子育ての悩みに寄り添う絵本との出会いをもっと身近に
まず、わたしの町には、子育ての悩みにすぐ寄り添ってくれる絵本がほとんどありません。
夜泣き、イヤイヤ期、きょうだいとの関係……そんな日々の悩みに対して、ママがひとりで育児本を読んで解決しようとするのではなく、子どもと一緒に絵本を読みながら、心を通わせて乗り越えたい。それが、わたしのスタンスです。
こんなにも絵本があふれているのに、なにか知るきっかけがなければ出会えない。大型書店に行かないと、いろんな絵本を手に取るチャンスがない——。
子育ての悩みを、やんわりとやさしく包みながら解決する手がかりが得られるなら、絵本がいちばん自然で、あたたかい方法かもしれない。
そんな思いから、「移動する子育てを支える絵本屋をつくりたい」と考えるようになりました。
車中泊の苦い思い出から生まれた「快適な移動本屋」への発想

実は我が家、かつてアウトドアにハマっていた時期がありました。その延長で、「キャンプ道具なしで寝られるように、車中泊にも挑戦してみよう」と思ったのがきっかけでした。テントを張ってキャンプをしたり、星を見ながら眠ったり、そんな時間を家族で楽しんでいました。
でもそれが“過去形”になってしまった理由のひとつが、車中泊の苦い経験です。
乗用車での車中泊は、思っていた以上に過酷でした。夏場はエンジンをかけたままクーラーをつけておくこともできず、汗だく。冬場は寒くて夜中に目が覚めてしまう。
冷風機を購入してみたものの、熱を逃がすホースを外に出すために窓を開けなくてはいけず、虫が入らないように窓枠まで自作して……と工夫を凝らしたのに、結局それほど涼しくならず。
最終的には「もうホテルにしよう!」と家族で汗だくで宿を予約して直行。「やっぱりホテルが最高だね」と笑った、ちょっと切ないけれど思い出深いエピソードになりました。
そんなわけで、やっぱり車中泊はキャンピングカーがいいなというのが、我が家の正直な感想です。暑さ寒さだけでなく、もちろん“狭さ”も大きな課題でした。大人と子どもが寝るスペースを確保するだけでもぎゅうぎゅうで、荷物を置く場所にも困ってしまって……。
だからこそ、ちゃんと“居場所”として快適に過ごせる車で、本との出会いを届けたいという気持ちが強まったのかもしれません。
憧れと現実のあいだで考えたこと
ちなみに、税金面でもキャンピングカーは意外とハードルが低めなんです。8ナンバー登録(キャンピング仕様)だと、一般の乗用車に比べて自動車税や重量税が抑えられることもあります。
税目 | 一般乗用車(例:2.0Lクラス) | キャンピングカー(8ナンバー) |
---|---|---|
自動車税(年額) | 約36,000〜45,000円 | 約16,000〜22,000円 |
重量税(2年分) | 約32,800円 | 約20,000円(車種による) |
※上記は一般的な例(排気量2.0L/車両重量2.0t前後)に基づく概算です。詳細な税額は都道府県・車種・登録内容により異なります。
【参考】東京都税務局「自動車税種別割の税率一覧」/国土交通省「自動車重量税額一覧(令和5年4月版)」/各自治体の自動車税案内ページ
たとえば排気量や重量にもよりますが、年間で1〜2万円ほど軽減されるケースもあり、維持費という面でも“もしかしたら現実的かも”と思えるきっかけになりました。

ちなみに、キャンピングカーをもし中古車で購入すると、だいたい300〜500万円程度が相場のようです。
本当はワーゲンバスのような輸入ヴィンテージ車に憧れもあるのですが、中古でも600万円前後。
さらに、空調の整備や電気まわりの初期オーバーホールを考えると、費用も手間も計り知れません。
正直、今のわたしにはとても乗りこなせる自信がなくて……
だからこそ、夢に一歩近づくためにも、現実的な選択肢として“自分でも扱えるキャンピングカー”という線で考えるようになりました。
現実味がぐっと近づいた「キャンピングカーマニア」という選択
とはいえ、いきなり購入はハードルが高いのも事実。
最初はレンタルサービスを試してみようかとも考えていました。

購入前に「どんな車が合うのか」「実際の車内の快適さはどうか」などを体験して、イメージを掴むにはぴったりのサービスだと思っています。
“移動本屋”を夢見る自分にとっては、現実を知るための入り口としてとても価値があると感じました。
そしてもし、希望に合ったキャンピングカーの形が見えてきたら——
そのときは購入から内装・運用までサポートしてくれるサービスを通じて、じっくり準備していきたいと考えています。
小さな夢を、現実に近づける方法
「絵本をのせて、移動本屋をはじめたい」——そんな夢を、少しずつ現実にしていくために、今わたしが視野に入れているのが「キャンピングカーマニア」というサービスです。
- 自分でも使いながら
- 使わない日はレンタルで運用できる
- 購入・内装・売却まで相談できる
…そんな仕組みが、思っていたよりもずっと身近にありました。
私のように、「まだ何も始まっていないけど、想いはある」そんな人にも、きっとヒントになるサービスだと思います。
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