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大金持ち気分の5歳に、「お金は使うと減る」を体験させてみた話

四千円

実は、息子は3歳のころから、少しずつお金を貯めてきました。
お手伝いでもらった10円や5円など、小さな小銭ばかりですが、コツコツと貯金箱に入れてきたお金です。

そこに加わったのが、お正月にもらったお年玉。
おじいちゃんやおばあちゃんから、1万円札や千円札をもらい、気がつけばお小遣いは 14,000円ちょっと に。

息子

母ちゃん、ぼく大金持ちだからお家買えるよ!

助手・くつしたん

小さいうちって1万円札とか千円札持っとるとデカい夢もってまうよね

息子にとっては、まさに「大金持ち」。
気持ちも一気に大きくなり、

「このおもちゃ、買っていい?」
「自分のお金で買っていい?」

5歳の息子、そんな言葉が増えていきました。

そこで今回は、
息子と話し合いながら、しばらくお金の使い方を試してみることにしました。

目次

貯金をどう使うか、親子で話した話

5歳になってまもなく、とにかく「おもちゃほしい!病」だった息子。
ある日、中古のおもちゃコーナーで、

「お願いだから、ぼくのお金を使うから」

と言って、1,000円以上のおもちゃを購入。
その場では母ちゃんが立て替え、あとから息子のお金で1,000円を返す、という出来事がありました。

1,000円 チャリーン

それだけでなく、次の日には今度は
LaQで「どうしてもカブトムシを作りたい」と言い出し、
茶色のLaQを購入。

836円 チャリーン

助手・くつしたん

2日で2,000円近くも使いよった……。
か、金遣いの粗さ……。

子どもの言うままに使わせるのもどうかと思いましたが、

「いくらでも持っている」と思い込んでいる
自分のお金が、目に見えて減っていく体験を、
あえてさせてみることにしました。

とはいえ、さすがにこのままでは、
どんどんお金が減ってしまう。

そこで、貯金の使い方を、あらためて親子で話すことにしました。

「千円札がどんどん減ってるけれど、
月に1,000円くらいがいいんじゃない?」

という会話になりました。

ちなみに6歳になった今、
当時のお小遣い帳を見た息子は、

「5歳のオレ、お金使いすぎよ〜!」

と驚いていました(笑)

数字の感覚があやふやな5歳児

5歳の子どもがお金の価値を学ぶ前の、小銭の写真

4歳のころから、
お買い物が終わったら「お釣りを受け取る係」をさせています。

だけど、なかなか小銭を数えるのは難しそう。

5歳になっても息子は、細かい小銭も五円玉を間違って「五十円」といってみたり、
足し算もわからないのでお金の価値はふにゃふにゃでした。

「100たす100は200〜」とか「1+2=3」 みたいなのは友達と言い合ったりすることで覚えているのですが

それが、100円玉2枚を見せると
「うっ……なんだっけ」と止まってしまう感じの状態でした。
頭の中の数字と、目の前のお金がまだ結びついていない様子です

助手・くつしたん

まだ「いくらか」より「いっぱい」なんじゃね。

そんな息子に千円買い物体験はちょっとまだ早いかなとも思うんですが、

目的は、あくまで
「お金は使えば減るもの」という体験も覚えさせるため。

今まではわたしが200円のお小遣いをあげて、その中で買い物ができる、できないを体験することで
200円の価値を知ってもらう体験をしましたが、

今回は自分の貯めたお小遣いを使わせる機会です。
「いくらあるか」ではなく、「いくら残るか」を体で感じてもらいたかったのです。

大金持ちと思っている息子はきっと、
なにも言わなければどんどん使っていくでしょう。

だからこそ、
今回は「止める」のではなく、「体験してもらう」ことを選びました。

今回も買い物をして→お小遣い帳をつける
この経験を積んでみようとおもいます。

千円を持ってお買い物に行こう

千円を持ってお買い物に行く前に、アニアの恐竜を並べて選ぶイメージ

もう散々お買い物はしてるのに、さらにお買い物体験をさせるのかとも迷いましたが
息子の「おもちゃ欲しい」は止むことなく続くことや、、
しっかり、千円札が目の前で消費するのを見せたかったのです。

