あらすじ
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この絵本の特徴はこの3つ!/- 「死」を“旅立ち”としてやさしく表現している
- あたたかく落ち着いた絵が安心感を与えてくれる
- 親子で命やお別れについて自然に話せるきっかけになる
静かに暮らしていたおじいちゃんのもとに、ある日「おきゃくさま」がやってきます。
おじいちゃんは、お父さんやお母さん、奥さん、そして懐かしい友だちに会えると聞き、うれしそうに旅の準備をはじめます。
服を整え、かばんを持ち、家族に見守られながら出発するおじいちゃん。
それは、誰にでも訪れる“旅立ち”のとき。
直接「死」という言葉は出てきません。けれども、あたたかくやさしいまなざしで、人生の最後の旅を見送る姿を描いた韓国の絵本です。
読んで感じたこと

この絵本は決して「死んだ人に会える」とか「死」という言葉を使いません。
けれど、ページをめくるたびに大人は自然と察してしまい、涙腺が緩んでしまいます。
一方で、人の死をまだ経験していない5歳の息子にとっては、おじいちゃんがただワクワクしながらおでかけの準備をしているように映ったようです。
でも、いまはそれでいいのだと思います。
もし将来、大切な人との「旅立ち」に直面してどうしようもなくなったとき、この絵本がやさしく寄り添い、そっと伝えてくれるのではないでしょうか。
大人にも子どもにも、それぞれの受け止め方ができる、すばらしい絵本だと感じました。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
『おじいちゃんのたびじたく』は、どのレビューサイトでも「死を前向きに描いた安心感のある絵本」として高く評価されています。おじいちゃんのユーモラスな旅支度や、桜の舞う余韻のあるラストシーンが印象的で、大人には深い感動を、子どもには優しい導入を与えてくれる一冊といえます。
楽天レビュー
- 家族全員で読み、死や旅立ちについて考えるきっかけになった
Amazonレビュー
- 死を旅行の身支度にたとえて描き、ユーモラスで安心できる
- 持ち物リストなど細部に生活感があり、人生は通過点だと感じさせる
- 穏やかに見送りたくなる優しい気持ちになれる
レビュー
- おじいちゃんのコミカルな旅支度が悲しみをやわらげてくれる
- 桜や裏表紙の余韻が印象的で、大人の心にも響く
- 死をテーマにしながらも重くならず、爽やかに受け止められる
- おじいちゃんの楽しそうな姿が、送り出す側の心の準備になる
- 読み手自身の人生観や別れの体験と重ねて読む人が多い
こんなときにおすすめ
- 身近な人やペットの死を経験し、子どもにやさしく伝えたいとき
- 命や死について、はじめて子どもと一緒に考えるきっかけが欲しいとき
- おじいちゃん・おばあちゃんと過ごす時間の大切さを感じたいとき
- 大人自身が「死」を前向きに受け止めたいとき
- お別れを控えている家族へのプレゼントや読み聞かせに
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