こんにちは、絵本で子育てするママブログ「ネズミック」の管理人です🐭
生まれたばかりの赤ちゃん。毎日かわいくて愛おしいですよね。
でも、話しかけても反応がないと、
「まだ絵本なんて早いかな？」
「どうやって遊んであげたらいいの？」
と不安になることはありませんか？
ネズミック実は、赤ちゃんの耳って、生まれたときからとってもよく聞こえているんですよ！
だからこそ、0歳からの絵本育児には、ママ・パパと赤ちゃんに嬉しいメリットがたくさんあります。
この記事では、初めての子育てで絵本選びに向けて、月齢ごとにおすすめの絵本を紹介していきますね。
なぜ0歳から絵本を読み始めるの？
そんなふうに迷う気持ちも、はじめての子育てなら自然なことです。
初めての赤ちゃんとの暮らしは、毎日がドキドキと発見の連続。
「どうやってコミュニケーションをとればいいの？」
「泣いている理由がわからない…」
そんな戸惑いも自然なことです。
そこでおすすめなのが、絵本の読み聞かせ。
赤ちゃんは生まれたときから、大好きなママやパパの声を聞き分けています。
- 優しい声のトーン
- 心地よいリズム
- 絵本を読むときの「間（ま）」
耳で感じる言葉は、赤ちゃんの心と脳をやさしく刺激し、親子の絆を深めてくれます。
絵本は、まだ言葉を話せない赤ちゃんにとって、ママ・パパとの最初の「おしゃべり」になるかもしれません。
赤ちゃんの「耳」と「目」の発達
絵本選びのヒントとして、まずは赤ちゃんの五感の発達について見てみましょう。
生まれてすぐから「聞こえている」って本当？
赤ちゃんの耳は、実はママのお腹の中にいる妊娠20週ごろから音を聞き始めています。
生まれたときには、すでに大人と同じくらい音を感じ取れる力があると言われています。
だからこそ、大好きなママやパパの優しい声は、赤ちゃんにとって最高の安心サイン。
ネズミック「ゆっくり」「やさしく」語りかけてあげるだけで、立派なコミュニケーションになります。
視力はゆっくり発達！赤ちゃんの「見える」世界
赤ちゃんの目は、生まれたばかりはまだぼんやり。
最初は白・黒・グレーしか見えず、少しずつ色を区別できるようになっていきます。
赤ちゃんの視力発達の目安（Bausch & Lombより）
- 生後1週間： 動くものを目で追いはじめる
- 生後2ヶ月： 赤など、はっきりした色を認識
- 生後3ヶ月： さまざまな色が見えるようになる
- 生後4ヶ月： 目と手が連動して動くように
- 生後6ヶ月頃： 視力はおよそ1.0まで発達すると言われている
ネズミックただし、発達のスピードには個人差があります。 あくまで目安として参考にしてくださいね。
月齢別｜赤ちゃんにおすすめの絵本
赤ちゃんの成長はあっという間！
それぞれの月齢にぴったりの絵本を選ぶことで、より楽しいコミュニケーションが生まれます。
【0ヶ月〜おすすめ絵本】“聴く力”で楽しむファースト絵本
耳の発達が先に進む時期。ママやパパの優しい声とリズムを楽しめる絵本を選びましょう。
『ブルッキーのひつじ』M・Bゴフスタイン
歌声が聞こえてくるような優しいリズム。歌いながら読むと親子で笑顔に。
『ねむたいひとたち』M・Bゴフスタイン
産後の眠さにそっと寄り添ってくれるような絵本。ママも一緒に癒される優しい世界が広がります。
【1ヶ月〜おすすめ絵本】「赤」が見えるようになったら
最初に認識できる色は赤。白黒と赤を組み合わせたコントラスト絵本がおすすめです。
『あかあかくろくろ（いっしょにあそぼ）』かしわらあきお
赤・黒・白が赤ちゃんの目にぴったり。近くで読むと、じっと見てくれるかもしれません。
ポチップ
『しましまぐるぐる』（かしわらあきお）
赤ちゃんが大好きなしま模様とぐるぐる。絵を追いながら自然と目の動きも育まれます。
『うたえほん』土田善晴
童謡26曲の楽譜つき絵本です。「あれ？この歌詞、忘れちゃった！」そんな時も安心。ママパパが歌う声は、赤ちゃんにとって何よりのごちそうです。
【2ヶ月〜おすすめ絵本】色と「音」に夢中になるころ
はっきりした色や音が気になり始める時期。布絵本や音で遊べる絵本がぴったり。
『baby sees faces（はじめてのえほん）』
赤・黒・白のコントラストと「顔」のイラストがたっぷり。赤ちゃんが大好きな鏡ページもあり、見つめる力や好奇心を育てます。
『もいもい』市原淳
「もいもい」という不思議な音だけで構成されたユニークな絵本です。赤ちゃんの好奇心をくすぐり、不思議な世界へ誘ってくれます。
『もぐもぐばあ』
