あらすじ
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この絵本の特徴はこの3つ!/- “叩きたい気持ち”を擬人化したキャラクター「バッチン」が登場し、子どもの心に寄り添うストーリー。
- 手が出てしまう葛藤と、それをどう乗り越えるかを描き、自己表現の方法を学べる絵本。
- ユーモラスさと緊張感をあわせ持ち、親子で感情について話し合うきっかけになる。
ぼくは、ちょっとしたことでつい弟や友だちを叩いてしまう。
「なんですぐたたくの!あやまりなさい!」ってお母さんに言われても、ぼくだって本当は叩きたくないんだ。
ある日、ぼくの前にむらさき色の変なやつが現れた。お母さんには見えていないみたい。
ぼくはそいつに「バッチン」って名前をつけた。
でもね、ぼくがまた叩くたびに、バッチンはどんどん大きくなっていく。
ついに、友だちをバチーンと叩いたあと、今度はバッチンがぼくの背中をバチーン!
叩くたびに近づいてくるバッチンに、ぼくはどうしたらいいんだろう?
——“手が出ちゃう気持ち”と向き合いながら、少しずつ自分の気持ちに気づいていく、ぼくの成長のおはなしです。
読んで感じたこと

実は、わたしの息子も3歳のころ、うまく言葉で気持ちを伝えられず、何度かわたしを叩いたことがありました。
今でこそ「〇〇してほしい」と言葉で伝えられるようになりましたが、当時の息子は、「わかってほしいのに、どうしたらいいかわからない」——そんなもどかしさでいっぱいだったのだと思います。
「叩かないよ〜」と声をかけてきましたが、それだけでは伝わらないこともある。
“たたくきっかけ”を、どうやって自分の中で乗り越えるのか。
それは3歳の息子にとって、きっととても大きな課題だったはずです。
この絵本を読んだとき、「どうすれば自分の思いが伝わるのか」を、子ども自身が考えるきっかけになりました。
やりたいことがあるのに伝わらない、道理が通らない——それって、大人だってやきもきしますよね。
思わず手が出てしまう。
でも、それでは思いが伝わらない。
そんな現実に、親子でそっと向き合う時間が生まれました。
「今どうしてほしいかを言ってみる」。
叩く以外にそんな方法があることを知れたことは、息子にとって小さな“救い”だったのかもしれません。
とても優しく、でも力強いメッセージを届けてくれる絵本だと感じました。
実際に読んだ方の感想(Amazonレビューより)
『いなくなれ おばけのバッチン』は、叩いてしまう衝動を子ども自身が意識できるようにしてくれる絵本です。
「バッチン」というわかりやすいキーワードが子どもたちの心に残り、親子の合言葉や生活の中での“ブレーキ役”に。
繰り返し読みたくなる魅力があり、家庭用だけでなくプレゼントにもおすすめされる一冊です。
- 「バッチンくるよ!」が合言葉に
→ ケンカや意地悪の場面でブレーキがかかり、謝るきっかけに。 - 繰り返し読みたがる絵本に
→ 子どもが自ら「読んで!」と持ってくるほどのお気に入りに。 - 親子での気づきにもつながる
→ 子どもだけでなく「お母さんも叩いたらダメ」と注意され、親も一緒に反省できる。 - プレゼントとしても喜ばれる
→ お友だちや同僚の子に贈っても、「バッチンダメよー」と実生活で使われて好評。
こんなときにおすすめ
- つい手が出てしまう子どもに困っているとき
- 怒るだけでは伝わらないと感じているとき
- 自分の行動を「気づいて」「考える」きっかけがほしいとき
- 幼児期のしつけに、やさしい方法を探しているとき
- 保育園・幼稚園の人間関係の悩みが出てきたとき
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安心感を求める子に
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