幼児期からはじめる性教育の一歩。興味をもったら優しく伝えたい『おっぱいのひみつ』

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いま子どもの性教育をテーマにした絵本がたくさん出版されていますね。
わが家でも、男の子を育てているので性教育は大事な「責任」のテーマです。
3歳くらいで読んでもきちんと耳を澄ませてきいてくれますよ。

体のことを手足や目・鼻・口・臓器などと同じように恥ずかしがらずに欲しいものですが、
どうして子どもは外で大声で「おちんちん〜!おっぱい〜」と叫ぶんでしょうね(困)

外で大声で言って嫌な気持ちをする人もいるから、やめて欲しいとお願いすると、

あるとき5歳になったの息子からモジモジしながらこんな質問をされました。

母ちゃんもう、外ではおっぱいって言わないから、あのね
おっぱいのなかはどうなっているの?なんで母ちゃんのは膨らんでいるの?

たしかに!恥ずかしいことと捉えれば恥ずかしいですが、大事な興味です。
自分とは違う女の人の体がどうなっているのかフシギに思うことは自然なことです。
あわてて人体の図鑑をひらいてみました。・・・ところが、

「おっぱい」や「乳腺」のことが書いてないじゃないですか・・!

赤ちゃんのときにおっぱいで育ったはずの息子におっぱいの中がどうなっているのか
説明してあげるにはどうしてらいいのか・・

そこで見つけたのがこの『おっぱいのひみつ』柳生弦一郎さんの絵本です。

この絵本を見つけられたのがこの質問からすこし経ってからだったんですが
はじめは恥ずかしそうに「え〜?母ちゃんなんでおっぱいの本買ったの?」なんて笑っていましたが、読み終わったら「母ちゃん、ありがとう」といいます。(わたしもありがとうだよ!)


こども目線で、丁寧に書かれていて、大人が読んでもちょっと涙腺の緩んでしまう素敵な絵本を紹介します。

絵本『おっぱいのひみつ』のあらすじ&レビュー

『おっぱいのひみつ』は福音館書店 かがくのとも傑作集で取り上げられた柳生弦一郎やぎゅう げんいちろうさんの作品です。

柳生さんといえば、以前『はなのあなのはなし』の記事でも紹介しましたが、
体という体の部位すべてをとても丁寧に、しかも子どもの目線で、説明してくれる天才作家さんです。
わたしは、体のことなら柳生さん絵本に頼ろうと決めてます(キッパリ)
今回たまたま本屋さんで見つけたので、迷わず購入しました。


こどもの疑問に直結したアンサーをくれる絵本

ストーリーは「おっぱいのひみつ」と書かれたタイトルの下に、やぎゅうさんの手書きで

あっ!!おとこのひとがブラジャーをしてる!      引用-おっぱいのひみつ

出だしから、ずいぶんトリッキーですが、子どもはもう興味深々です。

やっぱり、やぎゅうさんは子どもの心を捉える天才です。

そうして、
”男の人にはおっぱいがついているけれど、おちちはでない”

”女の人におっぱいがあるのは あかちゃんにおちちをあげるため
じゃあ、あかちゃんがいないのにおっぱいがふくらんでいるのはなんで?”


という根本的だけど、なんでなんで?と子どもが聞いてくる質問のアンサーを
とてもわかる言葉と絵でこどもの心の派生にそって紹介してくれるんです。

絵本を読みながら・・

おかあさんのおっぱいは何からできてるとおもう?

えーわかんないなー、牛乳?

(※答えは絵本を読んでくださいね)

こんな風に親子で会話しながら理解を深めていけます。
おっぱいを知ることは決して恥ずかしいことでもなんでもなくて
息子や赤ちゃんが大事な栄養をとるためのものなんだってことがよくわかるように
描かれているんです。

決しておちち至上主義ではないところに好感!

