MENU
現在サイトのカテゴリ整理中のため、一部の記事が正しいカテゴリに入っていない場合があります。 閲覧はできますので、どうぞごゆっくりご覧ください。

\🔖 取り扱いショップをまとめました/

絵本概要

タイトル:おっぱいのひみつ
作・絵:柳生 弦一郎
出版社:福音館書店
原書発行:1991年3月6日
対象:幼児向け
ISBN:978-4834010633

目次

あらすじ

\ この絵本の特徴はこの3つ!

  • 幼児の「なんで?」にユーモアと科学でやさしく答える絵本
  • 母乳・ミルクどちらの育ち方にも寄り添うあたたかい配慮
  • 親子で体や生まれ方について自然に話せるきっかけをくれる

『おっぱいのひみつ』は、子どもが抱く「どうして?」「なんで?」というおっぱいにまつわる疑問に、ユーモラスな絵とやさしい言葉で答えてくれる絵本です。
「なぜ男の人には母乳が出ないの?」「お母さんのおっぱいはどうしてふくらんでいるの?」といった身近な問いを取り上げ、からだのふしぎを楽しく学べます。
巻末には医師によるメッセージもあり、母乳でもミルクでも安心して読める一冊になっています。

読んで感じたこと

ある日、5歳の息子がモジモジしながら私に聞いてきました。

「母ちゃん、なんでおっぱいってふくらんでるの?」

一瞬どきっとしましたが、それはとても自然な疑問。“知りたい”という気持ちは、手や足と同じように、からだのどの部分に対しても大切にしてあげたいと思いました。

ところが、図鑑を開いても「乳腺」すら載っていない!
赤ちゃんのときにおっぱいを飲んで育ったのに仕組みが書かれていないことに驚き、息子にわかりやすく伝えられる本を探して出会ったのが『おっぱいのひみつ』(柳生弦一郎さん)でした。

この絵本は、子どもにとって身近で不思議なおっぱいの仕組みを、ユーモアとあたたかさをもって伝えてくれます。
冒頭の

「あっ!おとこのひとがブラジャーしてる!」
という大胆な一文から、子どもの目が一気にキラキラし始めたのが印象的でした。

また、この絵本のすばらしさは「母乳かミルクか」という違いにも寄り添ってくれること。巻末の小児科医・山田真先生によるメッセージ、

「のんでいないからといって、ざんねんがる必要はないんだよ」
という一文に、母としての肩の力がふっと抜けるようなあたたかさを感じました。

ふざけて笑っていた子が真剣になったり、母乳で育てられなかった経験にモヤモヤしていた親が安心できたり──。情報だけでなく、親子の気持ちや関係性にも寄り添ってくれるのがこの絵本の魅力です。

読むタイミングに正解はありません。子どもが“なんで?”と感じたその瞬間に寄り添うための準備として、この絵本は信頼できるパートナーだと思います。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

どのレビューを見ても共通しているのは、子どもがふざけながらも真剣に学び始める姿と、親が安心やあたたかさを感じられる点でした。授乳やきょうだい誕生などのタイミングで役立ち、母乳・ミルクどちらの育児にも寄り添ってくれることが、多くの読者に支持されている理由だと感じます。

楽天レビュー

読者の声

読む場面を見極めたいけれど、心強いサポートになる本!

弟や妹の誕生で疑問を持った子に読ませるケースが多く、「ミルク育児でも大丈夫」と伝えてくれる配慮に感動の声も。読むには“タイミングを選ぶ”という意見もあり。

Amazonレビュー

読者の声

家庭だけでなく、保育現場でも役立つ一冊。

「最初はふざけていたけれど、読み進めるうちに真剣な表情に変わった」という反応が多め。授乳中やきょうだい誕生をきっかけに購入する家庭も多く、保育士からの推薦もあり。

レビュー

読者の声

親の心までやさしく包んでくれるメッセージ性がいいですね。

巻末の「おかあさんによんでもらうページ」に涙する声が多数。母乳で育てられなかった経験を持つ方が「救われた」と書いており、気持ちに寄り添う一冊として支持されている。

読者の声

長く読めて、成長に合わせた学びが得られる絵本です!

「表紙が恥ずかしい」という声もある一方で、内容は納得感があり親子で学べると好評。笑ったり真剣になったり、年齢によって反応がさまざま。高学年でも照れながら読みたがる様子が伝わる。

こんなときにおすすめ

  • きょうだいが生まれたとき
    • 赤ちゃんのおっぱいに興味を持ち、「なんで出るの?」と疑問を抱いたときに。
  • 子どもが“おっぱい〜”とふざけ始めたとき
    • 笑いながらも気になっている体のふしぎを、正しい知識で伝えるきっかけに。
  • 親が説明に戸惑ったとき
    • 図鑑に載っていない乳腺や母乳のしくみを、やさしい言葉で代わりに説明してくれる。
  • 性教育の入り口を探しているとき
    • 自分の体を知り、相手を尊重する第一歩としてぴったり。
  • 母乳では育てられなかったことに悩んだ経験があるとき
    • 巻末の医師メッセージが、心をやさしく癒してくれる。
  • 赤ちゃんのころを振り返りたいとき
    • 「あなたはどんな赤ちゃんだった?」と話しながら、親子であたたかい時間を過ごせる。

絵本カテゴリ紹介

この記事で紹介した絵本は、次のカテゴリに含まれています。
気になるテーマをクリックすると、同じカテゴリの絵本一覧をご覧いただけます。

ネズミック

その子の年齢や気分、読むシーンに合わせて探すと、ぴったりの1冊が見つかります。

🛒 絵本『おっぱいのひみつ』を探す

\ 絵本『おっぱいのひみつ』を取り扱いショップでチェック!📕 ✨️/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

目次