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【2〜6歳向き】『ふしぎなにじ』|鏡にうつる“ふしぎ”を楽しむ絵本レビュー

ふしぎなにじ_書影

タイトル:ふしぎなにじ
作・絵:わたなべちなつ
出版社:福音館書店
発行年:2014年10月10日
対象年齢:幼児向け,小学校低学年,大人向け
ISBN:978-4834081244

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あらすじ

かがみがひとつと、にじがひとつ。
本を開くと、にじがかがみを通りぬけたり、つながったり――
両手で持って動かすたびに、にじがふえて、かたちを変えて、どんどんふしぎが広がっていきます。

虹とあそぶ、体験型のしかけ絵本。
読んでいるうちに、子どももおとなも夢中になります。

助手・くつしたん

鏡のしくみをうまく使っていて思わず一緒にのぞき込んじゃいます

読んで感じたこと

鏡と虹――たったそれだけの組み合わせで、こんなに世界が広がるなんて!
ページをめくるたび、虹が増えたり、つながったり、形を変えたり…。
しかけを動かす手も、心も、どんどん引きこまれていきました。

偶然本屋さんで見かけた一冊でしたが、立ち読みの時点で「これはぜったいに買おう」と決めて、もう手放せなくなっていました。

ネズミック

読んで楽しいだけじゃなく、見て・感じて・発見する喜びがぎゅっと詰まった、宝物のような絵本です。

実はこの本、息子が1歳7ヶ月のときに購入しました。
鏡と虹がつながったり、ふえたりするしかけに、母ちゃんは「なんてすてきな絵本…!」と感動。

ところが当時の息子は、そんな仕組みにはおかまいなし。
にじを“つくる”どころか、絵本を思いっきり開いてバンッ!と広げてしまい、感動ポイントなんてまったく伝わらない!(笑)

でも先日、4歳になってひさしぶりにこの絵本を開いたとき――
今度はちゃんと、そっと本を開いて鏡をのぞきこみ、「うわ〜、すごい!」と声をあげてくれました。

しかけの楽しさや美しさが、ゆっくりでも子どもに届く瞬間って、なんだかとても嬉しいものですね。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

『ふしぎなにじ』は、鏡を使った仕掛けが本当にユニークで、大人も思わず「おぉ~!」と声をあげてしまう絵本です。赤ちゃんのころは自分の顔が映るのを楽しんだり、手を伸ばして虹をつかもうとしたり。大きくなると「なんでこんなふうに見えるの?」と不思議さを楽しめるので、成長に合わせて遊び方が変わるのも魅力。

出産祝いなどのプレゼントにも人気で、丈夫なボードブック仕様だから安心して渡せます。ストーリー性はあまりないけれど、虹や光の美しさを“体感する”タイプの絵本。親子でのぞき込みながらワイワイ楽しむ時間こそ、この本の一番の価値かもしれません🌈✨

子どもの反応

赤ちゃん期(0〜1歳)

  • 鏡に映る自分の顔を見てニコニコ。
  • ページを触ったり舐めたりしながら楽しむ。
  • 「9ヶ月の娘が本を開いて笑っていた」(楽天)
  • 「孫が虹をつかもうと手を伸ばして喜んでいた」(Amazon)

幼児期(2〜5歳)

  • 仕掛けが理解できるようになり、「きれい!」「おー!」と歓声。
  • 虹が輪になったり広がったりする様子に夢中。
  • 「2歳の子が裏表紙をのぞいて不思議そうにしていた」(読書メーター)
  • 「5歳娘が『キラキラ綺麗』と感想」(読書メーター)

小学生以上

  • 鏡の仕組みや光の不思議に興味を持つ。
  • 科学的な視点から「なぜこう見えるの?」と考えるきっかけに。
  • 「小学生の息子が寝転んで角度を変えながら楽しんでいた」(絵本ナビ)

大人からの評価

仕掛けの斬新さに驚き

  • 「虹がチェーンのように繋がって見えるのがすごい」
  • 「最後のページが花火みたいで幻想的」
  • 「大人の方が感動した」

プレゼントに人気

  • 出産祝いや誕生日祝いに選ばれることが多い。
  • 「この本を贈ったら毎回、大人は驚き、赤ちゃんは大喜び」(Amazon)
  • 丈夫なボードブック仕様なので安心。

シリーズ比較

  • 『きょうのおやつは』の方がストーリー性は強いとの声。
  • ただし視覚的な美しさは『ふしぎなにじ』が一番という評価も。

絵と仕掛けの魅力

  • 鏡の効果で平面が立体に変化。
  • 虹がつながり、丸くなり、奥行きを持って広がる。
  • 飛び出すのではなく「映り込み」を利用したユニークな仕掛け。
  • 「本を90度に開くと立体的に見える仕掛けに驚いた」(絵本ナビ)

こんなときにおすすめ

👶 鏡にうつる自分に興味を持ちはじめた赤ちゃんに
 →鏡の中の世界をのぞきこむワクワク感を、絵本でも体験できます。

🖐 両手で本を持ってしかけを動かすことを楽しめるようになった頃に
 →にじがつながったり、ふえたり、動きに合わせて変化するしかけに夢中!

🌈 目に見える「ふしぎ」に反応するようになった幼児に
 →「なんで?」「どうして?」と感じたときが、まさに読みどきです。

🧸 大人といっしょに“しかけあそび”を楽しみたいときに
 →親子で絵本を持って一緒にのぞく時間は、コミュニケーションにもぴったり。

関連のシリーズ

📖 のぞいて、うごかして、ふしぎが見える絵本 【ふしぎなにじ かがみのえほん|わたなべちなつ


📖 かがみの中で、おやつがふくらむ、できあがる!【きょうのおやつは|わたなべちなつ


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