でも、ものすごくていねいさを感じるのが
おちちがでないお母さんやミルクで育った子どもたちやお母さんにも配慮されていること。
最後のページには八王子中央診療所所長 山田真先生からの「おかあさんによんでもらうページ」というメッセージがつづられているのです。

メッセージには、母乳ではなくミルクをあげるようになった理由がつづられていて、どの子どもも、どのお母さんも救われるやさしさが込められています。

だから、きみはおかあさんのおちちをのんでいなくても、そんなにすてきな子どもにそだちました。「ぼく(わたし)はおかあさんのおちちをのんでいないんだ」って、ざんねんがったりする必要はないんだよ。                 引用-おっぱいのひみつ

著者プロフィール

子ども目線だけど、ためになるからだの絵本をおおく発行している。著書に『いーはとあーは』『かさぶたくん』『おっばいのひみつ』『はなのあなのはなし』『あしのうらのはなし』『あたまのなか』など福音館のこどものとも/かがくのともで刊行されていた傑作集から多く再発行されている。

タイトル:おっぱいのひみつ著者:やぎゅう げんいちろう
ISBN:978-4-8340-1063-5読んであげるなら:4歳から※(1)
出版社:福音館書店じぶんで読むなら:5歳から※(2)
シリーズ:かがくのとも 絵本サイズ:26x23cm ページ数: 28pページ

絵本『おっぱいのひみつ』の対象年齢は?

おっぱいのひみつ』の表紙裏には「4才から楽しめます」と書いてあります。

息子に読み聞かせしながら同じように思います。

保育園や幼稚園ではともだち同士でふざけあって「おっぱい〜」といいはじめてから少し経ったくらいが読みきかせ時かもしれません。わが家は3歳からふざけて言っていましたが、きっとわが家の場合だと3歳は少し早かったかもしれません。当時の息子はあまり「なんで?」を聞かない子どもだったからです。


4歳や5歳くらいになっていろんなことに「なんで?どうして?」と思えるようになったくらい、それがちょうどいいアンサーができる年齢でした。
みなさんのおうちでも、「いま読むと大事に読めるな」という日をみつけてみてくださいね。

絵本『おっぱいのひみつ』の読み聞かせ方のポイント

この絵本の中には、子どもが大好きなフレーズが散りばめられています。

「あっ!おとこのひとがブラジャーをしてる!」とか

「どうしておとこのひとはブラジャーをしないの?」とか・・

もう、子どもになった気分で無邪気に読んであげてください。

赤ちゃんが幸せそうにお母さんのおっぱいを吸うところは幸せそうに読んであげてください。

子どもはこんなシーンが大好きで、赤ちゃんに戻った気分になっていました。

でも、それもいいかなとおもっています。

4歳や5歳は、だんだんお兄ちゃんやお姉ちゃんになる準備で毎日忙しそうです。

だから、時々こんな風に絵本を通して、赤ちゃんの頃を思い出させてあげる時間もうれしそうです。

そして、絵本の最後、「きみたちはどんなあかちゃんだったのかな?おかあさんにきいてみよう」のところでは、おもいきり「あなたは世界一かわいい赤ちゃんだったよ!いまもずっと大好きよ!」と言ってギュッとしてあげてくださいね。

絵本『おっぱいのひみつ』の口コミ&レビュー

口コミをまとめました。

3歳ですが妹が生まれておっぱいに興味を持ったようなので購入しました。
とてもわかりやすかったらしく何度も読んであげましたよ! 

引用-楽天レビュー

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下の子におっぱいを飲ませている真っ最中なので、
上の子のために購入しました。 
おもしろいのに、よくわかります!

引用-楽天レビュー

「下の子が生まれて授乳しているタイミングだから」、「妹が生まれておっぱいに興味をもったから」自分とは違う異性の家族。
ていねいに説明するのにぴったりな良書だとおもいます。

最初はニヤニヤしているこどもの顔がだんだん真剣になっていきます。 

引用-楽天レビュー

我が子も同じでした。子どもにとっても「命をつなぐためのもの」だというのをなにか感じ取れたらいいですよね。

弟が生まれたので2歳半の子どもにタイミングがいいかと思って読みました。
息子もなんとなくわかっているようだし、内容もいいんですが
まだお気に入りとまではいってないようです。 

引用-楽天レビュー

絵本は読むタイミングもありますが、「おっぱいってそういうものなんだな」と知れるきっかけがあるのは大事なこと。
絵本は誰かを言い聞かせることはせず、誰かの糧にしかならないのでぜひまた読んでもらえるといいですね。

まとめ

いかがですが。

幼児期からはじめる性教育の一歩。興味をもったら優しく伝えたい『おっぱいのひみつ』を紹介しました。

テーマはデリケートなことですが、大事なからだのことと捉えれば、自分も相手も大事に思えるようになるはず。
柳生さんの絵本は在庫数が減っているものが多いので、見つけたらぜひ手にとってくださいね。

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