【0歳〜3歳向け】『きゅっきゅっきゅっ』レビュー｜口拭きイヤイヤが減ったやさしい習慣づけ絵本

あらすじ

ねずみさん、うさぎさん、くまさんと赤ちゃんが、仲良くスープを「いただきます」。
でも、みんな上手に飲めずに、おなかや手や足にスープをこぼしてしまいます。

そのたびに赤ちゃんが
「ふいてあげるね　きゅっ きゅっ きゅっ」
と、やさしく拭いてあげます。

スープが空っぽになったころ、今度は――
赤ちゃんのお口のまわりに、スープがちょっぴり。

すると最後は、おかあさんが
「きゅっ きゅっ きゅっ」
と、赤ちゃんを拭いてあげるのでした。

お世話するやさしさと、してもらううれしさを、
くり返しのリズムで伝えてくれる温かな一冊です。

読んで感じたこと

1歳半ごろに『おててがでたよ』が好きになってくれたのをきっかけに、
絵本屋さんでこの本も一緒に買いました。

当時の息子は、食事中に口のまわりを拭かれるのが大嫌い。
鏡を見せて「おじいさんみたいだねえ」なんて言いながら工夫していましたが、なかなかうまくいきませんでした。

ところがこの本を読んで、「きゅっきゅっ」というフレーズを覚えた頃から、少しずつ拭かせてくれるように。
1歳8か月の終わりごろには、夜寝る前にこの本を読んでほしがり、「きゅっきゅっ」と自分から言ってくれるようになりました。

足の裏をくすぐっても全然笑わない息子なので、くまさんがスープをこぼした場所が“脇の下”だったらよかったのになあ…と、こっそり思いながら読んでいる母ちゃんでした。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。

こんなときにおすすめ

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