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【体験談】子どもがインフルエンザに|検査は12時間待たないとダメ?小児科で言われたこと

インフルエンザ

※この記事は、わが家の体験談をまとめたものです。
症状や対応は個人差があり、医療判断は医師の指示を優先してください。

目次

子どもの発熱。インフル検査はいつ受けるべき?

子どもが突然熱を出すと、
「インフルエンザかもしれない」
「でも、検査はまだ早い?」
と迷いますよね。

わが家でも先日、息子がインフルエンザA型にかかり、
まさに検査のタイミングで悩みました。
今回は、そのときの経過を記録として残しておこうと思います。

実は前日まで「蓄膿症」でした

息子はもともと鼻炎持ちです。
数日前から鼻水をすするようになり、
「また蓄膿症かな」と思って耳鼻科を受診しました。

X線検査の結果、予想どおり。
目の近くまで鼻水がたまっていて、
最近あった頭痛にも影響していることが分かりました。
診断は蓄膿症。

薬も処方され、
「これで少し楽になるね」と話していたのですが、
その日の夕方、なんだか様子が違いました。

やけに眠そうで、動きが鈍い。
幼稚園のあとに耳鼻科で、疲れたのかなと思ったのですが——
額に手を当てると、少し熱っぽい。

熱を測ると 37.1℃
蓄膿症で熱が出たことはほとんどなかったので、
少し気になりつつも、その日は様子を見ることにしました。

※このときは実際に蓄膿症の診断も出ており、その後にインフルエンザの症状が重なった形でした。

翌朝、38.1℃。そして一気に高熱へ

最近、まわりの子どもたちがインフルエンザで
次々と保育園を休んでおり、
正直、嫌な予感はありました。

翌朝6時。
改めて熱を測ると 38.1℃
「……あれ?」と思っている間に、
熱は 39.1℃まで一気に上がりました。

これは普通の風邪ではなさそうだと思い、
再度、小児科を受診することにしました。

「12時間経たないと正確じゃない」と言われたけれど

※インフルエンザ検査の結果(個人情報を加工しています)

