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【5歳〜12歳】『④きりのなかで』レビュー|ドキドキが止まらない、霧に包まれた友情の正念場(1分で読める)

きりのなかで

この記事は、大型版『あらしのよるに』シリーズのレビュー連載です。
第4回として、④巻『きりのなかで』を紹介します。

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絵本概要

タイトル:きりのなかで
シリーズ:大型版『あらしのよるに』シリーズ
作:きむら ゆういち
絵:あべ 弘士
出版社:講談社
発行日:2002年12月4日
対象:幼児向け/小学校低学年/小学校中学年/小学校高学年/大人も楽しめる
ISBN:978-4062115025

目次

あらすじ

\ この絵本の特徴はこの3つ!

  • 仲間か友だちか――信じる気持ちが試される、シリーズ屈指の緊張感
  • 霧に包まれた洞窟で展開する、スリリングで読み応えのある物語
  • 友情はきれいごとじゃないと気づかせてくれる、大人にも刺さる一冊

オオカミのガブは、きれいな月を見せてあげようとヤギのメイを谷へ誘います。
しかしそこは、ほかのオオカミたちが集まる危険な場所でした。
メイを守るため、ガブは仲間のオオカミと対立し、ふたりは霧に包まれた洞窟へ身を隠します。

霧の中で迫る仲間の気配。
仲間として生きるべきか、それとも友だちを守るのか。
極限の状況の中で、ガブとメイの友情が試される、緊張感あふれる一編です。

読んで感じたこと

前回の『③くものきれまに』では、
メイの仲間のヤギが登場してハラハラする展開でしたが、
今回はガブのオオカミ仲間が登場し、さらに緊張感が増しました。


続く4巻の この絵本は、
「メイが食べられてしまうかもしれない」というドキドキだけでなく、
友だちと信頼し合うとはどういうことかという、
とても大きなテーマが描かれていると感じます。


友だちとはいえ、
ガブが「本当はヤギの肉が大好物」であることは変わらないはず。
それでも、大切なメイのために、
好物を食べないように必死で我慢しているのです。

一方で、
メイがガブと付き合っていく勇気も相当なものですが、
ガブのほうも「信用してもらえる存在でいよう」と
必死にがんばっている気持ちが伝わってきます。


今回は特に、
兄貴分のようなオオカミの仲間たちが
まさにヤギ肉を食べに行こうとしている中で、
霧の中をかき分けながら、なんとかメイを助けに行かなければならない場面
とても印象的でした。

また、メイが近くにいると分かっていながら、
仲間にその存在や「会っている秘密」がバレないように、
言い訳をし続けなければならないガブの姿には、
チクチクとした緊張感がずっとつきまといます。

助けたい気持ちと、
仲間に怪しまれてはいけない現実。
その板挟みの空気が、ページをめくる手を止めさせませんでした。


6歳の息子と一緒に
「この続き、どうなるの?」と話しながら、
思わず一気読みしたくなる一冊でした。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。

シリーズ屈指のハラハラ展開。子どもも本気で心配する

読者の声

今度こそメイ食べられちゃうかも、と焦っていました
引用元:絵本ナビ

  • オオカミの仲間が2匹同時に登場
  • メイが見つかれば即アウト、という極限状況
  • 子どもが「大丈夫って分かっていても怖い」と感じる緊張感
  • 読み聞かせでも息をのむ静けさが生まれる一冊

“仲間か、友だちか”ガブの葛藤が胸に迫る

読者の声

オオカミ仲間には“ヤギを食べたい”と話を合わせるのがつらい
引用元:読書メーター

  • 仲間の前では本心を隠さなければならないガブ
  • 友だちを守るために嘘をつく苦しさ
  • 子どもには「守る姿がかっこいい」と映り
  • 大人には「立場の板挟み」として刺さる構図

名セリフ「ヤギが…すきなんす」が忘れられない

読者の声

友情を超えて、もう恋や愛に見える
引用元:読書メーター

  • 「ヤギの肉」ではなく「ヤギが好き」という告白
  • 子どもはドキドキ、大人は思わず目が潤む
  • “友だち”という言葉では足りない関係性
  • 読み返すたびに意味が深まる一文

霧が守る友情。静かな奇跡のようなラスト

読者の声

霧があって本当によかった
引用元:読書メーター

  • きりがすべてを包み込み、ふたりを隠す
  • 月は見えなかったけれど、信頼は深まった
  • 派手な解決ではないからこそ余韻が残る
  • 「次はどうなるの?」と自然に続きが気になる

こんなときにおすすめ

  • ドキドキする物語を楽しめるようになってきたとき
    「ちょっと怖い」「どうなるの?」という緊張感を、安心して味わえる一冊。
    物語の世界に深く入り込む体験ができます。
  • 友だち・仲間との関係に悩み始めたとき
    「みんなと同じでいなきゃ」「でも大切な人を守りたい」
    そんな気持ちを、物語を通して自然に考えられます。
  • 読み聞かせで“静かな集中”をつくりたい夜に
    ハラハラする展開に、自然と声が小さくなり、
    親子で物語に引き込まれる時間が生まれます。
  • シリーズを通して友情の変化を感じたいとき
    「あらしのよるに」から読んできた親子ほど、
    友情が一段深まったことを強く感じられる巻です。
  • 子ども向けだけで終わらない絵本を読みたいとき
    子どもは物語として、大人は葛藤や選択として受け取れる、
    親子それぞれに読みどころがある一冊。

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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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