こんにちは、当ブログの管理人ネズミックです🐭✨
絵本売り場でひときわ目を引く『きんぎょがにげた』。
「見たことある!」という方も多いのではないでしょうか。
カラフルでかわいいイラストや豊富なグッズ展開で、赤ちゃんに読んであげたい!と思える一冊ですよね。
でも実はこの絵本、公式の対象年齢は二歳から四歳向けとされています。
「えっ、じゃあ〇歳で読むのは早すぎるの?」と感じる方もいるかもしれません。
そこで今回は、我が家で実際に〇歳から読み聞かせてきた体験をもとに、赤ちゃんの反応や成長の様子を年齢別にご紹介します
この記事でわかること
えほんを通して、幼児の成長や反応もわかるので、ぜひ最後までごらんください!
『きんぎょがにげた』はどんな絵本?
水槽から逃げ出した金魚を探しながら読み進めていく、シンプルで楽しいさがし絵本です。
お花の中やお菓子の中、カーテンの模様の中など、次々にまぎれこむ金魚を「つぎはどこかな?」と探すワクワク感が、子どもの心をぐっとつかみます。
『きんぎょがにげた』で育つ力
この絵本は、ただの楽しい探し絵ではありません。
赤ちゃんにとって大切な「指差し」の練習になり、観察力や集中力を高めるきっかけにもなります。
隠れた金魚を見つけて指差す体験は、やがてことばの発達にもつながっていきます。す。
\【1分で読める】あらすじと感想・みんなの口コミはこちら/

年齢別の反応と楽しみ方
実際に読み聞かせをしてみると、年齢ごとにこんな違いがありました。
| 年齢 | 出版社の推奨 | 管理人の実体験 |
|---|---|---|
| 0歳 | 記載なし | ◎マネっこ指差し、色への反応を楽しむ |
| 1歳 | 記載なし | ◎絵に反応、他の絵本への応用も始まる |
| 2歳 | 2〜4歳向け | ◎場所を当てて喜ぶ、言葉の発達にも◎ |
| 3歳以降 | 2〜4歳向け | ◎文字に興味、音読の練習にも! |
※実体験に基づく目安です。お子さんの個性により異なります。
『きんぎょがにげた』でパワーアップ!意外な練習メニューとは?
赤ちゃんの成長に合わせて楽しめるだけでなく、この絵本には“意外な練習”になる要素もたくさんあります。
- なかまはずれを見つける練習:同じ色の中に1つだけ違うものを探すことで、「見分ける力」が育ちます。
- 宝探しのような集中力アップ:隠れたきんぎょを見つける体験が、観察力や集中力を自然と高めます。
- 「見つける→指差し→ことば」へ:きんぎょを見つけて指差しする行為が、やがて言葉の発達にもつながっていきます。
🐣年齢別リアルレポート
【0歳】ママのマネで指をポン!
- 紙をめくる・色をじっと見つめる
- ママの指差しをマネして“指ポン”
- お話というより「色」「動き」を楽しむ感覚
ネズミック読み方は、絵本を一緒にペラペラ、声かけを中心に






子どもと向き合って「きんぎょがにげた」「どこににげた?」
と聞きながら読んでいます。
11ヶ月の写真を見つけたので紹介しますね。※著作権上、絵本にモザイクをかけています。
赤ちゃんが指でタッチしている姿がわかりますか?
わかりづらいですが「きんぎょどこか」を指さしてるわけではありません。
0歳のうちはママが指さすマネをしているだけでした。



0歳のころは“指差しのマネ”から始まるんですね!
【1歳】少しずつ意味がわかってくる
- 「どこ?」にはまだ答えられないけれど、反応が豊かに
- 指差しの対象が他の絵本にも広がってきた!
- 1歳後半には、数ページ“当てっこ”できるように✨
- 時にはわからなくて怒っちゃう日も。でもそれも成長の一歩!






※著作権上、絵本にモザイクをかけています。
1歳〜1歳3ヶ月ごろ 「指差し」の行為だけ理解するように
カラフルな挿絵をじっとみて、指差しをしています。
全部読み終わるまでの集中力はありません。
途中で別の絵本を取り出したので、「きんぎょがにげた」を一旦中断。
こんどは別の絵本を選んで指差しして見せてくれました。



この絵本にハマれない日があってもいつも本棚から取り出してきて渡してくれます。
1歳6ヶ月ごろ|「意図を理解して指差しで伝える」ができるように
はじめはひとつ見つけたものの、もっと複雑なページになるとわからないようで怒ってしまいました。
この時期を経てようやく、びっくりするくらいどんどんページを開いて金魚を指さすようになりました。
ひとつ覚えたらまた繰り返しやりたくなって何度も試していました。
絵本って、子どもの成長をゆっくり感じさせてくれます。
【2歳】ばっちり当てて、ドヤ顔✨
- すっかりきんぎょを見つけられるように!
- 「いちご」などの言葉も増えて、言語の発達にも◎
- 読みすぎてちょっと飽きてくることも…でもそれも成長の証
見つけられた喜びから、繰り返し読んでほしいと絵本を持ってくるようになりました。ここ!」と当てられたときの嬉しそうな顔が、親にとってもごほうびの時間になります。
【3歳以降】文字に興味!音読の練習にも
- 寝る前に時々取り出して「ここ〜!」と得意げに指差し
- 4歳頃には「き、ん、ぎょ、が…」と自分で音読するように!
- まさに、“思い出の絵本”に育っていきます📚
赤ちゃんの頃から親しんだ一冊だからこそ、ふと思い出して手に取りたくなる「心のよりどころ」になっているのかもしれません。
おすすめ関連絵本
五味太郎さんの絵本には指の動きや知育を刺激する赤ちゃん絵本がほかにもあります。
たとえば——
- 『ひよこはにげます』|金魚バージョンのような楽しさ
- 『たべたの だあれ』|育脳&ことば遊びにぴったり
\『たべたのだあれ』を読み聞かせした反応についての記事はこちら/


まとめ|『きんぎょがにげた』は育ちに寄り添う名作!
いかがでしたか?最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
『きんぎょがにげた』は、ただの赤ちゃん絵本ではありません。
- 指差しによって “伝える力” を育てる
- 色や形の違いに気づき “観察力” を伸ばす
- 音読や言葉へとつながる “言語力” をサポートする
そんな成長に寄り添う役割を持っています。
赤ちゃんの反応は十人十色です。
「まだ興味がなさそう…」と焦らず、気になったときに読める環境をつくってあげるだけでも十分。
絵本は “子どものタイミングで楽しむ” のがいちばんです。
グッズやお気に入りのページをきっかけに、少しずつ親子で仲良くなっていけたら嬉しいですね。
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