子どもにルールを伝えたいときに|『としょかんライオン』を親子で読む意味

こんにちは、絵本ブログ“ネズミック”の管理人です🐭

「ルールって、なんのためにあるの?」
そんな問いに、やさしく寄り添ってくれる絵本があります。

今回ご紹介するのは、読書感想文の課題図書にも選ばれてきた名作
『としょかんライオン』(岩崎書店)です。

静かな図書館に突然あらわれた一頭のライオン。
「静かにしなきゃいけない場所に、ライオンがいてもいいの?」
読めば読むほど、ルールとは何か、思いやりとは何か──
大人も胸を打たれる感動のストーリーが待っています。

目次

『としょかんライオン』ってどんな本?

  • 作者:ミシェル・ヌードセン
  • 絵:ケビン・ホークス/訳:福本友美子
  • 出版社:岩崎書店
  • ISBN:978-4-265-06817-3

アメリカ・ニューヨークで作家・編集者として活躍するミシェル・ヌードセンさんによる絵本。図書館勤務の経験が活かされ、読者にも親しみやすい空気が流れています。

数々の賞を受賞し、日本では厚生労働省「社会保障審議会 特別推薦」にも選ばれ、小学校の課題図書に指定されたこともある一冊です。

対象年齢は?何歳から読める?

出版社の目安では「3〜4歳ごろから」とされていますが、小学校中学年〜高学年、さらに大人にも深く響く内容です。

ネズミック

\ ネズミック的おすすめ年齢 🐭🧀/
読んであげるなら【4歳〜】/自分で読むなら【6歳〜】

4歳の息子に読み聞かせたときは、細かい場面の理解が難しそうでしたが、絵と雰囲気でしっかり物語に入り込んでいました。
ルールや思いやりについて話す“きっかけの絵本”としてもぴったりです。

あらすじと絵本のねらい(ネタバレあり)

あらすじ

舞台は、ルールに厳しい館長・メリウェザーさんの図書館。
ある日、そこに大きなライオンがふらりと現れます。

図書館には「静かに」「走らない」という決まりはあっても、
「ライオンが来てはいけない」とは書かれていません。

驚く利用者たち。でも、ライオンはおはなし会が大好きで、図書館のお手伝いもしてくれるように。
次第にみんなの心に受け入れられていきます。

ところがある日、館長が本棚から落ちてケガをしてしまう事件が…!
ライオンがとった行動は?
それを見たカタブツな図書館員マクビーさんの心にも変化が──。

ねらい

「たまには、ちゃんとしたわけがあって きまりをまもれないこともあるんです。」

この言葉が物語のすべてを表しています。

ルールは大切。でも、人の命や思いやりの前では変えなければいけないこともある。
そのことをライオンのやさしさと勇気が教えてくれます。

🐭 ネズミック的ひとこと
マクビーさんがライオンを理解していく過程に胸がじんわり…。
信頼は少しずつ積み上げていくものなんだなと、子どもにも伝えたくなります。

『としょかんライオン』の口コミ・評判は?

📚 楽天レビューより抜粋:

  • 「じーんと心があったまる一冊です!」
  • 「子どもがなんども『読んで』と持ってきます」
  • 「6歳にはちょっと長いけど、読んでよかったと思える作品」

特に目立ったのは「大人も泣ける絵本」という声。
また、子どもが苦手だった“ルール”という言葉に対して、少し柔らかく考えられるようになったという感想もありました。

🧒 子どもたちの反応は?

  • 2歳:「まだ少し早いけど、絵に興味をもって楽しんでいる」
  • 3〜4歳:「静かにしているライオンがかわいい!」
  • 小学生:「課題図書として読みましたが、家でも読み返したくなりました」

まとめ|大切なことを、そっと教えてくれる絵本

『としょかんライオン』は、
📖「ルールはなんのためにあるの?」
📖「やさしさってどういうこと?」
そんな問いかけを、やわらかく届けてくれる絵本です。

  • 静かな図書館に現れたライオンの存在が、やがて“なくてはならないもの”になる
  • カタブツなマクビーさんの変化も、見どころのひとつ
  • 読み聞かせにも、親子の会話のきっかけにも◎

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
年間300冊の絵本を読み聞かせる絵本マニアで、40代の主婦ブロガーです。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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