こんにちは、当ブログの管理人ネズミックです。
今回ご紹介するのは、赤ちゃんの“はじめての電車絵本”にぴったりな一冊。
安西水丸さんの名作『がたんごとん がたんごとん』です。
やさしい色づかいと、くり返しのリズム。
小さな赤ちゃんの目と耳に、まっすぐ届く不思議な魅力があります。
この記事では、我が家の読み聞かせ体験をもとに、0歳〜2歳までの反応と読み方のコツを年齢別にご紹介します。
この記事でわかること
- 『がたんごとん がたんごとん』の魅力
- 年齢別(0歳・1歳・2歳)の反応
- 読み聞かせのコツ
安西水丸さんってどんな人?
『がたんごとん がたんごとん』の作者・安西水丸さんは、イラストレーター、エッセイスト、絵本作家として活躍された方。
作家・村上春樹さんとの共著も多く、大人の読者にもファンが多い人物です。
そんな安西さんの代表作のひとつが、今回ご紹介する『がたんごとん がたんごとん』。
大人が読んでも心地よく、赤ちゃんにはぴったりの一冊です。
『がたんごとん がたんごとん』ってどんな絵本?
赤ちゃん向けに作られたシンプルな電車絵本です。
「がたんごとん がたんごとん」と汽車が走り、
哺乳瓶やスプーン、果物やねこなどが「のせてくださーい」と次々に登場します。
くり返しのリズムと、ゆったりとした展開が魅力で、
赤ちゃんがじーっと見入る“魔法”のような絵本です。
絵本の基本情報
- タイトル:がたんごとん がたんごとん
- 作:安西水丸
- 出版社:福音館書店(あかちゃんの絵本シリーズ)
- 対象年齢:0歳〜
- サイズ:18cm × 18cm/20ページ
- ISBN:978-4-8340-0272-0
なぜこの絵本を選んだの?
この絵本は、息子が生まれてはじめて購入したファーストブックのひとつ。
町の本屋さんの「あかちゃんえほんコーナー」で見つけ、
やさしい配色と電車の絵に惹かれて手に取りました。
- “のりもの”が日常にあって親しみやすかった
- 小さな赤ちゃんにやさしい内容と色づかい
この2点が選んだ理由です。
年齢別レビューと読み聞かせのコツ
📖 👶 0歳(生後6ヶ月頃〜)|初めて絵本に反応した感動の一冊
椅子に座れるようになった頃、読みはじめました。



最初は反応が薄かったのですが、
ある日、じっとページを見つめながら声に耳を傾けてくれている姿に感動。
読み聞かせのコツは?
- 「がたんごとん」とリズミカルに
- 「のせてくださーい」は声色を変えて演じる
- ページをテンポよくめくると電車の“走ってる感”が出ます
📌0歳児の反応まとめ
- 初めて絵本に集中できた
- 絵と音のリズムを楽しんでいた
- 最初の「お気に入り絵本」になった
👶 1歳|安心感と発語のきっかけに
1歳になると他の絵本にも興味が広がってきましたが、
この絵本は“甘えたいとき”や“静かにしたいとき”に持ってくる定番絵本に。
読んでいるときには、
「あ、ミルクさんきたね」
「りんごさんとバナナさん、どこ行くのかな?」
と声をかけて反応を楽しみました。
読み聞かせのコツは?
- キャラクターを“固有名詞”で呼んであげる
- 絵と音をリンクさせるように読み進める
- 子どもの発語を促す声かけも◎
📌1歳児の反応まとめ
- 発語のきっかけに
- 安心できる“定番の絵本”として活躍
- 他の絵本への興味も広がる
👦 2歳|“赤ちゃんのころの絵本”として残る存在
歳になると、よりストーリー性のある絵本に移行。
『がたんごとん』の出番は少なくなってきました。
でも「これも読んで〜」という時、
なぜかこの絵本も一緒に持ってくることがあって。
まるで、“ひと休み”したいときに読む安心感のある一冊になっていました。
読み聞かせのコツは?
- 変わらない読み方で“安心感”を
- ひざの上で読んでスキンシップをプラス
📌2歳児の反応まとめ
- 時々読みたくなる“やすらぎの絵本”に
- 小さいころの安心感を思い出すような存在
まとめ|『がたんごとん』は“はじめての一冊”にぴったり!
- 0歳:絵本に初めて集中できた
- 1歳:安心感&発語のきっかけに
- 2歳:時々読みたくなる思い出の絵本に
がたんごとん がたんごとん』は、何度でも繰り返し楽しめるファースト絵本です。
「絵本にあまり興味を示してくれないな…」
そんなときにも、まずはこの絵本から試してみてください。
シンプルだけど、赤ちゃんの心にやさしく届く。
そんな一冊にきっとなるはずです。
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