あらすじ
長年コビトの研究を続けてきた“コビト博士”。
本書では、子どもたちから寄せられる質問や目撃情報に、博士が真剣に答えていきます。
「ゴキブリ捕りにかかったコビトがいて、こわくて近づけません。どうしたらいいのですか?」
そんな子どもならではの素朴な疑問にも、博士は図鑑さながらに丁寧に解説。ページをめくるたびに現れるのは、ちょっと不気味で、でもなぜか惹きつけられるコビトたちの生態です。
読み進めるうちに「もしかして、わたしの家にも…?」と想像がふくらみ、自然や身近な環境に新しい目を向けられるようになる一冊。
コビトの世界をもっと知りたい子どもたちにぴったりの、“こびとづかんシリーズ”の発展版です。
読んで感じたこと
『こびとづかん』(リンク)を読んでハマった息子が、次に選んだのがこの絵本。
ページをめくると、息子と同じくらいの歳の子どもが、こびとを見つけたときのドキドキした質問と、それに答える博士のやりとりが出てきます。まるでラジオの投書コーナーを読んでいるみたい。子どもらしいけれど妙にリアルな質問だからこそ、「もしかして本当にいるのかも?」と思わせられます。
先日ホテルに泊まったとき、トイレットペーパーが三角に折られているのを見た息子が
「シノビイエコビトのしわざだ!ここにもいるんだ!」
と発見して大はしゃぎ。
「本当にコビトがいるのかも…」と想像しながら暮らすのも悪くないですね。日常の中で家や庭を観察する目がちょっと変わりました。
ただ楽しむだけでなく、子どもの“想像力”や“自然に目を向ける力”を育ててくれる一冊だと感じました。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
『みんなのこびと』は、
- 子どもにとっては「本当にいるかも!」と想像力を刺激するワクワク本
- 大人にとっては「ちょっと気持ち悪いけど、なぜか笑える」ユーモア本
として受け止められています。
リアルでシュールな表現は好き嫌いが分かれるものの、
子どもたちは圧倒的に楽しんでおり、自然や日常の中に「こびとを探す目」を育てるきっかけになっているようです。
Amazonレビュー
- 子どもが夢中:3歳ごろからハマる子が多く、毎日のように読んでいるという声も。
- 大人も楽しめる:ちょっとシュールで、大人もクスッとできる。読み聞かせでも先生にウケた。
- 反応に差:一部「ページ数が少ない」「内容が薄い」と感じる声もあり。
- プレゼントにも好評:職場のキッズスペースやプレゼント用に購入して喜ばれている。
楽天レビュー
- クリスマスプレゼントに選ばれるほど人気。
実際の使用感レビューは少なめですが、子どもが喜ぶことを前提に購入されている印象。
絵本ナビレビュー
- 「こびとって本当にいるのかも?」と思わせる不思議な世界観が楽しい。
- 気持ち悪いけどクセになる、想像力を刺激してくれる。
- 大人目線では「苦手」派と「ユーモラスで面白い」派に分かれる。
- 子どもは夢中になって観察・発見を楽しむ姿が多い。
読書メーター
- 子ども人気は根強い:4歳のお気に入り、小2でも楽しんでいたとの声。
- 家にこびとがいるかも…と妄想が広がる:日常をちょっと違う目で見るきっかけに。
- 大人目線:「ゴキブリに乗るこびと」などショッキングな場面も。
- 家族で世代を超えて楽しむエピソードもあり。
こんなときにおすすめ
- こびとづかんにハマりはじめた子に
『こびとづかん』を読んで夢中になった子が、さらに深く楽しめる発展編。博士と子どものやりとり形式で、“こびとの世界をもっと知りたい”気持ちに応えてくれます。 - 「本当にいるかも?」と想像をふくらませたいとき
日常の何気ないものが“こびとのしわざ”に見えてくる不思議さ。自然や身近な環境を観察する目を育ててくれるきっかけに。 - 読み聞かせで盛り上がりたいとき
ちょっとシュールでユーモアのある内容は、小学生への読み聞かせでも人気。子どもたちの食いつきがよく、先生や大人も一緒に楽しめます。 - プレゼントや集まりに
職場や子どもスペースに置いたり、クリスマスプレゼントに選ばれたりと“みんなで楽しめる絵本”としても好評です。
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