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【3〜8歳向き】『としょかんライオン』|子どもにルールを伝えたいときにぴったりの絵本レビュー

としょかんライオン

タイトル:としょかんライオン
作:ミシェル・ヌードセン
絵:ケビン・ホークス
訳:福本友美子
出版社:岩崎書店
発行日:2007年4月20日
対象年齢:幼児向け,小学校低学年,小学校中学年
ISBN:978-4265068173

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目次

あらすじ

図書館には「静かに」「走らない」などのルールがあります。
そこへある日、大きなライオンがふらりと現れます。

ライオンはおはなし会が大好き。図書館の中ではとてもおとなしく、館長の手伝いもしてくれるように。

ところがある日、館長がケガをしてしまい……ライオンは思わず「ルール破り」の行動に出ます。

それを見た図書館員のマクビーさんの心にも、少しずつ変化が──。

読めば読むほど、ルールや思いやりの本当の意味が見えてくる。
子どもだけでなく、大人の心にも響く感動の絵本です。

読んで感じたこと

4歳の息子と読んだとき、静かにしながら絵に見入っていたのが印象的です。
「ぼくもライオンに会いたいな」なんてつぶやいていて、図書館にライオンなんているはずもないのに…と、思わずズコッ!!

でもそれが、子どものすごさなんですよね。
現実ではありえないはずのことを、すんなり受け入れて、物語の中に入っていける

絵本の中の子どもたちも、きっとはじめは驚きながらも、いつのまにかライオンを受け入れていた。
そんな空気感に、息子の反応が重なって、こちらまで物語の世界に引き込まれていきました。

“ルールを守ること”の大切さと、“思いやり”の気持ち。
どちらも大切にしてほしいと願う親にとって、この絵本のテーマはとても心に響くものでした。

読み聞かせを終えると、息子は「たまには、ちゃんとしたわけがあって守れないこともあるんです」と絵本の一節を得意げに語ります。
「ときどき、守らなくてもいいの?」と聞かれるんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていたのですが、
その一言に、ちょっと驚かされてしまって──もしかして、わかってるのかな…なんて思ったりも。

この絵本は、「ルールを守ること」の大切さだけでなく、
「誰かを思う気持ちが、ルール以上の行動につながることもある」という深いテーマを、やさしく伝えてくれます。

誰かを助けたい、困っている人の力になりたい。
その純粋な気持ちが、ルールを超える勇気になる──。

そんな“心の成長”が、子どもの胸にもきっと届くはず。
親子でじんわりと心があたたまる、静かな感動に包まれる一冊です。

楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

『としょかんライオン』は、Amazon・楽天・絵本ナビ・読書メーターなど、各レビューサイトで高評価を獲得している絵本です。
子どもたちの反応はもちろん、大人の心にも深く響くという声が多数見られました。

🛒 Amazonレビューより(評価★4.8前後)

  • 「子ども向けなのに、読んで涙が出ました」
  • 「ライオンの行動に胸が熱くなり、親子で何度も読んでいます」
  • 「決まりを守れなかった理由を考える大切さが描かれている」
  • 「大人にも刺さる“思いやり”の物語。図書館で働く人にも読んでほしい」

👉️感情をゆさぶられる展開に、何度も読み返したくなるという声が多くありました。

🛍 楽天レビューより(評価★4.61/75件以上)

  • 「娘が“どうしても欲しい”と言った絵本。読み聞かせにも◎」
  • 「プレゼントに贈ったらすごく喜ばれた」
  • 「子どもに響くけど、大人はラストが“良い子すぎる”と感じるかも?」
  • 「10分で読めるのに、映画を見たような満足感」

👉 幅広い年齢層に読まれており、「読み聞かせ教材」「贈り物」「心のケア」としても支持されていました。

📘 絵本ナビレビューより

  • 「初めての読書感想文にぴったり!親子で深く話せた」
  • 「“ルールを守る”だけでは伝わらない大切なことがあると気づかされた」
  • 「絵の優しさが子どもにも安心感を与えてくれる」
  • 「5歳児が“これは俺の本!”と宣言して自分で買ったほどハマった」

👉 感情教育・読書感想文・優等生タイプの子への読み聞かせに◎
家庭での会話のきっかけになる絵本として特に評価されています。

読書メーターより(感想投稿800件超)

  • 「規則を守るだけじゃなく、“理由”も見てほしいと思えた」
  • 「ライオンのけなげさに涙。優しさって何かを考えたくなる」
  • 「職場にも置きたいほど、現代人に読んでほしい絵本」
  • 「“ライオンが図書館にいたらいいな”と心から思わせてくれる」

👉 子どもも大人も、ルールと思いやりの“境界”を考えるきっかけに
読後にそっと余韻が残る作品として、再読する人も多数いました。

こんなときにおすすめ

  • ルールやマナーについて子どもに考えてほしいとき
  • 正しいことと優しさのバランスに悩んだとき
  • 小学校の図書の時間や道徳の授業にも
  • 親子で“自分ならどうする?”と話し合いたいとき
  • ちょっと静かに、あたたかな読書時間を持ちたいとき

幼児向け 小学校低学年 小学校中学年 大人向け 親子で考える 雨の日の絵本  動物好きに..しつけ絵本 感情教育 保育・幼児教育

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この記事を書いた人

広島在住。O型、水瓶座。釣り好きな夫と、やんちゃな息子との3人暮らし。
年間300冊の絵本を読み聞かせる絵本マニアで、40代の主婦ブロガーです。
広島弁まじりでしゃべる、くつしたキャラの相棒「くつしたん🧦」との掛け合いもお楽しみください🐭×🧦

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