あらすじ
のりもの絵本で人気のコンビが手がけた恐竜絵本。舞台は白亜紀後期の北米大陸。
肉食恐竜ティラノサウルスは、朝からおなかがぺこぺこ。えものを探して歩きます。
出会うのは、ドロマエオサウルス、パラサウロロフス、パキケファロサウルス……。
ところが、逃げられたり遠くにいたりして、なかなか食べられません。
ついにえものを捕まえた!と思ったら横取りするやつが現れ、戦いに……!
はたしてティラノサウルスはおなかいっぱいになれるのでしょうか?
同時刊行の『トリケラトプスのなんでもないいちにち』とあわせて読むと、同じ世界を別の恐竜の目線で楽しめます。
読んで感じたこと
絵本を開くと、迫力ある恐竜たちの姿に思わず圧倒されました。ティラノサウルスが「最強でこわい存在」として描かれていながらも、なかなかえものを捕まえられずに空回りする姿には、どこかユーモラスで親しみを感じます。強さと弱さの両面を見せてくれるからこそ、ただ「怖い恐竜」ではなく「生きている一匹の恐竜」として子どもの心に届くのだと思いました。
5歳の息子は、読み聞かせをしていると
「え!また食べられないの?」
「見て!ティラノサウルス、ここに隠れてパキケファロサウルス見てるよ!」
と、絵の中に夢中で発見をしていました。
ただ絵を眺めるだけではなく、場面ごとの緊張感やティラノサウルスの感情を一緒になって追体験しているようで、親としても「こんなふうに物語の世界に入り込むんだな」と新しい発見がありました。リアルな恐竜の姿を楽しみつつ、物語として笑ったり驚いたりできる、読みごたえのある一冊だと感じました。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
口コミ全体を見ると、「恐竜好きな子は大喜び」「親も意外と感情移入してしまう」という声が圧倒的。
リアルさとユーモアのバランスが秀逸で、単なる図鑑やストーリー絵本にはない “生きるために食べる姿” が印象に残る作品だといえます。
ありのままのティラノサウルス像が新鮮
悪役扱いや生態の改変はせず、空腹を満たすために狩りをする姿を描いているのが魅力(楽天・ブクログ)。
科学的に正確でリアルなイラスト
羽毛をまとった姿や写実的なタッチは図鑑と比べても違和感がなく、大人も楽しめる(楽天・絵本ナビ・読書メーター)。
子どもの強いハマりっぷり
「夜に最後のセリフをまねする」「音読するほどお気に入り」など、繰り返し楽しむ声多数(Amazon・読書メーター)。
ティラノサウルスに親近感や共感
慎重で少し弱気な姿に「ママみたい」と笑ったり、がんばれ!と応援したくなる(絵本ナビ・読書メーター)。
命や弱肉強食を考えるきっかけに
「肉食恐竜だって生きるために大変」「食べることは生きること」といった気づきにつながった(絵本ナビ・読書メーター)。
こんなときにおすすめ
- 恐竜好きな子へのプレゼントに
- リアルな描写とユーモラスな展開で、図鑑派の子も物語派の子も夢中になれます。
- 読み聞かせで盛り上がりたいときに
- 「がおー!」と一緒に声を出したり、絵の中の恐竜を探したりと、親子で楽しめる要素がたっぷり。
- 命や食べることについて話したいときに
- 捕食シーンを通じて「生きるために食べる」という当たり前だけど大切なテーマを子どもと共有できます。
- 同時刊行の『トリケラトプスのなんでもないいちにち』とセットで読むときに
- 肉食と草食、それぞれの視点から恐竜時代を味わうことで、物語の広がりが生まれます。
年齢別:
幼児向け
シーン別(いつ読む?):
プレゼントにおすすめ 自然観察・おでかけ後に イベント・集まりで
季節別:
通年(オールシーズン)
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