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【4歳〜7歳向き】『おちゃのじかんにきたとら』レビュー|全部たべちゃった!大胆すぎるとらにびっくりな絵本(1分で読める)

おちゃのじかんにきたとら

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絵本概要

タイトル:おちゃのじかんにきたとら
作・絵:ジュディス・カー
訳:晴海耕平
出版社:童話館出版
原書発行:1968年(英国)
対象年齢:幼児向け,大人向け
ISBN:978-4-88750-222-2

目次

あらすじ

\ この絵本の特徴はこの3つ!

  • 礼儀正しく訪ねてきたトラが、家中の食べ物を豪快にたいらげてしまうユーモラスな展開
  • 圧倒されつつも受け入れるソフィー親子の、おおらかで温かな姿が印象的
  • 繰り返し読みたくなるシンプルな物語と鮮やかな絵で、世界中で愛され続けるロングセラー

ある日、ソフィーとおかあさんがおちゃのじかんをはじめようとしたとき、
ドアのベルが鳴り、なんととらがやってきました。
とらは「おちゃをいっしょにしてもいい?」とたずね、
家の中の食べ物や飲み物をすっかりたいらげてしまいます。
おとうさんが帰ってきたあと、家族は外に食事に出かけ、楽しい一日をしめくくります。

読んで感じたこと

『おちゃのじかんにきたとら』は、ある日ふらりとやってきたトラと、ソフィー親子がすごす、おちゃの時間のお話です。

「おちゃをごいっしょしてもいいですか?」と、ていねいにやってきたトラさん。
だけどそのあとが、なんとも豪快!
サンドイッチもお菓子も、台所の食べ物も飲み物も、ぜ〜んぶぺろりとたいらげてしまいます。

あまりの食べっぷりに、読みながら息子と「えーーっ、そんなに!?」と声をあげてしまうほど。
それでもソフィーたちは怒ることもなく、しっぽをなでながら、どこかうれしそうなんです。

食べ尽くしたトラさんが「そろそろおいとまします」と、またていねいに帰っていく姿も印象的。
お父さんのビールまで全部飲んじゃって、無事に帰れたのかしら……笑。

それにしても、この家族のなんとおおらかなこと。
次にトラが来てもいいように、大きなタイガーフードを用意して待つソフィーちゃんもかわいらしいです。
(タイガーフードって、いったい何……?とツッコミたくなりますが笑)

理屈では説明できない出来事を、
「そんな日もあるよね」と丸ごと受けとめてくれるこの絵本。

どうして、こんなにもおおらかで、自由な物語が生まれたのか。
その背景にある作者の人生を知ると、この一冊がさらに深く心に残ります。

\ なぜ、あんなにもおおらかなお父さんが描かれたの?作者ジュディス・カーの人生に、その答えがありました /

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。

子どもは直感的に「ワクワク」を楽しんでいる

読者の声

理屈より先に、展開の大胆さそのものが“楽しい”と伝わる絵本。

  • 「ワクワク、ドキドキする〜と大喜び」(楽天)
  • 「『ぜんぶ』の繰り返しに子どもたち大喜び」(読書メーター)
  • 「虎が来たのを喜んでいる」「何度も読んでと言われる」(読書メーター)

大人は“おおらかすぎる家族”に心をほどかれる

読者の声

子ども以上に、大人のほうが救われる物語だった!

  • 「それなら外に食べに行こうと切り替える余裕が素敵」(楽天)
  • 「柔軟なお父さんがステキ」「回答が100点満点」(読書メーター)
  • 「受け入れる家族の優しさに気づけた」(読書メーター)

「怖くなりそう」で止まる、絶妙なバランス

読者の声

ドキッとする展開があるからこそ、安心して終わる余韻が印象に残る。

  • 「最後怖い話になるかとヒヤヒヤしたけど、ほのぼの終わってよかった」(楽天)
  • 「食べられちゃうんじゃ?と思ったけど大丈夫だった」(読書メーター)
  • 「少し怖いと感じた」「違和感があった」という声も一部あり(楽天・読書メーター)

大人の“自分のための一冊”として選ばれることも

読者の声

子ども向けでありながら、大人の記憶や感情にも静かに触れる一冊。

  • 「子どものためではなく、自分のために購入した」(楽天)
  • 「大人になって初めて読んだが好きになった」(読書メーター)
  • 「懐かしさで購入」「孫に読む日が楽しみ」(楽天)

こんなときにおすすめ

  • おちゃの時間を楽しくしたいときに
    • 日常のなかでちょっと特別な“おちゃの時間”を過ごしたいときにぴったり。
      読んだあとに「うちにもトラさん来ないかな?」と話がふくらみます。
  • “想定外”の出来事も楽しめる心を育てたいときに
    • 食べ物を全部食べられても怒らないソフィー親子の姿は、子どもにとっても大人にとっても驚き。想定外のことが起きたときの“おおらかさ”を感じられるお話です。
  • お客さんが来ることを楽しみにしたいときに
    • “誰かを迎える”って、なんだかワクワクする。
      この絵本を読んでから、お客さんごっこが始まったという声も。

絵本カテゴリ紹介

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ネズミック

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ROOTOTEトートバッグ

絵本がまるまるはいるくらいの、トートバッグです。背面のオレンジ色のポケットも落下しにくい横入れのセンスあるデザインです。スマホやハンカチなどの小物を入れて活用できそうです。


缶入りステッカー

ロングセラー絵本として大人気の『おちゃのじかんにきたとら』が缶入りステッカーになりました。
缶ケースのデザインも可愛く、薬やクリップ、ヘアピンなど細かいものを整理するのに使ってもいいですね。
ステッカーはたっぷり12柄36枚入り。一言メッセージを記入してラッピングに貼ったり、お名前シールとして使ったり、様々な用途で活用できます。(絵本ナビより)

【サイズ】外装:約60×40×17mm、ステッカー:35×50mm
【仕 様】12柄各3枚(計36枚入り)
【素 材】ステッカー:紙製/アルミ缶入り


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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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