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こんにちは、絵本ブログ“ネズミック”の管理人です🐭

「おふろイヤ〜!」と逃げ回る子どもに困ったことはありませんか?

今回は、そんな“おふろイヤイヤ期”のきっかけづくりにもぴったりな一冊、
松岡享子さんと林明子さんの名作絵本『おふろだいすき』をご紹介します。

\ 1分でわかる『おふろだいすき』のレビュー記事も読まれています。/

目次

著者・松岡享子さんについて

『おふろだいすき』の作者・松岡享子さんは、児童文学作家であり、家庭文庫「松の実文庫」や東京子ども図書館の設立などを通して、子どもと本をつなぐ活動を続けてきました。子どもの想像力を大切にする温かなまなざしが、この絵本にも息づいています。

\ 松岡享子さんの関連記事はこちら /
ゆっくりですが、レビュー記事を増やしています📚

『おふろだいすき』ってどんな絵本?

基本情報

  • タイトル:おふろだいすき
  • 著 者:松岡享子(作)/林明子(絵)
  • 出版社:福音館書店(日本傑作絵本シリーズ)
  • ISBN:978-4-8340-0873-8
  • ページ数:40ページ
  • 対象年齢:読み聞かせは3〜4歳から/自分で読むなら6歳ごろ〜

あらすじ

主人公のまこちゃんは、お気に入りのアヒル・プッカと一緒にお風呂に入ります。
すると——
お湯の中から大きなカメ、つるつるすべるペンギン、泡をぷくぷく吹くオットセイ……次々と動物たちが現れてにぎやかに!
泡まみれで体を洗ったり、クジラのシャワーでさっぱりしたり、お風呂が楽しい冒険の舞台に早変わりします。

お風呂の楽しさがぎゅっとつまった世界

お風呂といえば──すべる、泡立つ、湯気が立つ、ぷかぷか浮かぶ、数字を数える…。
そんな“お風呂らしいシーン”を、動物たちがにぎやかに演出してくれます。

ページをめくるたびに、まるで湯気がふわっと立ちのぼるような世界観に包まれ、子どもたちも自然と引き込まれていきます。

ネズミック

お風呂のイメージが楽しくなるから、いつの間にか「行きたい場所」になるんですよね!

絵の魅力

林明子さんのリアルであたたかい絵が、お湯の湯気や動物の質感、まこちゃんの表情まで丁寧に描いています。
見ているだけで「ほんとにお風呂に入っているみたい」と感じられる臨場感があり、子どもたちの想像力をぐんと広げてくれます。

対象年齢と読み聞かせのコツ

対象年齢

読み聞かせにおすすめ:3歳ごろ〜
動物の登場や泡あそびの場面に反応しやすく、ストーリーを楽しめます。

自分で読むのは:6歳ごろ〜
文字量が多めなので、ひらがなをスラスラ読める年齢からが目安です。

公式対象年齢は4歳〜とされていますが、想像力豊かな子なら3歳前後からでも十分楽しめます。

読み聞かせのコツ

  • テンポを調整する
    文字数がやや多いので、小さなお子さんには一部を省略してもOK。リズムよく読めると最後まで集中して聞けます。
  • 声色を工夫する
    動物が登場するシーンは声を変えると盛り上がります。
    例:クジラは大きくゆったり、ペンギンは軽快に。
  • 一緒に数える/名前を言う
    「カメが1匹」「ペンギンが2羽!」など、登場する動物や数を一緒に確認すると参加型になり、集中力が続きます。
  • おふろ時間につなげる
    読み終わったあとに「まこちゃんみたいにおふろに行こうか」と声をかけると、イヤイヤ期のお子さんにも入りやすいきっかけになります。

まとめると、『おふろだいすき』は “読み聞かせ3歳から/自分読み6歳から” が目安。
声色やテンポを工夫して「おふろ体験とつなげる」ことで、ぐっと効果を発揮する絵本です✨

読者レビューまとめ|おふろイヤイヤに効いた!?

『おふろだいすき』は、楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターの4サイトを見ても、総合評価は常に★4以上の高評価
レビュー全体を通して「読んでもお風呂に入りたくならなかった」という声はほとんどなく、むしろ「おふろが楽しみになった!」という意見ばかりでした。

さらに、親子で絵本をより楽しむための読み聞かせの工夫や、子どもたちに見られたうれしい変化も寄せられています。以下にまとめてご紹介します。

よく見られた感想

  • お風呂ぎらいだった子が入りたがるようになった
  • 動物が次々出てくる場面で大盛り上がり
  • 林明子さんの絵が温かくて湯気や水しぶきまでリアル
  • 出産祝いにも選ばれるロングセラー
読者の声

ぐずって30分かかっていたのに、この絵本のおかげでお風呂にすんなり入れるようになりました(Amazonレビューより)

パパママの読み聞かせ工夫

  • 文章が長いので省略して読む/テンポを調整する
  • 動物ごとに声色を変えると子どもが大喜び
  • クジラの「50まで数える場面」を一緒に声に出す
  • 読後に「まこちゃんみたいに入ろうか」と声かけ → おふろイヤイヤが和らぐ
  • ラストはやさしい声で安心感を演出すると子どももほっとする
ネズミック

この絵本を読むと、息子はお風呂で「いち、に、さん…」と数字を数えたくなるんです🐳

まとめ|おふろイヤイヤ期の心強い味方

  • 動物たちとお風呂に入る“想像の世界”を楽しめる
  • おふろイヤイヤを和らげるきっかけになる
  • 林明子さんの絵がリアルで温かく、親子で安心感を共有できる
  • 数あそびや会話の広がりなど、副次的な効果もいっぱい

「おふろに行きたくない〜!」という声を聞く前に(笑)、ぜひこの絵本を手に取ってみてくださいね。
お風呂時間が、もっと楽しい冒険に変わるはずです🛁✨

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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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