タイトル:いなくなれ おばけのバッチン
作:はたの つばさ
絵:いいだ まな
出版社:石田製本株式会社
原書発行:2019年6月5日
対象年齢:幼児向け,小学校低学年
ISBN:978-4909939173

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目次

あらすじ

ぼくは、ちょっとしたことでつい弟や友だちを叩いてしまう。
「なんですぐたたくの!あやまりなさい!」ってお母さんに言われても、ぼくだって本当は叩きたくないんだ。

ある日、ぼくの前にむらさき色の変なやつが現れた。お母さんには見えていないみたい。
ぼくはそいつに「バッチン」って名前をつけた。

でもね、ぼくがまた叩くたびに、バッチンはどんどん大きくなっていく。
ついに、友だちをバチーンと叩いたあと、今度はバッチンがぼくの背中をバチーン!

叩くたびに近づいてくるバッチンに、ぼくはどうしたらいいんだろう?
——“手が出ちゃう気持ち”と向き合いながら、少しずつ自分の気持ちに気づいていく、ぼくの成長のおはなしです。

読んで感じたこと

子どもがつい叩いてしまうとき、大人は「ダメ!」「あやまりなさい!」と注意しがち。
でもこの絵本は、子ども自身が「どうして叩いてしまうんだろう」と考えるきっかけを、静かに、でもしっかり届けてくれます。

「バッチン」というちょっと不思議でユーモラスなおばけが、こわすぎず、でも印象的。
いいだまなさんのイラストが、その存在感や子どもの心の動きをやわらかく、丁寧に描いています。

読み終わったあと、「叩いちゃうときって、どんな気持ちだった?」
そんなふうに親子で話せる時間が生まれる絵本です。

実際に読んだ方の感想(Amazonレビューより)

  • 「5歳と3歳の姉弟がよくケンカして手が出てしまうので購入。読んだあと“バッチンくるよ!”と言い合うようになり、親が少し介入すると謝れるように。少しずつ心に響いている気がします」
  • 「下の子に意地悪してしまいがちでしたが、読んでいると“バッチンくるよ”と言いながらブレーキをかけるように。何度も『読んで!』と持ってくる一冊になりました」
  • 「娘が叩く前に『気持ちを言ってみよう』と意識するようになり、お母さんも叩いたらだめだよと注意されてしまいました。いっしょに反省できる絵本です」
  • 「会社の同僚の子どもにプレゼント。『バッチンダメよー』とお友だちに言っていた、どこに行くにも持っていくなど、喜んでもらえました」

こんなときにおすすめ

  • つい手が出てしまう子どもに困っているとき
  • 怒るだけでは伝わらないと感じているとき
  • 自分の行動を「気づいて」「考える」きっかけがほしいとき
  • 幼児期のしつけに、やさしい方法を探しているとき
  • 保育園・幼稚園の人間関係の悩みが出てきたとき

幼児向け 小学校低学年  親子で考える からだと健康 しつけ絵本 感情教育 保育・幼児絵本

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
年間300冊の絵本を読み聞かせる絵本マニアで、40代の主婦ブロガーです。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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