※こちらの絵本は現在、出版社で 品切れ・重版未定 となっています。そのため、新品での入手は難しい可能性があります。購入を希望される方は、中古書店やネットのマーケットプレイスなどもあわせてご確認ください。
あらすじ
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この絵本の特徴はこの3つ!/- 十五夜のお月さまに出し物を披露する昔話
- イノシシ兄弟が相撲に挑む姿を通じて努力の大切さを伝える
- 干支・行事・地方の昔話が合わさった文化的な一冊
十五夜の夜、お月さまに披露する出し物を動物たちが決めていきます。ウサギは餅つき、サルは芸、キツネは踊り、タヌキはお囃子と、みんな楽しそうに準備を進めるなか、イノシシだけはなかなか出し物が思いつきません。
悩んだ末に、兄弟と力を合わせて相撲をとることを決意したイノシシ。毎日こつこつ稽古に励み、いよいよ本番の日を迎えます。お月さまの見守る前で堂々と相撲を披露すると、その勢いに決着がつきません。熱の入った勝負に、お月さまは「もうよい、勝負は引き分け。また次の十五夜に見せておくれ」と声をかけ、雲の中へと消えていきました。
それからというもの、十五夜の晩にはイノシシが相撲をとってお月さまに見せるようになった――福岡地方に伝わる昔話です。
読んで感じたこと
この絵本は、十二支に選ばれた12匹の動物を主人公にした昔話シリーズの一冊。イノシシを題材にしたお話は珍しく、とても新鮮でした。
あとがきには「人は生まれた年の干支に似る」と書かれていて、なるほどと頷きます。我が家の息子もイノシシ年。向上心に富み、正直で困難に耐える一方で、頑固で柔軟性に欠けるところがある……そんな性格が不思議とイノシシ年の子に共通しているようで、ママ友ともよく「頑固なのが玉に瑕だね」と話したりします。
でも、決めたことに一生懸命取り組む“がんばり屋さん”なのも、イノシシらしい魅力。お月さまに見守られながら相撲に挑むイノ七とイノ八の兄弟は、まるで息子たちの姿を映しているようで、読んでいて心があたたかくなりました。
「ああ、いい年に生まれたね」――そんな風に思いながら子どもに読み聞かせたくなる一冊です。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
イノシシを題材にした珍しい昔話で、お月見の行事絵本として季節感も楽しめます。
努力や頑張りを描いており、保育園や小学校低学年の読み聞かせにぴったり。
レビュー数は多くないものの、干支や行事に関心のある親子におすすめの一冊です。
イノシシが主人公の絵本は珍しく、新鮮な一冊
- 「お月さまの出てくる動物といえばウサギやタヌキ。イノシシが主人公なのは新鮮でした」(絵本ナビ)
保育園の発表会のように、動物たちが得意な芸を披露する楽しさ
- 「動物たちが芸をするのがまるで保育園の発表会のようで、とても楽しく読みました」(絵本ナビ)
イノシシ兄弟の相撲に“努力する姿”と“イノシシらしさ”がよく表れている
- 「イノシシ兄弟の相撲は猪突猛進のぶつかり合い!なるほど、イノシシの特徴がよくわかりました」(絵本ナビ)
- 「走ることと力に自信のあるイノシシ達がしたこととは…?」(楽天ブックス)
お月見の行事絵本としても楽しめ、干支シリーズの締めくくりにふさわしい
- 「森の動物たちがお月さまに芸を見せる…干支のラストのイノシシのほのぼのなお話です」(絵本ナビ)
「お月見の行事絵本として親子で楽しめる、努力する姿が伝わると好評」(読書メーター)
こんなときにおすすめ
- 十五夜・お月見の行事に合わせて読みたいとき
- 子どもに“努力することの大切さ”を伝えたいとき
- 干支や昔話に興味を持ってほしいとき
- 保育園や低学年向けの読み聞かせに選びたいとき
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※こちらの絵本は現在、出版社で 品切れ・重版未定 となっています。そのため、新品での入手は難しい可能性があります。購入を希望される方は、中古書店やネットのマーケットプレイスなどもあわせてご確認ください。
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