5歳になった息子は、あまのじゃくでこだわり強め。
そんな息子の「友だちとの距離感のむずかしさ」について、
母ちゃんがこの数ヶ月で気づいたことを、ここに書き残しておこうと思います。
3歳〜4歳ごろ、まずは“保育園がしんどかった”時期

息子は今でこそ表情が明るくなったけれど、
もともと少し“友だちとの関わりが苦手”です。
特定の仲良しができにくく、
家のほうが落ち着くタイプ。
3歳の頃は保育園の行きしぶりがひどくて、
毎朝ついて着いた瞬間に大泣き。
入園当初は泣いていなかったのに、
まわりが泣いているのを見て、
「気持ちを出すってこうやるのか…?」
と悟ったかのように突然スイッチが入り、
年中の半ばまで泣き通しでした。
今思えば……
保育園って案外「次はこれ、次はあれ」と忙しくて、
自由時間より“集団行動”が圧倒的に多い。
こだわり強めの息子には、息の合わない世界だったのかもしれません。
でも年中の途中で、習い事を始めたり、
自分の“できること”が少し増えたのか、
ある日を境に、ぴたりと泣かなくなった。
あの変化は、今振り返っても大きかった。
“話題が深すぎて友だちがついてこれない”問題

息子は昔から個性が強くて、
- お面
- 神楽
- 踊り
- おばけ
- 昆虫
- そして今は恐竜・・・
など、「好き」がとにかく深い。
そして息子にはもう一つ特徴があって——
友だちと何を話したらいいのかわからないと、
“とりあえず自分の知っていること。
相手が少しでも知っていそうなら、その話題に乗っかって
自分の好きなことを全力で話す”ところがある。
アニアの話、恐竜の話、図鑑で覚えた豆知識……
息子にとっては「これなら話せる!」と思える唯一の武器だから、
どうしても熱量が100%になってしまう。
もちろん悪気があるわけじゃなくて、
“どうしたらいいかわからないから、自分の話をしてしまう”だけ。
でも幼稚園の子たちは、みんながみんな恐竜博士ではありません。
だんだん、まわりの子がついてこれなくなる。
それでも、まわりのママたちは優しくて、
「その恐竜知ってる〜」
「この前の恐竜もかっこよかったよね」
と話題をつないでくれていた。
——それは、みんなの優しさだったんだよ。
昨日、息子にはそのことを丁寧に話しました。
「みんなが優しさで合わせてくれていたこと」
そして
「息子も友だちの“好き”に興味をもってみない?」
ということも。
実はここ、私の反省ポイントでもあります。
息子はひとつのものに強くのめり込みやすく、
私は“刺激を増やさないように”と、
実はポケモンブームを意図的に避けてきました。
でも——
息子が友だちに興味を持つには、
友だちの“好き”にも少し触れられるほうがいい。
避けすぎることで、息子の世界を狭めていたのかもしれない。
そう思って昨日、思い切って ポケモン図鑑 を一冊買ってみました。
ページを開く息子の顔は新鮮そのもので、
「へぇ〜!この子、かっこいいね!」
と、初めての“友だちの好きへの一歩”を踏み出していました。
そこから、息子にそっと伝えました。
「ポケモン好きの友だちに、
『どれが好き?』って聞いてみてもいいんだよ。
それから一度しらべて、
『へえ!それかっこいいね!』って言えたら、
きっと相手も嬉しいよ。」
息子の世界が少しずつ広がる、その小さな一歩を、
いっしょに見守っていけたらと思います。
「ついてこれた子だけと遊ぶ」問題も発生

息子が最近やってしまったこと。
一緒に遊びたい子を集めるために
「この指とまれ〜!」と呼びかけたくせに、
集まった女の子に対して
「△ちゃんはだめ。男の子だけで遊ぶ」
と言ってしまった。
幼稚園の定番である
「いれて」「いいよ」
のやりとりができる子もいれば、
できない子・しんどい子もいます。
息子の「△ちゃんはだめ」発言は、
こだわりゆえの“排除”で、これはマズい。
私は息子に聞いてみました。
「どうして女の子はだめなの?」
すると息子は正直に言いました。
「だって恐竜ごっこがしたい。女の子は嫌がるから」
なるほど、理由はある。
でもやり方が違う。
そこでこんな提案をしてみました。
「女の子は可愛いのが好きな子も多いから
“こんな優しい恐竜もいるよ?”ってすすめてみたら?」
さらに、
「恐竜が嫌いな子もいるよね。アニアの“ハートちゃん”っていう
ヨツユビハリネズミがかわいい女の子だよ?それはどう?」
と教えてみたら、
息子の目の色が変わって、
「やってみる!!」
と、俄然やる気に。
その後、家でわたしが友だちに役になりきって練習までしました。
“負けたのに勝ったと言う”あまのじゃく問題も練習

- じゃんけんで負けても「勝った!」
- だるまさんころんだでタッチされても「だめ!」
- クイズで正解しても「ちがう!」
あまのじゃく炸裂…。
これも友だちを困らせるポイントなので、
息子とじっくり話しました。
「悔しい気持ちはあっていいんよ。
でも、それを言葉にしてみよ?」
それがこの言葉
くやし〜!もう一回やろ!
家でも一緒にじゃんけんして練習。
ぎこちない“くやし〜!”が可愛かった ・・(笑)
息子も実は苦労していたことが判明して、泣きそうになる

仲間に入れてもらえないとき、ある?そんなときどうしてるの?
そう聞いたら、息子はぽつり。
「……待ってる。
できるときが来るまで、ひとりで遊びながら待ってる」
ああ。
ここ最近“いじわるしてる側”に見えることもあったけれど、
本当は息子も息子なりに、
いろんな壁の前で立ち止まっていたんだ。
「そうか。
きみも苦労してたんだね」
と、思わず抱きしめてしまった。
「でもね!今日ね!
サッカー、1回……あ、2回蹴れたの!
下手だけどね!」
と報告してくる息子の顔。
その誇らしげな表情を見た瞬間、
胸がぎゅっとなった。
母ちゃんのひとこと・まとめ
- 息子の“こだわり”は、良さでもあり課題でもある
- 優しさの出し方は、具体的に見せないとわからない子もいる
- 子どもは表から見える姿だけじゃわからない
- 本音を聞かないと、親は勘違いする
息子は息子のペースで、
ちゃんと成長している。
そして私は、
今日も息子の“裏の気持ち”に寄り添う練習を
一緒にしている。




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