こんにちは、絵本ブログ“ネズミック”の管理人です🐭
1歳の赤ちゃんと絵本の時間、うまくいっていますか?
この時期の赤ちゃんは、指先や視覚・聴覚の発達がぐんと伸びる時期。でも、まだ集中力は長く続かないことも多く、絵本を途中で閉じられちゃう…なんてこともありますよね。
そこで今回は、「1歳の赤ちゃんが夢中になってくれた!」という声が多い絵本を、テーマ別に20冊ご紹介します。
🍼1歳の絵本選びで大切な5つのポイント
1歳の赤ちゃんに合った絵本は、こんな特徴があります👇
- カラフルで見た目が楽しい
- 手でめくったり動かしたりできるしかけがある
- お話が短くてシンプル
- 擬音語や擬態語がいっぱい
- 食べ物・動物・乗り物など“好き”を刺激するテーマ

「読まない日があっても大丈夫🐭」少しずつ“絵本ってたのしい”気持ちが育っていきますよ。
【テーマ別】1歳が集中しやすい絵本20選
💬「集中してくれない…」と悩むママ・パパも大丈夫。
今の時期の“すき!”をぐっと引き出してくれる絵本には、共通する特徴があります。
絵本ブログ“ネズミック”の管理人が、わが子の実体験をふまえて、ひとつずつ丁寧にご紹介しますね🐭
🍓おいしそうな食べ物や好きなものがモチーフだから集中できる絵本



\💬ネズミックのひとこと/
食べものや動物、乗りものは1歳さんの“すき!”がつまった世界。好きなものが出てくるだけで夢中になってくれますよ〜🐭
アンパンマンはじめてずかん(やなせたかし)
動物の写真をアンパンマンが紹介してくれる図鑑絵本。手提げタイプで持ち歩きにも便利。
くだものどうぞ|(WORK×CREATE)きのしたけい
皮をむいたり切ったりのしかけつき。「どうぞ」と渡すやりとりが楽しい1冊。
がたんごとん がたんごとん|安西水丸
おべんきょうじゃなくて「ことばって楽しい!」と感じられる、やさしい発語のきっかけになる絵本です。



\🚋 ネズミックのレビュー/
「がたんごとん」のリズムが心地よくて、赤ちゃんの体が自然にゆれるのがわかるんです!最後の「のせてくださーい」も、親子でまねっこしてました♪
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👉じぶんの指で動かしたり、めくるしかけで集中できる絵本



\💬ネズミックのひとこと/
指先が発達してくるこの時期。「めくる」「ひっぱる」などのしかけで、“じぶんで動かす”楽しさが集中力を引き出してくれます🐾
お?かお!|ひらぎみつえ
目や口が動く!表情が変わるしかけで、思わず笑っちゃう知育絵本。
くだものさん|tupera tupera
「だあれ?」と問いかけると、ページをめくって果物がぽろりん。めくる楽しさ満点。
ごぶごぶ ごぼごぼ|駒形克己
水の音、泡の音、音の世界が広がる絵本。穴に指を入れてめくる遊びもできます。
おむつのなか、みせてみせて!|ヒド・ファン・ヘネヒテン
しかけをめくると、動物たちのうんちが出てくる!トイトレ前にも◎。



\🫧ネズミックのレビュー/
「うさぎさんはコロコロうんち!」と大喜び。おむつをめくって「なにかな〜?」と盛り上がるだけでなく、トイトレの意識づけにもつながりました♪
でんしゃ ガタゴト|ひらぎみつえ
引っぱる・まわす・ドアが開く!電車の世界をしかけで再現。
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🌈だんだんと広がっていく展開に興味がわいて集中する絵本



\💬ネズミックのひとこと/
ストーリーが広がっていく絵本は、赤ちゃんの想像力に火をつけてくれます。「先を見たい!」という気持ちが集中力につながりますよ🐭✨です♪
タンタンのぼうし|いわむらかずお
帽子をころころ転がしたり、ぽーんと投げたり…予想外の展開が続く楽しい絵本。
おさんぽわくわく|服部あさ美
お散歩中の男の子の気持ちや冒険がふわっと広がる不思議な絵本。
かおかおどんなかお|柳原良平
にっこり顔、しかめっ面、いろんな顔がずらり!表情あそびにぴったり。
ねずみさんのおかいもの|多田ヒロシ
パン屋さん、お花屋さん…買い物の流れがやさしく描かれています。



