
あらすじ
ぼくは、ちょっとしたことでつい弟や友だちを叩いてしまう。
「なんですぐたたくの!あやまりなさい!」ってお母さんに言われても、ぼくだって本当は叩きたくないんだ。
ある日、ぼくの前にむらさき色の変なやつが現れた。お母さんには見えていないみたい。
ぼくはそいつに「バッチン」って名前をつけた。
でもね、ぼくがまた叩くたびに、バッチンはどんどん大きくなっていく。
ついに、友だちをバチーンと叩いたあと、今度はバッチンがぼくの背中をバチーン!
叩くたびに近づいてくるバッチンに、ぼくはどうしたらいいんだろう?
——“手が出ちゃう気持ち”と向き合いながら、少しずつ自分の気持ちに気づいていく、ぼくの成長のおはなしです。
読んで感じたこと
子どもがつい叩いてしまうとき、大人は「ダメ!」「あやまりなさい!」と注意しがち。
でもこの絵本は、子ども自身が「どうして叩いてしまうんだろう」と考えるきっかけを、静かに、でもしっかり届けてくれます。
「バッチン」というちょっと不思議でユーモラスなおばけが、こわすぎず、でも印象的。
いいだまなさんのイラストが、その存在感や子どもの心の動きをやわらかく、丁寧に描いています。
読み終わったあと、「叩いちゃうときって、どんな気持ちだった?」
そんなふうに親子で話せる時間が生まれる絵本です。
実際に読んだ方の感想(Amazonレビューより)
- 「5歳と3歳の姉弟がよくケンカして手が出てしまうので購入。読んだあと“バッチンくるよ!”と言い合うようになり、親が少し介入すると謝れるように。少しずつ心に響いている気がします」
- 「下の子に意地悪してしまいがちでしたが、読んでいると“バッチンくるよ”と言いながらブレーキをかけるように。何度も『読んで!』と持ってくる一冊になりました」
- 「娘が叩く前に『気持ちを言ってみよう』と意識するようになり、お母さんも叩いたらだめだよと注意されてしまいました。いっしょに反省できる絵本です」
- 「会社の同僚の子どもにプレゼント。『バッチンダメよー』とお友だちに言っていた、どこに行くにも持っていくなど、喜んでもらえました」
こんなときにおすすめ
- つい手が出てしまう子どもに困っているとき
- 怒るだけでは伝わらないと感じているとき
- 自分の行動を「気づいて」「考える」きっかけがほしいとき
- 幼児期のしつけに、やさしい方法を探しているとき
- 保育園・幼稚園の人間関係の悩みが出てきたとき
幼児向け 小学校低学年 親子で考える からだと健康 しつけ絵本 感情教育 保育・幼児絵本
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