小児科で相談すると、
発熱から約9時間ほどしか経っていないため、

「一般的には12時間以上経たないと、
正確な結果が出にくいことが多いです」

と説明を受けました。

ただ、園内でインフルエンザが流行していることや
症状をふまえて、

「精度の高い検査を使ってみましょうか」

と先生が提案してくださり、
この時点で検査をすることになりました。

検査結果は、インフルエンザA型でした。

※検査のタイミングや判断は、症状や流行状況、医療機関によって異なるようです。

高熱で、2日ほどほとんど起き上がれなかった

高熱で体力を奪われた息子は、
2日ほど、体を起こすのも難しい状態でした。

鼻水はそれほど目立たず、
とにかく「熱」と「だるさ」が強い印象です。

「体が痛い」と言っては、
よく体をさすってほしいと訴えてきました。

食欲は初日はほとんどなく、
水分を少しずつ摂るのみ。
ウィダーインゼリーをスプーンに一匙すくって
一口だけ口にし、
「もう大丈夫」と言ってまた横に。

横になったところを起こして、
なんとか薬だけ飲ませ、
再び眠る、という感じでした。

水分はしっかり取れていたので、
その点は少し安心しました。


2日目の朝、
「お腹すいた」と言ったので、
ネギと卵を入れた鶏出汁の雑炊を作ると、
「おいしい」と言って一口。
でも、すぐにまた横になります。

薬を飲ませて、また休憩。

日中も、
「ヨーグルト食べる?」
「アイス食べる?」
と聞くと、
「うん」と答えてくれて、
スプーンに取ってあげると
うれしそうに2口ほど食べていました。

とにかく、
起き上がるのが本当につらそうで。

1日目は洗面所まで行くのも難しかったので、
久しぶりに歯みがきナップを使って
軽く口の中をケアしました。

2日目も移動が大変そうだったため、
歯ブラシとコップ、桶をリビングに持ってきて、
リビングで歯みがきとうがいまで済ませました。

見ているこちらは、
代われるものなら代わってあげたいと思うほど、
本当にしんどそうでした。

【補足】薬についての判断

蓄膿症の薬については、医師から「タミフルと併用しても問題ない」と説明を受けました。

ただ、高熱でぐったりしている状態のなか、タミフルと解熱剤に加えて、
蓄膿症の薬をさらにいくつも飲ませるのは、親としても難しいと感じました。

そのため、わが家では高熱が落ち着いてから再開することにし、
回復を待つ判断をしました。

結果的に、高熱が出ている間は、鼻水自体もほとんど出ていない状態でした。

※薬の飲み合わせや服用については、必ず医師の指示を優先してください。

翌日、わたしも39.1℃の発熱

息子がインフルエンザと診断された翌日、
今度はわたし自身が 39.1℃ まで発熱しました。

一晩で少しずつ熱は下がってきましたが、

  • 頭痛
  • 喉の痛み
  • 体の節々の痛み

は残っており、念のため病院を受診することに。

家族への感染が気になったため、
病院へはひとりで行きました。


陰性でも、医師の判断でゾフルーザが処方されました

検査の結果、わたし自身はインフルエンザ陰性でしたが、

  • 家族にインフルエンザ患者がいること
  • 症状の出方

などをふまえて、医師の判断でゾフルーザが処方されました。

※処方や治療方針は症状や状況によって異なります。必ず医師の判断を優先してください。

ゾフルーザは2錠処方され、処方後すぐに飲み切るタイプの薬でした。

その後、発熱は落ち着きましたが、咳はときどき出る状態が続きました。

ゾフルーザはインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬だと説明を受けており、咳については、回復の過程で残ることもあるようでした。

私の場合は、咳も1週間ほどで徐々におさまっていき、回復は一気ではなく、少しずつ進んでいくものだと感じました。※回復までの経過や症状には個人差があります。

インフルエンザの待機期間について(わが家の場合)

インフルエンザと診断されたあとは、
発熱した翌日を1日目として、5日間の待機期間が必要になります。

わが家の場合も、

・発熱した日を0日目
・その次の日から数えて5日間

という説明を受けました。

正直なところ、
元気になってきたように見えても、
「まだ待機期間中」というのは、親として気をつかいます。

でも、本人の回復とまわりへの感染を考えると、
必要な時間なんだなと感じました。

※待機期間の考え方や登園の基準は、
自治体や園によって異なる場合があります。
必ず通っている園・学校のルールを確認してください。


待機期間2日目の夜、
ようやく熱が下がってきて、少し楽になったようで、
「なんでも食べられる気がする!」と言い出しました。

どうしても食べたいというので唐揚げを少し食べたのですが、
そのあと気持ち悪くなって、吐いてしまいました。

せっかくお腹がすいたのに……と思ったのですが、
しばらくして落ち着くと、
今度は雑炊を食べていました。

よっぽどお腹が空いていたんだと思います。
回復の途中なんだな、と感じた出来事でした。

待機期間3日目の夜には、
「餃子食べたい」とどうしても譲らず。

熱も下がっていたので様子を見ながら出してみると、
6個もぺろり。

少し前までの様子が嘘みたいで、
「ああ、戻ってきたな」と思えた瞬間でした。

4日目からは食事もだんだん通常どおりに戻り、
朝ごはんには納豆とお味噌汁を食べられるように。

家の中では、
幼稚園復帰に向けて早起きをして着替えたり、
できるだけ起きて生活するよう心がけていました。

仕事を控えた夫への感染対策

ちょうど夫が外せない仕事を控えていたため、
家庭内での感染対策もできる範囲で行いました。

  • 食事の時間をずらす
  • 寝室を分ける
  • なるべく距離を取る
  • タオルをわける

正解があるわけではありませんが、
そのときできる判断を一つずつ重ねた形です。

今のところ、同じ家で暮らす夫には感染していません。(※あくまで現時点での状況です)

まとめ|迷いながら決めたわが家の判断

今回の経験で感じたのは、

  • 「12時間待つ」と言われても、状況次第で検査してもらえることがある
  • 病院や医師によって判断が違うことがある
  • インフルエンザの回復は少しずつ進むものだということ

子どもの発熱時は、
どうしても不安と迷いがつきものです。

この記録が、
同じように悩んでいる方の
ひとつの参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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