さて、今回の息子の目的は、なんといってもアニアのおもちゃ。

おもちゃ屋さんにはすでにいろいろな種類があるのですが、
息子としては「とにかく1種類でも手元に増やしたい」ようです。

親にとってみれば、そんなにフィギュアを増やしてもと思うんですが、

日々、新しいフォルムの恐竜たちと熱心に戦わせて、あーでもないこーでもないと集中してるんですから
そこはかとない魅力があるんでしょうね。。(他人事)

千円札を、プレゼントしたばかりのお財布に入れて、おもちゃ屋さんへ。

そして、見つけたのがこれ。

アンキロサウルスのアニアキャラクター「ゴッツ」
肉食恐竜好きの息子が、初めて自分のお小遣いで買った恐竜は、
ずっと気になっていたサブキャラクターのゴッツでした。

アンキロサウルスのアニアキャラクター「ゴッツ」です。

945円、チャリーン

助手・くつしたん

トゲトゲのボディとしっぽのコブが特徴じゃのう

こういうアニアの恐竜を集めるたびに、
「これは植物食恐竜なのか」とか図鑑読みの習慣にもつながっているので
なかなかいいおもちゃですよね。

買ったあとはお小遣い帳へ

小さなマスに買い物の内訳を書いた、5歳の子どものお小遣い帳
小さなマスに「ゴッツ」と書くのに、これだけで20分。
5歳の、初めて「自分のお小遣い」を使ったときのお小遣い帳です。

さて、もちろん買ったあとはお小遣い帳へ。

お小遣い帳はマス目が小さいので、
小さなところに文字を書かせるのも一苦労ですが、これも練習です。

まずは母ちゃんが、マス目の横に日付を書いたり、
実際にマス目に書いて見せて
「こう書くんだよ」と説明します。

それを一度消して、同じ場所に書いてもらいました。

助手・くつしたん

5歳で小さい文字書かすの大変じゃな

次に内訳。
カタカナの表を見ながら、「ゴッツ」と書きます。

「コ」に点点を書いて、
「ツ」を小さく書いて、
そのとなりに大きい「ツ」。

「そうそう……」なんて言いながら、
ここまでで 20分 はかけたんじゃないでしょうか。

使ったら「数える」を繰り返す

今回のおもちゃは 「945円」

お財布の中には、55円のお釣りと、レシートが一枚。

55円を出して、
「これが50円で、これが5円。ふたつあわせて55円!」
と、ひとつずつ見せます。

だんだん飽き始める息子を前に、
お小遣い帳への計算結果は、わたしが書き込みました。

そこで、貯金箱の中身を全部じゃらじゃらと出してやると、
息子の気持ちが、もう一度戻ってきます。

千円札が一枚だけ残ったことを見せる写真

「いいかい?
君が持ってた千円札、何枚あったっけ?」

「4枚あったよね。
それが、今は一枚になったよ」

そう見せてやります。

きっとそのとき、息子の胸の中で、
ちょっとだけ「ドキッ」と動いたものがあったと思います。

でも、その翌々月。
そんな胸の鼓動なんて、あっという間に忘れるんです。

おもちゃ屋さんに行って、
「先月我慢した分、今月千円使うんだ」
なんて生意気なことを言い出し、
ヘラクレスのアニアを購入。

949円、チャリーン

ついに千円札は、すっからかん……。

みよ……。
4,000円あったお金が、あっという間になくなってしまったではないか……笑

お金を使うのって、簡単ですね。

さすがに千円札が一枚もなくなると、
ようやく焦りを見せる息子。

そんなわけで、
お金を「使うと減る」体験は、みっちり経験してもらったので、
今度は 「どうしたら増えるのか」 を考える体験をすることになりました。

その話は、また今度。

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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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