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図鑑って種類が多すぎて、「どれがいいの?」と迷いますよね。
うちの息子も、長いあいだ“図鑑が苦手”でした。

それが今では、毎晩のように
「今日はこの図鑑読んで」と自分からもってくるほどに。


最初に夢中になれた図鑑が、新版『学研の図鑑LIVE(昆虫・恐竜など)』でした。
今回はその理由と魅力をご紹介します。

※本記事では2021年以降の【新版】について紹介しています。旧版とは内容や付録が異なるため、ご購入の際は「新版」と明記された商品をお選びください。

目次

1|図鑑が苦手だった息子が好きになったきっかけ

3歳のころ、最初に手にしたのは鉄道図鑑。

プラレールが大好きだった息子にぴったりだと思ったのですが、
「のぞみ」「はやぶさ」など、知っている車両のページだけを開いて眺めている感じでした。

ところが、図鑑に載っている車両をプラレールで再現したい気持ちにつながり、
「この車両も欲しい!」と、夢中になって線路をつなげて遊ぶ姿がありました。

結果的には「プラレールを買う話になっただけかも…?」と、
当時はちょっと狐につままれたような気持ちでした。

親としては、ほかのページにも興味を持ってほしくて、
「こっちも読んでみようか」「あっちも見てみようよ」と声をかけていましたが、
それが逆効果
だったのか、だんだん図鑑を開かなくなってしまいました。

ネズミック

今思えば、
図鑑に対して「どう読んでほしいか」を、大人のほうが決めすぎていたのかもしれません。

4歳、DVDを見始めてから変化…!

4歳ごろ、クワガタやカブトムシに興味が出てきたタイミングで、
学研の『昆虫図鑑』を購入しました。

車での移動中にDVDをかけて何度か見ているうちに、
ある日ふいに「ハンミョウ……」と、聞き慣れない虫の名前をぽつり。

DVDに登場した昆虫の名前を覚えられたことが、
とても嬉しかったみたいです。

そこからは勢いづいて、
何度も何度も、食い入るように映像を見るようになりました。

カマキリが獲物を捕らえる瞬間、
トビムシが跳ねる様子、
ハンミョウのすばやい動き、
ヤゴの捕食――。

大人でも思わず引き込まれてしまうような映像に、
息子はすっかり釘づけでした。

「なにかを知るって楽しい」
そんな気持ちに、初めて出会った瞬間だったのかもしれません。

図鑑の楽しみ方としては、いわゆる“図鑑好き”とは少し違うかもしれません。
それでも、図鑑LIVEのDVDが
「知識ゼロの子どもでも楽しめる内容」だったことが、何より大きかった
と思います。

DVDが「最初の入り口」になった理由

ただ説明するだけではなく、
キャラクターが登場して掛け合いをしながら進む“ストーリー仕立て”。

「今日は竜宮城に行こう!」
「恐竜映画をつくろう!」といった展開で、
自然に子どもの心をつかんでくれました。

そのおかげで、映像に食い入るように、興味が持てるようになったこと。
興味が広がると、自然と本へと好奇心が広がり、
「虫ってこんなにいるんだ!」と、
図鑑のページも自分からめくるようになっていきました。

同じように魚の図鑑も買ってみると、
やはりまずDVDを何度も見て、また新しい興味に飛びついていました。

ネズミック

「勉強っぽさ」ではなく、“楽しいストーリー”から入れたのがよかったんだと思います。息子にとっては、「図鑑=ワクワクの世界」になったようでした。

5歳、恐竜図鑑と仲良しに

実は、昆虫図鑑にハマり始めてからというもの、
寝る前の読み聞かせは「物語絵本+昆虫図鑑」が、すっかり我が家の定番になっていました。

それが、恐竜に夢中になってからは――
ちょうどアニアの恐竜フィギュアにもハマり始めたころで、
毎晩、その日いちばんのお気に入り恐竜を手に、図鑑タイムがはじまります。

そして決まって、
気になる恐竜と一緒に、
「ティラノサウルスのページを読んで!」と言うんです。

実はこのエピソードには、ちょっとした後日談もあります。

「獣脚類の中で最も大きな肉食恐竜」なんて専門的な言葉が出てくると、「まだ難しいかな…?」と心配にもなりました。
でも同じページを繰り返し読むうちに、
「ギザギザの歯で骨ごと噛み砕くんだって!」
と印象的なフレーズを吸収していく姿がありました。

子どもって、大人が思う以上に自分のペースで“好き”に入り込むんだと実感しました。

ネズミック

「難しい言葉はまだ早い」と思っていたのですが、好きな恐竜のことならどんどん覚えていくんですよね。
“知識を教える”のではなく、“好奇心に寄り添う”ことが大事だと気づかされました。

