特番ラッシュ、年末のさなかに文春砲が放たれた・・
25日、タレントの中居正広(52)がある女性X子とのスキャンダルの解決金として9000万円を支払ったことが週刊文春のWEB版メディアに報じられました。今回の騒動では被害者X子さんと中居の間に、被害を助長するフジテレビの意にそぐわない体質が浮き彫りに。当事者X子さんの知人が明かした中居正広とフジテレビが体質的にもっている闇について、明るみになった全容をお話します。
中居正広の合意なきセックス・スキャンダル
文春記事によると、事の発端は2023年6月、20代女性X子さんがフジテレビの番組企画・立案を担当のA氏の誘いで中居と幹部含む大人数の飲み会に参加しました。しかし、飲み会の直前になって中居とX子さん以外全員ドタキャンし、密室で二人きりにさせられ中居から性的行為を受けます。X子さんは”A氏に仕組まれた”とフジテレビ幹部に被害を訴えています。
芸能関係に詳しい弁護士にも断られ・・
この後X子さんはPTSD精神疾患で入院を余儀なくされます。中居からA氏経由でお見舞いの品が届くも、これをもらってしまうと簡単にゆるすことになってしまうので突き返します。
治療を続けるなか、中居に責任をとってもらうべく、弁護士に頼ることを検討するがここでも難航・・。中居の名前を告げると「中居を敵に回すと芸能界で仕事がとれなくなる」と考えたのか弁護士たちは口々に「相手が相手だから、」といって断られてしまうのでした。
フジテレビの時代おくれな悪しき習慣
フジテレビには女子アナをよんで大物芸能人を接待する風習が過去から続いているといいます。
フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊氏によると、「フジテレビは、大物タレントとどれだけ仲良くなれるか、どれだけゴマを擦れるかで出世が決まるんです。(明石家)さんまさんにゴマを擦りまくったある人はめちゃくちゃ偉くなったし、そもそも今の港浩一社長は長くとんねるずの番組を担当していて、(とんねるずと)めちゃくちゃ仲良しでしょ。大手事務所や大物タレントのバックアップがあって、昇進できる仕組みです」と語る。(ピンズバNEWSから引用)
若くて美人の女子アナを連れた接待で芸能人との癒着を図る考え方は体質的に染み付いており、コンプライアンスが遵守され厳しくなった現代、起こり得るべくして明るみにでた事件といえます。
著者は昭和時代生まれなので、昔はこんな「不適切な」付き合い方がありふれていたように思います。フジテレビの営業方針は新しさを追求しているようで昭和時代からなにも変わっていないのかもしれません。
9000万円の示談金は口止め料なのか。
「警視庁に被害届を出せば、自身の名前が公になってしまうのではないか』と懸念し、被害届の提出を諦めたのです。その後、示談交渉が進められ、中居さんがX子に9000万円の解決金を支払うことで合意。一連の出来事を双方口外しないと守秘義務を約束し、それを破った場合には賠償責任を負う前提で示談を交わしました」(文春オンラインから引用)
被害届けを取り下げたのはおそらく、さか恨みによる被害を防いだのでしょう。その後中居とX子さんとの間で弁護士を通して示談交渉がすすみます。
示談とは紛争をやめることを双方納得したうえでの約束です。適当な落とし所を見つけないと、紛争が長引いて互いにコストもストレスも長引いてしまうためです。締結するとその内容について訴訟が提起できなくなるデメリットもあります。
一般的に目安ですが強姦・レイプ事件の示談金相場は、 100~300万円程度 、交通事故の損害賠償死亡慰謝料の相場は、2,000万円~2,800万円程度といわれています。それをふまえて考えると9000万円は相当な金額といえます。
「双方口外しない」と約束したことからも、中居の芸能界生命をかけた必死さがうかがえます。
一連の出来事を双方口外しない約束をさせるための口止め料であるはずが、ここまで文春によって明るみに出てしまい、中居の法外な値段をぶつけたやっつけ仕事ここまでですね。
すでに番組打ち切りも、CMも契約切れを待って降板
ソフトバンクは「令和ロマンとの初共演!コント風CMでアドリブ合戦!?」のCMです。
しかし、29日SoftBankのWEBサイト上で、CMギャラリーから動画がすべて削除され「現在公開中のムービーはありません」と表示される事態となりました。(下記画像)
なお、スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーについては、プレスリリースに起用したことは記載しつつも、CM本編の視聴とメイキング映像やコメント映像の視聴のリンクが削除されています。
中居正広のスキャンダルに巻き込まれたX子とは
今回のスキャンダルの時期にちょうどPTSDで病院送りとなった元フジテレビの女子アナがいます。それが、渡邊渚アナウンサーです。2023年7月に体調不良のために入院し、翌月フジテレビを退社。10月にタレントとして活動をはじめており自身のInstagramでも、PTSDと向き合っていることを投稿しています。
今現在は、この頃のことを乗り越えようという意図か、髪もバッサリ切って、前進している渡邊渚さん。
渡邉渚さんは、なぜこの時期に写真集を出版するのか
2025年1月29日にはフォトエッセイを発売予定です。
これを売名行為だという人もいますが、著者も実はそう思っています。ただ、フジテレビを退社して独立して売り出そうという時期にいまあるのは「アナウンサーであること」と今回の話題ほかなりません。立ち止まっているだけの時間にはなにもうまれてきません。渡邊渚さんは、この写真集を出版することでなにかを吹っ切って前に進もうとしているのかもしれません。
渡邉渚さんのこれからの活躍を応援したいとおもいます。
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