あらすじ
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この絵本の特徴はこの3つ!/- オノマトペだけで展開する、不思議でユニークな絵本
- 赤ちゃんがじっと見入るほど、視覚と聴覚を同時に刺激する
- 「こわい→安心」の感情のゆれを通して、心と想像力を育てる
静まり返った世界に「もこ」とふくらみが生まれます。
「もこもこ」と大きくなり、「にょき」と隣に何かが現れ、「ぱく」と食べ、「ぷうっ」と膨らみ、やがて「ぽろっ」と落ちていく――。
言葉はオノマトペだけ、抽象的な形が変化していく様子が、ページをめくるたびに緊張と安らぎをくり返しながら展開していきます。
読んで感じたこと
最初に読んだときは、抽象的すぎて「ちょっとこわいかも」と思いました。
「こんな絵本を小さな赤ちゃんに読ませて意味があるのかな?」と感じたんです。
でも、最後にまた“うまれる”場面に出会い、さらに裏表紙をめくると“もこっ”と命が生まれる姿が現れます。
その瞬間、ドキッとしたあとにホッとする——そんな“安心の流れ”があることに気づきました。
「また最初からはじまったね!」と赤ちゃんと顔を見合わせて、気づけば「もう一回」「もう一回」と繰り返し読んでしまう絵本です。
ぷーっと膨らむ場面では、息子がうれしくなって絵本にチュウしてしまったことも。そんな姿を見られるのも、赤ちゃんらしいかわいい思い出になりました。
大人にとっては意味不明に思える部分も、子どもにとっては「ことばと感覚の遊び」になっている。
まさに、何度でも出会い直せる“クセになる絵本”だと感じました。
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楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
『もこ もこもこ』は、0歳からじっと見入る → 1歳で擬音を真似 → 2歳で爆笑 → その後は好みが分かれる という口コミが多数。
大人には「意味不明?怖い?」と映る部分も、子どもには「ことばと感覚の遊び」として愛される、“クセになる絵本”です。
赤ちゃんでもじっと見入る
- 「生後2カ月の息子ですが、本を開けばじっと絵本を見つめています」(楽天レビュー)
- 「0歳3カ月でじーっと見つめていた」「5カ月で手を動かして反応していた」(読書メーター)
👉 色彩のはっきりした絵と擬音語が、低月齢から赤ちゃんの感覚を刺激しています。
1歳前後で声や反応が広がる
- 「『ぱくっ』の場面で必ず子どもが『ぱっ!』と言います」(絵本ナビレビュー)
- 「まだ6カ月で理解してなさそうだけど、声のトーンを変えて読むと興味を示す」(Amazonレビュー)
👉 擬音を真似したり、自分から持ってきて「読んで」と言うようになる時期。
2歳で爆発的人気に
- 「0歳のときは反応がなくても、2歳で急にハマった」(楽天レビュー)
- 「2歳と4歳の姉妹に読んだら、ページをめくるたびに大合唱。『もう1回!』と何度もリクエストされた」(絵本ナビレビュー)
- 👉 読み聞かせの現場でも大爆笑やリピート要求が起きる絵本です。
成長で好みが変わるが、出会い直せる
- 「2歳10カ月ではもうそんなに興味なさそう」(読書メーターレビュー)
- 「0歳から5歳になる最近もずっと好き。擬音の肌感覚を味わえる」(Amazonレビュー)
- 「『しーん』で始まり『しーん』で終わる。命の循環を感じる本」(読書メーターレビュー)
- 👉 子どもによって好みは変わるけれど、成長するごとに違った魅力を見せてくれる“出会い直せる絵本”。
こんなときにおすすめ
- 赤ちゃんと一緒に絵本デビューしたいとき
- 文字が少なく、色や音で楽しめるので0歳からでも安心。
- 「じっと見てほしい」集中の時間に
- 抽象的な形とリズムが、自然と視線を引きつけます。
- 言葉のリズムに親しませたいとき
- 「もこ」「にょき」「ぱく」などの擬音語で、日本語の響きに触れられる。
- 親子で“もう一回!”を楽しみたいとき
- 終わりそうでまた続く展開が、くり返し読んでしまうきっかけに。
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感情を育てる | 知育絵本 | 想像力を育てる - 好きなタイプ:
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