この記事は、大型版『あらしのよるに』シリーズのレビュー連載です。
第5回として、⑤巻『どしゃぶりのひに』を紹介します。
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あらすじ
\ この絵本の特徴はこの3つ!/
- オオカミとヤギという“越えられない違い”の中で友情が試される物語
- 友だちと仲間、どちらを選ぶのかという重い問いを投げかける
- 読む立場や年齢によって受け取り方が変わる、奥行きのある作品
嵐の夜、暗闇の中で出会ったオオカミのガブとヤギのメイ。
正体を知らないまま心を通わせたふたりは、種族の違いを知りながらも友情を育んでいきます。
しかし本来は、食う側と食われる側。
秘密の関係が仲間に知られ、友だちを選ぶのか、仲間として生きるのかという苦しい選択に迫られます。
自然の厳しさの中で揺れ動く心を描いた、
子どもにも大人にも深く問いかける友情の物語です。
読んで感じたこと

ガブとメイが、お互いを思いやりながらも仲間には言えず、
こっそりと出会い続けていた関係は、いつしか森の動物たちの噂として広まってしまいます。
それを聞きつけたオオカミの仲間たち、ヤギの仲間たちの動揺は、
「やっぱりそうか」と言わんばかりのものでした。
それどころか、仲間をおとりにしてでも、
種族が生き抜くために相手の正体を探ってこいと命じられてしまいます。
これを読んだ私は、6歳の息子の反応そっちのけで、
思わず「こんな仲間、仲間じゃないよ……」と感じてしまいました。
けれど同時に、
ヤギは長いあいだ残虐な食われ方をしてきたし、
オオカミも生きるために必死だったのだと、
それぞれの立場の重さを突きつけられる場面でもあるのかもしれません。
森じゅうの監視の目をくぐり抜け、
どしゃぶりの雨が、ふたりの姿を静かにかき消していく――。
この先どうなってしまうのか、もう止まらずに読み進めてしまう一冊です。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。
ついに“秘密”が明るみに出る、シリーズ最大級の転換点
読者の声秘密が秘密じゃなくなった…
引用元:読書メーター
- 「ひみつのともだち」という前提が崩れ、物語が一気に動く
- これまでの“ドキドキ”とは質の違う緊張感
- シリーズの中でも明確に“転”にあたる巻
引用元:楽天レビュー/読書メーター
友だちか、仲間か――選べない二択に胸が締めつけられる



友達をとれば仲間を、仲間をとれば友達をうらぎることになる
引用元:絵本ナビ
- どちらも正しいからこそ、選べない
- 子どもには“苦しい展開”、大人には“現実的な葛藤”として刺さる
- 正解を示さない物語だから、読み終わっても考えが残る
引用元:絵本ナビ/読書メーター
子どもはハラハラ、大人はドラマとして深読みしてしまう



恋愛ドラマを見ているよう。ロミオとジュリエットみたい!
引用元:絵本ナビ/読書メーター
- 子ども:展開の緊張感に夢中
- 大人:立場・監視・噂・社会性を重ねて読む
- 同じ一冊でも、年齢で受け取り方が変わる
引用元:絵本ナビ/読書メーター
絶妙なところで終わり、「続きが止まらない」巻



最後が気になって仕方ない。続きを探した
引用元:楽天レビュー
- ラストが“完結しない”からこそ余韻が強い
- 読み聞かせでも「次は?」「どうなるの?」が止まらない
- まとめ買い・シリーズ読みにつながりやすい
引用元:Amazonレビュー/楽天レビュー
こんなときにおすすめ
- 友だち関係にモヤっとした出来事があったとき
うまく言葉にできない気持ちを、物語が代わりに見せてくれます。 - 「みんなと同じ」が正解なの?と考えはじめたとき
仲間・立場・噂に流されることの苦しさを、自然に感じ取れる一冊です。 - ドキドキするお話が好きだけど、ただ怖いだけは苦手なとき
ハラハラしながらも、心の動きに引き込まれていきます。 - 親子で「どう思った?」と話す時間を持ちたいとき
正解がないからこそ、感じたことを言葉にするきっかけになります。 - シリーズを読んでいて、物語が大きく動く転換点を味わいたいとき
「ここから先が止まらない」と感じる、重要な一冊です。
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