\🔖 取り扱いショップをまとめました/
あらすじ
\ この絵本の特徴はこの3つ!/
- 淡いフィルム映画のような色づかいで、夜の静けさとぬくもりを感じられる
- よるくまのやさしさに、不安な気持ちがそっとほどけていく物語
- ラストの余韻が心に残り、親子で“たいせつな人”を思い出せる
『よるくま クリスマスのまえのよる』は、クリスマスを楽しみにしているのに、
「ぼく、いい子じゃなかったから…サンタさん来ないかも」と不安で眠れない男の子のお話です。
そんなぼくのもとに現れたのは、夜みたいに黒くて、おなかにお月さまのあるともだち「よるくま」。
でも、よるくまはサンタさんのことを知らないと言います。
「クマの子にはサンタさん、来ないのかな……」
そう思ったぼくは、よるくまのためにサンタさんの代わりをしてあげようと考えます。
選んだプレゼントは、ちいさなおうちと、ちいさなイエスさま、そしてひこうき。
その瞬間、あたりはふしぎな闇に包まれて――。
よるくまと過ごす、あたたかくて、やさしくて、少しせつない夜。
ぼくが最後にたどり着いた「いちばん帰りたかった場所」とは……。
読み終わるころには、胸の奥がじんわりあたたかくなって、
親子で静かにページを閉じたくなるクリスマス絵本です。くまが連れていってくれた“いちばん会いたい人”のもとで、ぼくは安心して眠りにつくのでした。
読んで感じたこと
『よるくま クリスマスのまえのよる』を読んで、正直、ちょっと胸がきゅっとなりました。
「いいこにしてないと、サンタさん来ないよ」
……うちも、何度か言ったことがあります。
でも、こうして絵本の形で読んでみると、
それは思っていたよりも、子どもの心を不安にさせる言葉だったのかもしれませんね。
読み終えたあと、まず胸に広がったのは、じんわりとした安心感でした。
よるくまは、クリスマスもしらない純粋無垢な小さなくま。
夜にあらわれたよるくまは、ぼくのところへやってきて、
そして、夜のきらめきの中でママのもとへ帰っていきます。
酒井駒子さんの
こういう「子が母のもとにかえる」やさしい描写が、なんともあたたかくて、思わず涙を誘います。
印象的なのは、夜の描写の美しさ。
黒い背景に浮かぶ明かりや飾りは、まるで古い映画のワンシーンのようで、
ページをめくるたびに、時間がゆっくり流れていくように感じます。
何度読んでも、年齢によって受け取り方が変わる。
静かで、やさしくて、深い絵本です。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
4つのサイトのレビューから、この絵本の魅力をぎゅっと整理しました。
楽天レビュー
読者の声小さな子には“空気”で、大人には“気持ち”で届く絵本!
- 2歳前後の子でも意味がわからずとも“雰囲気”を楽しんでいるという声
- 「寝る前に読んでとせがまれる」「一年中読むほどお気に入り」
- 一方で「シュール」「子ども向けというより大人のメルヘン」との意見もあり
Amazonレビュー



見た目の可愛さだけでなく、余韻まで愛おしい一冊。
- 「よるくまがとにかく可愛い」「表情がたまらない」などビジュアル評価が非常に高い
- 読後に「やさしい気持ちになる」「癒やされる」という感想が多数
- ラストの解釈について「なるほど」「少し意外」と受け止め方が分かれる
レビュー



優しいだけなのに、なぜか涙が出てくる不思議な一冊…
- 「悲しくないのに泣ける」という声が目立つ
- “悪い子かもしれない”と感じる子どもの心情に共感する大人が多い
- よるくまが母のもとへ帰る場面に心を揺さぶられるという感想



読むたびに、感じ方が変わる絵本!
- 「可愛い」「癒される」の声と同時に「構造は意外と複雑」との評価も
- 回想シーンなどは幼児には難しいが、成長とともに理解が深まる
- よるくま=ぬいぐるみという気づきにハッとする読者も多い
こんなときにおすすめ
- クリスマス前、ちょっと不安そうな夜に
- 叱ったあと、なんとなく胸がチクッとした日に
- 寝る前に、ぎゅっとしてから眠りたいときに
- サンタさんの話題が増えてきた頃に
- 忙しい一日の終わりに、静かな気持ちになりたい夜に
- 「だいすきだよ」を言葉じゃなく伝えたいときに
- 親もいっしょに、ほっとしたいときに
絵本カテゴリ紹介
この記事で紹介した絵本は、次のカテゴリに含まれています。
気になるテーマをクリックすると、同じカテゴリの絵本一覧をご覧いただけます。



その子の年齢や気分、読むシーンに合わせて探すと、ぴったりの1冊が見つかります。
- 年齢別:
- 季節・行事:
- 読み聞かせシーン:
- プレゼントにおすすめ
関連記事カテゴリはこちら
🛒 絵本『よるくま クリスマスのまえのよる』を探す
\ 絵本『よるくま クリスマスのまえのよる』を取り扱いショップでチェック!📕 ✨️/













コメント