新版『学研の図鑑LIVE』が“最初の図鑑”に向いている理由

ここまで息子の体験をふり返ってみてわかったのは、
図鑑は「知識を押し込む」ものではなく、「好奇心を広げる」きっかけになるものだということ。

その点で、新版『学研の図鑑LIVE』はとても“最初の一冊”にふさわしい工夫がつまっています。

①興味を持った瞬間に選べる豊富なテーマ

昆虫・恐竜・危険生物・魚・鉄道・人体・地球・星と星座など、
子どもの「いま、これが好き!」に合わせて選べます。

好きなテーマだからこそ、
無理なく図鑑と仲良くなれるんですよね。

全巻オリジナルのDVD付きで“動く情報”が楽しい

LIVEシリーズには、全巻オリジナルのDVDが付属しています。

  • ただの解説ではなく、キャラクターの掛け合いによるストーリー仕立て
  • 「竜宮城に行こう」「恐竜映画をつくろう」といったワクワクする展開
  • 知識ゼロの子どもでも楽しめる構成

ちなみに、このDVDを制作しているのは《ディレクションズ》という映像会社。
『ビットワールド』『ねほりんぱほりん』などを手がけている実力派で、子どもが夢中になる仕掛けづくりはお手のもの。

「子ども向けだから単純かな」と思ったら大間違いで、大人も一緒に見入ってしまうクオリティです。

ネズミック

興味が芽生えたばかりの子にも、“教養を押しつけない”工夫がされているんですよね。

③ ARで「ページの中」が動き出す!

新版では、AR(拡張現実)機能にも対応しています。
スマホやタブレットをかざすと、
図鑑の中の生きものが立体で動き出す仕組みです。

「ただ見る」から
「動いて、広がって、感じる」体験へ。

紙の図鑑なのに、

  • 🦖 恐竜が動く
  • 🐘 動物が歩く
  • 🦴 人体の骨が歩き出す

といった体験ができるのは、
子どもにとってかなり刺激的。

「動画も好きだけど、本も楽しい」
そんな橋渡しをしてくれる機能だと思います。

④ 専門家監修で“安心して楽しめる”

LIVEシリーズは、各ジャンルごとに専門家が監修しています。

たとえば…

学研図鑑LIVE
昆虫
九州大学総合研究博物館准教授・昆虫学者の
丸山宗利さん

Amazonで詳細をチェック >

学研図鑑LIVE
恐竜
国立科学博物館・古生物学者の
真鍋真さん

Amazonで詳細をチェック >

学研図鑑LIVE
危険生物
国立科学博物館・古生物学者の
動物学者の 今泉忠明さん

Amazonで詳細をチェック >

など、第一線で活躍されている専門家による監修です。

最新の研究をふまえた信頼できる情報がベースになっているので、
親としても安心して子どもに手渡せるシリーズだと感じています。

人気の3冊をピックアップ!

新版『学研の図鑑LIVE』の中でも、特に子どもに人気が高いのが
「昆虫」「恐竜」「危険生物」 の3冊です。

どの巻にも、“子どものワクワク”を引き出す仕掛けがたっぷり。

🐛 昆虫図鑑

  • 掲載数はなんと 2,800種以上
  • 標本写真は使わず、すべて「生きている写真」
  • 監修は昆虫学者の 丸山宗利さん
    → “本物と出会う感覚”を大切にした写真選びがされています。
ネズミック

実際に捕まえる虫は、もちろん“生きている姿”そのもの。
写真も同じ「生きている色」で載っているから、見つけやすいんだと感じました。
そこにこそ、監修の丸山宗利さんが、あえてこだわっているそうです。

🦖 恐竜図鑑

  • すべての恐竜に「生息地マップ」つき
    → どこの世界にいた恐竜か、ひと目でわかります。
  • 人との大きさ比較イラストで、迫力を実感
  • 監修は古生物学者の 真鍋真さん
    → 博物館での展示の見方や、楽しむコツも学べます。
ネズミック

ティラノサウルスの歯の大きさを、息子の顔と見比べて「でっかーい!」と大盛り上がり。難しい言葉も“好き”な恐竜のことなら自然に吸収してしまうんですね。

\ 図鑑のレビュー記事もあわせてチェック /

🐊 危険生物図鑑

  • サメの感覚器や、ワニの「デスロール」など驚きの生態をくわしく紹介
  • DVDでは、ライオンやカバなど**身近な動物の“意外な危険性”**にも触れられます
  • 監修は動物学者の 今泉忠明さん
  • → ただ怖がらせるのではなく、「どう共に生きるか」を考えさせてくれる一冊です。
ネズミック

ただ「怖い!」で終わらず、正しい知識で命を守る大切さを伝えてくれるところに感動しました。
息子も「近づいたらダメなんだね」と自然と理解していました

※他にも「魚」「鉄道」「人体」「地球」「星と星座」など、豊富なラインナップがあります!

