この絵本は、無理に説明せず、物語として置いておいてもよい一冊なのかもしれません。
ただし受け止め方には個人差があるため、
このサイトでは、6歳からをひとつの目安として紹介することにしました。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。
楽天レビュー
読者の声狂言としては身近に楽しめるが、展開は淡々としている
- 節分の由来を説明する話ではない
- 鬼が人間的で、かわいそうに見える
- 女のしたたかさ・強さが印象に残る
- 狂言由来の話として理解すると納得しやすい
- 子ども向けというより、大人が読むと感じた人もいる
Amazonレビュー



節分の由来がわかるわけでもなく、鬼がかわいそうで後味が悪い。買わなきゃよかった
- 節分の意味や由来は理解できない
- 鬼が一方的に不憫に見える
- 節分の説明に使いたい大人にとっては、読後感が悪く期待外れだった
レビュー



「鬼より、人間の女が怖い」「大人味の絵本」
- 6〜7歳の子どもが「鬼がかわいそう」と感想を述べている
- 女が強く描かれており、小学生の子どもが「女のほうがこわい」と感じたという声もある
- 鬼と女の立場が途中で逆転する展開を、5〜6歳の子どもが面白がったという報告がある
- 大人読者からは「子どもに読むには気が引ける」「18歳以上でも楽しめる」といった感想が出ている



「面白いが色っぽい」「鬼がかわいそう」
- 鬼が純粋で不器用な存在として描かれている
- 女の言動が計算高く感じられる
- 男女のやり取りが物語の中心になっている
- 色っぽさやセクハラ的に見える場面に言及する声がある
こんなときにおすすめ
- 節分を**「行事の説明」ではなく、物語として味わいたいとき**
- 日本の伝統芸能や昔話に興味がある/舞台鑑賞の前後に
- 勧善懲悪ですっきり終わらない話も、そのまま受け止められる年齢・家庭
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