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【3〜7歳向き】『きょうりゅうのおおきさ』恐竜の大きさに驚く!おおきい!絵本レビュー

タイトル:きょうりゅうのおおきさ
イラスト:岡本 三紀夫
写真:榎本 功
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2006年6月1日
対象年齢:幼児向け,
ISBN:978-4893250537

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※この絵本は現在、絶版となっている可能性があります。リンク先に中古本が出ていることもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

目次

あらすじ

この絵本では、恐竜たちの「おおきさ」をテーマに、実際の子どもと恐竜を並べて描くことで、そのスケール感を体感的に伝えます

最初に登場するのは、子どもが手を広げればなんとか届きそうな恐竜たち。
でも、ページをめくるごとに、もっと大きな恐竜たちが次々に登場します。

アンキロサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス、そしてティラノサウルス…。
おなじみの恐竜たちが、子どもと並んだサイズ感で描かれており、その「おおきさ」がリアルに伝わってきます。

途中、イグアノドンが高い木の葉を食べるときに二足で立つ姿が描かれたり、
最後にはなんと子どもよりも小さな恐竜も登場!
「おおきさ」だけでなく、恐竜それぞれの特徴や生き方の違いにも自然と目が向く構成になっています。

見て、比べて、驚いて。
ページをめくるたびにワクワクが広がる、親子で“体感する恐竜絵本”です。

読んで感じたこと

この絵本には、恐竜好きの子なら誰もが知っている定番の恐竜たちが次々に登場します。
ページいっぱいに描かれた恐竜の下には、人間の子どもが一緒に描かれていて、実際の大きさを比較しながら楽しめる構成になっています。

はじめは「思ったより小さい?」──子どもとの比較に注目

絵本そのものもかなりの大きさですが、子どもが両手をめいっぱい広げたくらいのサイズ感
最初に登場する恐竜がそこまで大きく見えなかったせいか、息子は「大きいっていっても、そんなでもないんじゃない?」と少し油断気味。
登場人物の子どもと自分のイメージがうまく結びつかず、恐竜との対比に戸惑っているようでした。

でも、「“見上げるくらいの大きさ”って書いてあるよ」と声をかけてみると、
息子はちょっと考えてから実際に上を見上げて「こんぐらいかなぁ」と、自分なりに想像しはじめたんです。
その姿がなんだかうれしくて、読み手としても楽しい瞬間でした。

ページをめくるごとにスケールアップ!

アンキロサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス、そしてティラノサウルス……。
「知ってる!」と声が出る楽しさはもちろん、私自身も「ティラノサウルスってこんなに大きいの!?」と驚くほどの迫力。
想像力豊かな子どもたちだけでなく、大人のほうがびっくりしてしまうくらいのスケール感に圧倒されました。

知識の発見もおもしろい!

この絵本の魅力は、恐竜の「おおきさ」だけではありません。
中でも面白かったのが、イグアノドンの“二足歩行”の解説

ふだんは四足で歩いているイグアノドンですが、高いところの草を食べるときには、なんと二足で立ち上がることもあるんだそう。
「えっ、そうなの!?」と息子もびっくり。
図鑑では見逃してしまいそうな知識も、絵本で視覚的に描かれていることで、しっかり印象に残るのがいいなと感じました。

さらに、マイアサウラの卵が“夏みかんくらいの大きさ”というエピソードにも親子で驚き!
両手を丸くくんで「夏みかんってこのくらいだよね」と話すと、
「えーっ!こんな小さな卵から、あんな大きな恐竜になるの!?」と、息子も目を丸くしていました。

手で形をつくって想像してみる、そんな対話が自然に生まれるのも、この絵本ならではの楽しみ方かもしれません。

ラストに登場、小さな恐竜の大きな驚き!

そして最後には、ネタバレになるかもしれませんが……
なんと、子どもよりも小さな恐竜も登場するんです!

ページいっぱいに描かれた子どもの足もとに、ちょこんと寄り添うように描かれたその恐竜は、なんとこの大型絵本の中に“すっぽり入ってしまう”サイズ感。
でも実は、小さな体で群れを作り、協力して獲物を狩っていたというからびっくり!

「こんなに小さいのに、そんなに強いの!?」と、息子と一緒に大興奮。
“大きい=すごい”だけじゃない恐竜の奥深さにふれられて、
親子でドキドキしながらページをめくるひとときでした。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

※楽天ブックス・読書メーターにはレビューが投稿されていませんでした(2025年7月時点)

恐竜の大きさを子どもと並べて描く構成がわかりやすく、スケール感をしっかり実感できると好評です。
絵本の文章は、太字のメイン文と細字の解説に分かれていて、聞き手の年齢に応じて読み方を工夫できるのも特長。

学童やデイサービスなど、幅広い場面で活用されており、大人も童心にかえって楽しめたという声もありました。
また、中古での入手が難しい中で手に入れた方からは、「状態がよく、大満足」との声も寄せられています。

楽天レビュー

レビューが投稿されていませんでした(2025年7月時点)

Amazonレビュー

  • 恐竜のイラストと人間の写真を並べて、大きさを実感できる内容。スケールの迫力が伝わってくると好評です。
  • 入手困難な中で購入できた喜びを語る声も。「とても綺麗な状態で届き、大満足」とのレビューがありました。

レビュー

  • 勉強会やデイサービス、学童のお話会など、さまざまな場面で活用されている実績があり、大人もワクワクしながら楽しめるとの声も。
  • *太字と細字で構成されたテキストが特徴的。聞き手の年齢に応じて読み分けができる工夫がされています。

テキストレビューが投稿されていませんでした(2025年7月時点)

こんなときにおすすめ

  • 恐竜に興味を持ち始めた子に、“大きさ”の感覚を体で感じてもらいたいとき
  • 園や図書館での読み聞かせ会・おはなし会を盛り上げたいとき
  • 子どもが恐竜図鑑に少し飽きてきたときに、体感型の絵本で刺激を与えたいとき
  • 「ティラノサウルスってどれくらい大きいの?」という質問に視覚で応えたいとき
  • 年齢の違う子どもたちといっしょに読むグループ読み聞かせの時間に
  • 「小さい恐竜もいるんだよ!」と、恐竜の多様性を伝えたいとき

年齢別:
幼児向け

シーン別(いつ読む?):

プレゼントにおすすめ イベント・集まりで

季節別: 
通年(オールシーズン)

学び・教育: 
自然・科学 園生活に役立つ 想像力を育てる 

好きなタイプ(興味軸):
恐竜好きに..

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この絵本は、チャイルド本社から出版されていた『大きな大きな絵本 きょうりゅうのおおきさ』
大型のページいっぱいに恐竜が描かれていて、そのスケール感は圧巻です。

私は図書館で偶然見つけて借りたのですが、今はどうやら一般販売は終了しているようです(絶版の可能性あり)

入手は難しいかもしれませんが、図書館での読み聞かせや中古での出会いがあれば、ぜひその迫力を味わってみてください。

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
親子で600冊の絵本をめくってきた時間をブログに綴っています。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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