豪華すぎる特典!DVD&ポスター

新版『学研の図鑑LIVE』は、図鑑そのものが充実しているだけでなく、
DVDとポスター付き という“ごほうび感”あふれる特典も魅力です。

子どもの「楽しい!」を引き出しながら、自然と学びが広がっていきます。

🎬 DVDで「動く学び」を体験

  • 各巻に1本ずつオリジナルDVDが付属
  • キャラクターが登場するストーリー仕立てで、子ども心をわしづかみ
  • 「竜宮城に案内される」「恐竜映画をつくる」などワクワク展開
  • テレビ・スマホ・タブレットでも再生OK

おでかけや病院の待ち時間など、車での移動中に観るのもおすすめ。
退屈な時間が“学びの時間”に早変わりします。
息子も「今日は恐竜の映画観よう〜」と、自分から楽しみにするようになりました。

🖼 ポスターで「部屋がまるごと学びの場」に

付録のポスターは、図鑑のテーマに合わせて工夫されています。
お部屋に貼るだけで、遊びながら自然と覚えられるのが嬉しいポイント。

たとえば…

スクロールできます
表面のポスター裏面の学習表
昆虫カブトムシ・クワガタ大集合虫の名前入り ひらがな五十音表
恐竜迫力満点!恐竜ポスター恐竜のカタカナ五十音表
危険生物世界の危険生物図鑑アルファベット表付き
魚の図鑑ポスター魚偏の漢字表(大人も勉強になる!)
鉄道新幹線&全国路線図駅名や観光スポット付き地図表
星と星座星座早見盤星の名前で遊べる読み取り図
人体本物サイズの内臓&骨ポスター身体のしくみが一目でわかる!
動物アフリカゾウの足型(実寸)数字表(1〜100)
地球富士山&大陸の高さ比べアンモナイトの化石サイズ表

⚠️ 注意:ポスターや付録の内容は、改訂や再販の際に変更される可能性があります。購入時に必ずご確認ください。

子どもに優しい本づくり

新版『学研の図鑑LIVE』は、内容や映像だけでなく、本そのものの作りにも「子どもに寄り添う工夫」がたくさん詰まっています。

ページの角を丸く加工
子どもが扱ってもケガをしにくい作りになっています。

白すぎない、やさしい紙の色。
長時間読んでいても目にやさしく、親としても安心できます。

この厚みでも、体感では重さの違いはほとんど感じませんでした。

ページ数と重さを比べてみました。

実際に手元の図鑑を量って、数字で比較してみます。

スクロールできます
図鑑名ページ数重さ1ページあたり
小学館NEO昆虫208ページ1310g約6.3g
講談社MOVE昆虫224ページ1355g約6.0g
学研LIVE昆虫316ページ1635g約5.2g

※「1ページあたり」は重さ ÷ ページ数 で計算しています。

ネズミック

小さな工夫の積み重ねで、「毎日読みたい図鑑」になっているのを実感しています。

🎓まとめ|はじめての図鑑に『学研の図鑑LIVE』をおすすめする理由

図鑑が苦手だった息子も、DVDをきっかけに少しずつページを開くようになり、
気づけば毎晩「今日のナンバーワン恐竜」を選ぶほど夢中になりました。

その変化を通して感じたのは、子どもには子どものペースがあるということ。
我が家では、電車とプラレール、恐竜とアニアのように、図鑑と実物(やおもちゃ)を組み合わせることで、さらに興味が広がっていきました。
新版『学研の図鑑LIVE』は、そんな子どものペースに寄り添い、遊びや暮らしの中から好奇心を育ててくれる図鑑です。

  • 興味を引き出す DVD&AR機能
  • ポスターや五十音表など 生活に役立つ付録
  • 安全で軽く、目にやさしい 子どもに優しい本づくり
  • 専門家監修で最新の知識を学べる安心感

「うちの子は図鑑に興味を持てるかな?」と不安な方にも、
“最初の一冊”として自信を持っておすすめできるのが『学研の図鑑LIVE』です。
お子さんの「なんで?」「これなあに?」に寄り添ってくれる一冊になるはずです

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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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