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【小学生向き】『わたしの ひかり』|太陽が本当にエネルギーの源だったと気づかせてくれる科学絵本レビュー

タイトル:わたしのひかり
作・絵:モリー・バング
訳:さくまゆみこ
出版社:評論社
原書発行:2011年6月1日(英国)
対象年齢:小学生向き,大人向け
ISBN:978-4566001688

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あらすじ

この絵本の語り手は、なんと「太陽のひかり」そのもの。
「わたしはひかり。ずっとずっと遠くの太陽からやってきた」——そんな言葉から物語ははじまります。

太陽から届いたひかりが、地球の水をあたため、風を生み、川を流し、植物を育て……やがて発電所を経て、わたしたちの暮らしを照らす電気になっていく——。

自然の循環とエネルギーのつながりを、やさしい言葉と壮大な視点で描いた、科学絵本×哲学絵本ともいえる一冊です。

💡 読んで感じたこと|子どもと語りたくなる“自然”の力

この絵本を読んで、思わず深呼吸したくなりました。

日々あたりまえのように使っている「でんき」も、「太陽のひかり」からはじまっている。
当たり前と思っていた毎日が、実はこんなにも壮大な自然の恵みに支えられていたんだと、気づかせてくれます。

我が家では、夜の読書灯をつけながら読んで、「この光も“ひかりの旅”の一部なんだね」と話しました。
子どもにとっても「でんき=自然とつながってるもの」という意識が生まれるきっかけになるかもしれません。

5歳の息子に読み聞かせたときは、絵本に耳をすませながらじっと聞いていましたが、内容の理解までは難しかったかもしれません。
それでも、「太陽のエネルギーが空気をあたため、雲を生み、雨となって川をつくる」「風を動かし、風車を回す」「植物を育て、石炭をつくる」——そうやって電気がうまれ、街を照らす明かりになっていく、という流れに親の私が感動してしまいました。

きっと小学生くらいになったら、もっと深くこの絵本の意味を感じられるようになると思います。
「すべてのエネルギーの源は太陽」——それがこの1冊で、やさしくしっかりと伝わってきます。

🌟 楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより

  • 教育的価値:水力・火力・風力・太陽光などの発電の仕組みを「太陽の語り」で示し、子どもにもわかりやすく説明。課題図書にも選ばれ、エネルギー学習の導入に最適。
  • 芸術性:光の粒や街の明かりなど、幻想的で美しいイラストが多く「科学と芸術の融合絵本」として評価。
  • 読者層
    • 幼児 … 絵を楽しむ段階。
    • 小学生 … エネルギー学習のきっかけに。
    • 大人 … 震災後のエネルギー問題やエコ生活を考えるきっかけに。
  • 賛否
    • ポジティブ → 美しい絵、太陽の語り、エネルギーを考える契機。
    • ネガティブ → 説明的すぎる、子どもが食いつかない、表現が難解。

👉 「わたしのひかり」は、科学的な知識と詩的な表現を融合させたエネルギー絵本。年齢によって楽しみ方が変わり、大人も子どもも“太陽のありがたさ”を学び直せる一冊です。

楽天レビュー

  • 評価3.0(2012年頃)
  • 近年のブクログ経由レビュー
    • 「太陽からエネルギー→電気の流れが素敵」(★5.0)
    • 「理解には難しい部分もあるが解説で補える」(★4.0)
    • 「小さい頃は絵を楽しみ、大きくなってから解説で理解できると良い」
  • 👉 2010年代前半は辛口評価が目立つが、近年は再評価されている。美しい絵とテーマ性が注目され、学習絵本としても価値が高い。

Amazonレビュー

  • 高評価(★5.0)
  • 中評価(★4.0)
    • 「光とエネルギーをめぐる解説とメッセージ。震災後の日本に寄り添う絵本」との声。
  • 低評価(★2.0)
    • 子どもの食いつきが弱く、難しく感じる場合も。
  • 👉 教育的価値と美しさが評価される一方、子どもの反応は年齢や理解度によって差がある。

レビュー

  • エネルギーを考えるきっかけ
  • 太陽の語りかけ
    • 「わたし=太陽」が語り手。水力・火力・風力・太陽光のすべての源が太陽だと気づかされる。
    • 「あの町の明かりも、わたしのエネルギーが姿を変えたもの」というセリフが印象的。
  • 絵の美しさ
    • 幻想的な表紙や街の明かりの描写にロマンを感じる。
    • 宗教的かと思ったが、実際は科学絵本だったという声も。
  • 👉 大人も学び直しできる科学絵本としての評価が高い

  • 感動の声
  • 深読みする読者も
    • 「旧約聖書を思い出した」「原子力批判としても読める」など幅広い解釈。
  • 子どもの反応
    • 小学高学年や中学生向きとの声が多い。
    • 「4歳児には難しいが、絵が詩的でほっこり」と幼児でも絵は楽しめる。
  • 辛口意見
    • 「エネルギーがおちるという表現がわかりにくい」
    • 「思いがこもりすぎて伝わりにくい部分がある」
  • 👉 科学絵本としての価値+芸術的表現の美しさが両立。ただし、理解度は年齢や読解力に依存。

☀️ こんなときにおすすめ

「でんき」や「自然」の不思議に気づきはじめたとき。読むタイミングによって、見え方がぐっと変わる奥深い絵本です。

  • ☀️太陽や電気に興味を持ちはじめたお子さんに
    • 「でんきって、どうやってできるの?」そんな疑問に、やさしく、でも本質的に応えてくれる絵本です。
      小学生の理科の導入にもぴったり。親子で読めば、毎日つけている電気がちょっと特別なものに感じられるかもしれません。
  • 🌍 SDGs・再生可能エネルギーに関心がある親子に
    • 「太陽のひかり」から始まる電気の旅を通して、自然の循環やエネルギーの仕組みが見えてきます。
      難しい言葉を使わず、地球とわたしたちの関係をやさしく描いた絵本です。
  • 🔬 読み聞かせ+ちょっとした理科の導入に
    • 「でんきのもとは?」という素朴な疑問に、絵とストーリーで答えてくれる一冊。
      理科の導入としても、親子の会話のきっかけとしてもおすすめです。
  • 🌱 自然とのつながりを感じてほしいときに
    • この世界は、目に見えない“つながり”でできている。
      そんなことを、やさしく、でもしっかりと伝えてくれる絵本です。
  • 🎁 贈り物として、大人へのプレゼントにも◎
    • 美しい絵と静かな語り口で、読む人の心をそっと照らす作品。
      環境に関心のある方や、絵本好きな大人への贈り物にもぴったりです。

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