\🛒ネズミックのレビュー/
パン屋さん、お花屋さん…「がらがらごっとん♪」って一緒に口ずさみながら、買い物ごっこも始まりました🐭
💡じぶんの経験や、共感で興味をひきつける絵本
赤ちゃんは、自分がしていることを誰かがやっているお話が大好き。
「どうやってるのかな?」と自然に学びながら、共感したり──もしかすると「ぼく(わたし)のほうができるよ!」なんて思ってくれるかもしれません。
いやだいやだ|せなけいこ
イヤイヤ言ってばかりのルルちゃん。親子で気持ちを伝えあえる絵本。
おててがでたよ|林明子
お着替えで顔や手が出てくる!赤ちゃんあるあるの視点がうれしい絵本。
えほんの赤ちゃんがすっぽりと洋服をかぶって、「あれあれ?おててはどこかな?」──そんな“あるある”のシーンに、子どもも自然と引き込まれます。お着替えの流れを視覚で理解できるので、実際のお着替えでも絵本のセリフをまねすると、安心して受け入れてくれることも。
きゅっきゅっきゅっ|林明子
拭いてあげるね、という行動が視覚的に伝わる絵本です。
読みながら自然と「ふいてふいて〜」とまねっこするようになり、優しいやりとりが生まれます。
食事中、口のまわりを拭かれるのを嫌がっていた息子。
鏡を見せて「おじいさんみたいだね〜」なんて声をかけながら拭いたりもしていましたが、この絵本を読んでフレーズを覚えてからは、少しずつ拭かせてくれるように。
1歳8ヶ月の終わりごろには、安心したのか、すっと受け入れてくれるようになりました。
突然拭かれるのではなく、「これから何をされるのか」が視覚でわかることって、大切なんですね。
ノンタン はみがき はーみー|キヨノサチコ
歯みがきイヤイヤ期におすすめ!歌のようなリズムでシュッシュッ。
にんじん|せなけいこ
にんじんが大好きな動物たちが登場。「ぼくも!わたしも!」と言いたくなる展開。



子どもが苦手意識を持ちやすい野菜ですが、うちでは小さいころにこの絵本を読んでいたおかげか、人参をすんなり食べてくれるようになりました。
やさしいストーリーを通して、自然と“にんじん=悪くないかも?”と思えるようになるのかもしれません。
🖐️ 指差しやタッチしたくて集中したくなる絵本
赤ちゃんは、気になるものを「さわってみたい!」「指差したい!」という気持ちでぐんぐん集中していきます。
そんな“体の動き”を自然に引き出してくれる絵本を集めました。
きんぎょがにげた|五味太郎
逃げたきんぎょを「いた!」と探す楽しさで、自然と指差ししたくなる展開。



1歳になりたてのころは「どこ?」の意味がわからなかったようですが、1歳6ヶ月ごろからすこしずつ見つけて「いたー!」と声を出すように。繰り返し読んでいた、お気に入りの一冊です。
まるまるまるのえほん|エルヴェ・テュレ
押す・ゆらす・吹くなど、絵本を“操作”して楽しむ参加型の1冊。



\🔵ネズミックのレビュー/
まるを押すとふたつに…?傾けたら動く?まるで手品みたい!絵本なのに本当に動いてるみたいで、びっくりしてました♪
だるまさんの|かがくいひろし
大きな「だ・る・ま・さ・ん・の」の文字と動きに、赤ちゃんも注目&まねっこ。



1歳8ヶ月。一文字で言いやすい「め」や「て」は、まねっこしやすく、すぐに真似して声に出してくれました。
最後の「あったっけ?」というリズミカルな言葉には、なぜか毎回爆笑!
ママやこどもの目や手を指差しながら読むと、さらに覚えやすくなりますよ。
🤱スキンシップができる安心感で集中できる絵本
まだまだ甘えたい1歳にとって、絵本を通じてスキンシップできる時間は安心感にもつながります。
すりすり ももんちゃん|とよたかずひこ
ももんちゃんが砂場であそんでいると、
ひよこさんやきんぎょさんが「すりすり〜」。
ももんちゃんは、いいにおい。
そこへ、さぼてんさんも「すりっ…」
——痛い!!
ももんちゃんは走ります。
「がまんがまんのももんちゃん」
その先に待っていたのは……?
こちょこちょさん|おーなり由子/はたこうしろう
読むだけで「こちょこちょしたくなる」絵本。
やさしいことばのリズムとふれあいで、自然と笑顔がうまれる一冊です。



一度読んだだけで、絵本と母ちゃんの手を見ながらにやにや…!
くすぐったくて困るのに、何度も「もう一回!」と持ってきてくれるんです。その様子がたまらなくかわいくて、親子の時間がもっと楽しくなりました。
✨まとめ|1歳は「絵本って楽しい!」を育む時期
1歳は、絵本を“読む”より“感じる”時期。無理に集中させようとせず、遊びのように楽しめる絵本からスタートしましょう。
慣れてきたら、すこしずつ長いストーリーや物語性のある絵本にもステップアップできます。
🎯 迷ったらまずはこの3冊!
📘『がたんごとん がたんごとん』
📕『きんぎょがにげた』
📗『くだものさん』
リズム・しかけ・さがし絵──
“たのしい!”が詰まった絵本たちは、きっと赤ちゃんの心に残ります。
💌 あなたと赤ちゃんの絵本時間が、今日からもっと楽しいものになりますように🐭💕