手触りと音が楽しい一冊。まねっこ遊びをしながら読むと、赤ちゃんの好奇心を刺激してくれます。
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【3ヶ月〜おすすめ絵本】オノマトペやくり返しで反応UP
「いないいない」「じゃあじゃあ」など音のくり返しが大好き。言葉遊びの絵本に夢中になります。
『いないいないばあ』（松谷みよ子／童心社）
シンプルな「いないいない、ばあ」のくり返し。赤ちゃんが声や間を楽しむ最初の1冊にぴったり。
『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ
「じゃあじゃあ」「びりびり」など、生活音がリズミカルに繰り返される楽しい絵本です。赤ちゃんもママ・パパも、音の楽しさに引き込まれますよ。
『がたんごとん がたんごとん』安西水丸
「がたんごとん」というオノマトペの心地よさと、繰り返しの展開が赤ちゃんにぴったり。優しく語りかけるように読んであげましょう。
【4ヶ月〜おすすめ絵本】手で触って遊べるしかけ絵本へ
目や手の調和がとれるようになったら、ちょっと変わった手触りや、ストーリー展開が楽しい絵本にも挑戦してみましょう。毎日が新しい発見でいっぱいの赤ちゃんに、絵本の面白さをさらに知ってもらえる3冊です。
『ふわふわどっち？』accototo
触るとふわふわ、でこぼこ…。ページごとに違う感触が楽しめる絵本です。赤ちゃんの指先の感覚を育てるのにもぴったりですよ。
『もこもこもこ』谷川俊太郎
言葉と絵が不思議に響きあう、赤ちゃんも大好きな一冊です。予測できない展開に、赤ちゃんはきっと釘付けになりますよ。
『ぴよぴよだあれ？』（いりやまさとし）
窓から動物がのぞき、最後は鏡に自分の顔！やりとり遊びにもぴったり。
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【5ヶ月〜おすすめ絵本】表情や音に反応！親子のやりとりが楽しい時期
そろそろ早い子は、赤ちゃんの椅子におすわりができるようになる頃ですね。
自分で座れるようになると、ママやパパが赤ちゃんの表情を見ながら向かい合って読めるのが、また格別に楽しい時間になりますよ。
この頃から、いわゆる「赤ちゃん絵本」と呼ばれる様々な絵本に挑戦してみましょう。
5ヶ月目以降に読んでよかった絵本は、こちらの絵本たちです。
『おつきさま こんばんは』林明子
おつきさまの優しい表情が魅力的な絵本です。夜の絵本タイムにもぴったりで、一日の終わりに穏やかな気持ちになれますよ。
ポチップ
『かおかお どんなかお』柳原良平
いろんな「顔」が登場する絵本です。ママやパパも一緒に真似っこしながら、赤ちゃんと顔遊びを楽しんでみましょう。
『お？かお！』ひらぎみつえ
スライドしかけで表情がくるくる変わる、楽しい絵本です。赤ちゃんが思わず触りたくなる工夫がいっぱいですよ。
『にゃんにゃんわん！』わだことみ・冬野いちこ
かくれんぼしながら動物の鳴き声を楽しむしかけ絵本です。「だーれだ？」の問いかけに、赤ちゃんもワクワクすること間違いなし！
『まるまるまるのほん』エルヴェ・テュレ
ページをめくるたび「魔法」のような変化が楽しい、ユニークな絵本です。赤・青・黄のシンプルで力強いデザインも魅力。赤ちゃんの指差しを促すきっかけにもなります。
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さいごに：月齢を過ぎてもずっと楽しめる絵本たち
「〇ヶ月から」というのは、あくまで目安です。 赤ちゃんは一人ひとり、自分のペースで成長していきます。
もしかしたら、読んだときは反応がなくても、ある日突然「お気に入り」に変わる絵本もあるかもしれません。
月齢が過ぎてから、さらに絵本の面白さに気づいてくれることもたくさんあります。
だからこそ、まずは赤ちゃんがいつでも手に取れるように、絵本棚に置いておくことも大切です。
ネズミックちょっと早いかな？と思うくらいの時期に触れておくことが、後々の安心材料や好奇心につながることもあります。
絵本は、赤ちゃんにとっての「ことばのおともだち」。 そして、ママ・パパと赤ちゃんにとって、かけがえのない「コミュニケーションの種」を育んでくれるツールです。
ぜひ、ママやパパと一緒にページをめくるその時間を、心ゆくまで楽しんでくださいね。 この記事で紹介した絵本たちが、あなたの絵本育児のヒントになれば嬉しいです。
