あらすじ
ある日、ソフィーとおかあさんがおちゃのじかんをはじめようとしたとき、
ドアのベルが鳴り、なんととらがやってきました。
とらは「おちゃをいっしょにしてもいい?」とたずね、
家の中の食べ物や飲み物をすっかりたいらげてしまいます。
おとうさんが帰ってきたあと、家族は外に食事に出かけ、楽しい一日をしめくくります。
読んで感じたこと
『おちゃのじかんにきたとら』は、ある日ふらりとやってきたトラと、ソフィー親子がすごす、おちゃの時間のお話です。
「おちゃをごいっしょしてもいいですか?」と、ていねいにやってきたトラさん。
だけどそのあとが、なんとも豪快!
サンドイッチもお菓子も、台所の食べ物も飲み物も、ぜ〜んぶぺろりとたいらげてしまいます。
あまりの食べっぷりに、読みながら息子と「えーーっ、そんなに!?」と声をあげてしまうほど。
それでもソフィーたちは怒ることもなく、しっぽをなでながら、どこかうれしそうなんです。
食べ尽くしたトラさんが「そろそろおいとまします」と、またていねいに帰っていく姿も印象的。
お父さんのビールまで全部飲んじゃって、無事に帰れたのかしら……笑。
それにしても、この家族のなんとおおらかなこと。
次にトラが来てもいいように、大きなタイガーフードを用意して待つソフィーちゃんもかわいらしいです(タイガーフードってなに…?笑)。
【関連記事】『おちゃのじかんにきたとら』の作者が描いた、亡命の日々。絶版になったこの大切な本を、もう一度子どもたちに届けたい。

楽天/Amazon/絵本ナビ 読者レビュー!
みんなの感想
📦 楽天ブックスより
「トラが家中の食べ物を食べつくすという大胆な展開に、子どもが大笑い!
読み終わったあと“うちにも来ないかなあ”と言っていました。」
🛒 Amazonレビューより
「子どもも大人も楽しめる名作。
派手な展開はないのに、ページをめくるたびワクワク。
何度も読み返したくなる、静かなユーモアと安心感がある絵本です。」
📚 絵本ナビより
「“全部食べられてるのに怒らない”ところに、
大人になった今こそ感じる深さがあります。
おちゃの時間って、ただの食事じゃないんだなって思いました。」
こんなときにおすすめ
おちゃの時間を楽しくしたいときに
日常のなかでちょっと特別な“おちゃの時間”を過ごしたいときにぴったり。
読んだあとに「うちにもトラさん来ないかな?」と話がふくらみます。
“想定外”の出来事も楽しめる心を育てたいときに
食べ物を全部食べられても怒らないソフィー親子の姿は、子どもにとっても大人にとっても驚き。
想定外のことが起きたときの“おおらかさ”を感じられるお話です。
お客さんが来ることを楽しみにしたいときに
“誰かを迎える”って、なんだかワクワクする。
この絵本を読んでから、お客さんごっこが始まったという声も。
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🎁 『おちゃのじかんにきたとら』のかわいいグッズ
ROOTOTEトートバッグ
絵本がまるまるはいるくらいの、トートバッグです。背面のオレンジ色のポケットも落下しにくい横入れのセンスあるデザインです。スマホやハンカチなどの小物を入れて活用できそうです。
缶入りステッカー
ロングセラー絵本として大人気の『おちゃのじかんにきたとら』が缶入りステッカーになりました。
缶ケースのデザインも可愛く、薬やクリップ、ヘアピンなど細かいものを整理するのに使ってもいいですね。
ステッカーはたっぷり12柄36枚入り。一言メッセージを記入してラッピングに貼ったり、お名前シールとして使ったり、様々な用途で活用できます。(絵本ナビより)
【サイズ】外装:約60×40×17mm、ステッカー:35×50mm
【仕 様】12柄各3枚(計36枚入り)
【素 材】ステッカー:紙製/アルミ缶入り