【4歳〜8歳向け】『はなのあなのはなし』レビュー｜子どもの鼻ほじりに困ったとき読みたい名作（1分で読める）

あらすじ

春夏秋冬、いつでも大活躍している「はなのあな」。
息を吸ったり、においをかいだり、ゴミを外に出したり…。
そんな鼻のはたらきを、ユーモラスな絵とことばで紹介してくれる絵本です。

子どもが思わずクスッと笑ってしまう場面もありながら、
「鼻ってすごい！」と自然に感じられる内容になっています。

読んで感じたこと

この絵本のすごいところは、子どもが気になる「鼻のひみつ」をただ説明するのではなく、 自然と引き込まれる構成 になっていることです。

「あつこちゃんとぼく」の鼻の穴比べから始まって、動物の鼻、そして鼻毛・鼻くそまで…。ユーモアを交えつつも、子どもが日常で実感できる形で鼻の役割を教えてくれるので、笑いながら理解が深まっていきます。

特に印象に残ったのが、この一文。

はなのあなは、からだについてるポケットじゃない

そして続く「鼻のあなに朝顔のタネを入れておくと…」というくだり。
読んだ瞬間、子どもはぞわぞわして思わず鼻から手を引っ込めるはずです（笑）。

ただ「やめなさい」と言われるより、 想像してドキッとする体験 のほうが、心にずっと残る。
それが柳生さんの絵本の力だと感じました。

親の立場からすると、“困ったときの柳生先生！”という存在。
鼻ほじりだけでなく、体全体への興味を広げてくれるシリーズは、子育ての強い味方だと思います。

＼気になる方は、さらに詳しいレビューをどうぞ！／

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

どのレビューサイトでも共通しているのは、「笑いながらも学びになる」 という評価。鼻ほじり対策としてだけでなく、科学絵本の入門や読み聞かせにも最適な一冊として、多方面から愛されていることがわかります。

こんなときにおすすめ

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