こんにちは、絵本と知育が大好きな管理人ネズミックです🐭✨
今日は、ちょっとユニークなアート体験ができる絵本『うごく浮世絵!?』(福音館書店)をご紹介します。
江戸時代に庶民の心をとらえた「浮世絵」が、マジックフィルムを使ったしかけで“動く”んです! 葛飾北斎や東洲斎写楽、歌川広重など、日本美術を代表する7人の絵師の名作が、まるでアニメーションのように変化する不思議な一冊。
英語併記&ユーモア解説つきで、子どもから大人まで気軽に楽しめますよ📚✨
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『うごく浮世絵!?』ってどんな絵本?
江戸時代に庶民の間で大人気だった「浮世絵」。その名画たちが、ただ眺めるだけでなく“動いて”楽しめるしかけ絵本として蘇りました。
子どもも大人も夢中になって学べる、新しいタイプのアートブックです✨
仕掛けの秘密|マジックフィルムで動く!

この絵本の最大の特徴は、付属のマジックフィルムです。
フィルムを絵に重ねてスライドすると、連続した4コマの動きが見えて、まるで絵が生きているように変化します。
- 小さな子どもでも直感的に楽しめる
- アニメーションを見ているような体験
- 名画に「動き」という新しい魅力を発見できる
200年前の浮世絵に、デジタル的な発想を掛け合わせたユニークな仕掛けなんです。
登場する浮世絵師たち
この絵本には、美術史に名を残す7人の浮世絵師の作品が収録されています。
- 歌川重宣(うたがわしげのぶ)
- 葛飾北斎(かつしかほくさい)
- 鈴木春信(すずきはるのぶ)
- 渓斎英泉(けいさいえいせん)
- 歌川広重(うたがわひろしげ)
- 栄松斎長喜(えいしょうさいちょうき)
- 東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)

ゴッホなど海外の画家たちにも影響を与えた名画を、遊びながら体験できます。
「浮世絵」ってなに?江戸庶民の「今どきアート」
ここで少し、浮世絵について解説します。
「浮世絵」とは、江戸時代の庶民の暮らしや流行、娯楽を描いた風俗画のこと。
木版画で量産されたため、手頃な価格で町人たちの手に届き、当時の「今どきのアート」として広まりました。
人気のテーマはこんな感じ👇
- 美人画(遊女や町娘)
- 役者絵(歌舞伎俳優)
- 相撲絵、風景画、名所絵 など



つまり、今でいう“雑誌のグラビア”や“推し活ポスター”のような存在だったのですね!
「浮世絵」と呼ばれる理由
もともと「浮世」は仏教で“苦しく儚い世”を指す言葉でした。
しかし江戸時代になると、「現世を楽しむ」というポジティブな意味に変化し、町人たちのライフスタイルを象徴する言葉になります。
そんな「今を楽しむ感覚」を描いたのが浮世絵であり、木版画という印刷技術により大量に刷られた浮世絵は、庶民にとっての「ポスター」「雑誌のグラビア」的な大衆文化の牽引役となったのです。
『うごく浮世絵!?』の対象年齢と読み聞かせのコツ
福音館書店の公式サイトによると、この絵本の対象年齢は 4歳から。
実際に読んでみた感覚としても、4歳〜5歳くらいの子どもなら十分に楽しめました。
とくにマジックフィルムをスライドさせるしかけは、年齢の低い子でも直感的にわかりやすく、夢中で繰り返すほどの魅力があります。
一方で、解説部分は少し大人向けに感じる箇所もあるため、子どもが難しそうにしていたら飛ばしたり、やさしい言葉に言い換えるなど工夫すると安心して楽しめますよ。
- しかけに注目させる
読み始める前に「どんなふうに動くのかな?」と声をかけ、マジックフィルムを一緒に確認するとワクワク感が高まります。 - 動きにリアクションをする
絵が動いた瞬間に「わあ、動いたね!」と驚いたり、「この人、なにしてると思う?」と問いかけると、子どもの想像力が自然と広がります。 - 難しい部分はスキップOK
解説文でわかりにくい箇所は無理に読まず、大人が楽しんでいる様子を見せるだけで十分。親が面白がっていると、子どもも安心して夢中になれます。
親子の反応レビュー|息子とママ友の体験から
「浮世絵って難しそう…?」と思いきや、子どもは意外と夢中!
うちは一人息子なので、私自身の体験や、ママ友とのおしゃべりの中で聞いたリアルな声をまとめてみました。
👦 4歳・息子の場合
絵の渋さに興味を持つかな?と思いましたが、仕掛けに夢中になりすぎてページをめくる手が止まらず・・!



「この人おこってる?」「ここはなにする場所?」など、次々と質問が出てきて想像が広がりました。
👧 ママ友の5歳・娘の場合
フィルムを動かして絵が変化した瞬間に大興奮!



「うごいた!」と何度も繰り返し、気に入ったページを弟にも見せていました。
👧 ママ友の小2・娘の場合
解説文もあるので、「昔の日本ってこんな感じだったんだね」と親子で話しながら読めたそうです。



“動く”しかけのおかげで、美術館よりずっと身近にアートを体験できたよ!
\ 👇️ 他にもあらすじや詳しいレビューをまとめています /


著者・與口隆夫さんについて
『うごく浮世絵!?』を手がけた 與口隆夫(よぐち たかお)さん は、視覚表現のスペシャリスト。
文字・図形・絵を組み合わせた独自のデザインで、広告や作品を多数制作してきたアーティストです。
與口さんの作品には一貫して「動き」や「視覚の不思議」というテーマがあり、絵や形を“見るだけでなく体験する”楽しさを追求しています。
代表的な作品には以下のようなものがあります。
- 『サーカスがやってきた』
- 『動くパズル』(カード形式)
現在入手が困難で『サーカスがやってきた』で、中古市場で見つけることができます。
👉 興味のある方は、與口さんの作品を合わせてチェックすると、より深く「動く表現の世界」を楽しめます。
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購入方法とリンク
『うごく浮世絵!?』は、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングで取り扱い中です。中古品であればメルカリでも出品されていることがあります。
新しい日本の文化体験をぜひご家庭で!
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日本語と英語の両方が載っているので、英語圏のお友達へのプレゼントとしてもおすすめです🎁
まとめ
『うごく浮世絵!?』は、江戸時代に庶民が親しんだ浮世絵を「動き」という仕掛けで楽しめる、新感覚のアート絵本です。
- 北斎・写楽・広重ら 7人の浮世絵師の名画を収録
- マジックフィルムで イラストが動く体験 ができる
- 日本語と英語の併記で 英語学習や海外へのプレゼントにも最適
- 解説はユーモアを交え、子どもにも大人にもわかりやすい
- 対象年齢は 4歳から、小学生以上なら自分で読んでも楽しめる
「名画ってむずかしそう…」という先入観を取り払って、親子で気軽にアートに触れられる一冊です。
ぜひ、おうちで日本の伝統アートの楽しさを体験してみてくださいね📘✨