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子どもにYouTubeを見せる?見せない?6歳になるまでに約700冊の絵本を読んできた我が家の判断基準

子どもにYouTubeを見せるか、見せないか。
子育てをしていると、一度は悩むテーマではないでしょうか。

我が家では、6歳になるまでに約700冊の絵本を読みながらも、
YouTubeを完全に遠ざけてきたわけではありません。

「見たいなら、見せたらいい」という夫の考え方を軸に、
迷いながらYouTubeと付き合ってきました。

この記事では、
子どもにYouTubeを見せるか見せないかの答えではなく、
我が家がどんな判断基準で向き合ってきたのか
をまとめます。

目次

我が家はYouTubeを「禁止しない」選択をしてきました

我が家では、夫の方針で
「YouTubeを見たいなら、見せたらいい」という考え方をとってきました。

助手・くつしたん

小さいうちからYouTubeばっかり見せてたら
弊害があるんじゃろ〜?

夫がYouTubeを『禁止しない』選択をしたおもな理由

いまの、
「できるだけ見せないほうがいい」
「制限したほうがいい」
という流れとは、少し逆行しているかもしれません。

長時間のドライブや、
両親がどうしても手を離せないときに、
YouTubeを比較的積極的に見せてきました。

もちろん、
見るチャンネルや視聴時間については、
まったく制限をしなかったわけではありません。

それでも基本にあったのは、
YouTubeを我慢させて育てるより、
「見たい」という気持ちをちゃんと尊重して、見せたほうがいい

という考えでした。

母親としては、
正直、迷いがなかったわけではありません。

ネズミック

せっかくの旅行の思い出が
YouTubeの記憶になってしまうんじゃないかと
ずっとモヤモヤしていました。

制限を設けるのは大変ですし、
旅行中に子どもがYouTubeを見ていると、
「せっかくの体験が、動画の記憶だけにならないだろうか」
と感じることもありました。

けれど夫の考え方は
「見ちゃダメと親がガミガミ制限かけるほうが子どもに良くない」というもの。

なるほど..
子育ては、「これやめときなさい」と言いたくなるようなことばかり。
でも、親が疲れてるときや忙しいときに一人遊びがまだ難しかった2歳児に
「一人で遊んでて、でも動画はやめて」は正直限界がある・・

そこで時間を決めてYouTube動画と健全なお付き合いしてもらう方向性で家族の方向性が決まりました。

YouTubeを見るときの視聴時間

「どんな動画を見るか」だけでなく、
「いつ・どれくらい見るか」も、同じくらい大事だと感じていました。

YouTubeとの健全なお付き合いをする上で決めていたことが、

「見る時間やタイミング」と「見ていい番組の判断」を親がすることです。

とくに2歳まではYouTubeの時間制限がすごく難しかったです。

視聴時間やタイミングは?

できるだけ視聴のタイミングは夜の時間をさけて昼間にしたいなと思ってはいたのですが、
夫が仕事から帰ってきてYouTubeや動画を見始めれば一緒になってみてしまいます。

ネズミック

わー、いまは見ないで〜とおもうことも度々・・

でも、家族で思い通りにならない経験も子育てにおいて大事なのかなとも思っているので
子どもはもっと早く寝てもらうとか、あきらめてちょっと見ちゃうとかいろいろでした。

大人がやっていることは基本的に「ずるい、ボクも」とやるので
YouTubeをみることばかり真似せず、寝たりご飯食べたり、先にやっちゃうのも悪くないんです。
わたしが先に寝るとあとからついてくるんです。
すると抱っこしてそのままふかふかの布団で寝てしまいます。

もうおしまいねと終わらせても「どうしても見たい、見たい」となることも何度もあったし、
そこは一度経験上暴れようが怒られようがストップする体験を重ねるしかありません。

なにかを終えるタイミングですぐに楽しいことを用意しておくとか、
すぐにごはんの時間にするとか、流れるようにお風呂に入れるとか

でもいつしか子どもも諦めます(笑)親も子も何度もやって慣れていくしかありません。

見て問題ないYouTube動画を「親子で」取捨選択する

我が家でこれなら見てもいいねと決めたものが、
さすがに2歳だと、「これはみないよ」と説明したところで聞いてもらえず
「どうしても見たい、見たい」となることもありました。

そんなときは、親も一緒のときに一回見せていました。

ダメだと制限かけるより、一度一緒に見て話し合ったほうが考えるきっかけになるかなと思ったからです。

「母ちゃん、YouTube見てたら目が疲れちゃったよ、一緒に休憩しよう」とか、「これは母ちゃん見てもあったかい気持ちにはならんな」と正直に感想をいって、子どもに納得してもらうほうがお互いの納得感があったんです。

親としても、やみくもに止めてたらこの面白い情報にたどり着けなかったなと思うこともままあって、
子どもになんでもかんでも反対しないで良かったとおもうときもありました。

助手・くつしたん

たしかに、良い悪いは見てから判断しないとわからんわい

2歳くらいまでは、イヤイヤ期の絶頂期なのであれもこれも見たいとなっていましたが、3歳くらいになって一度落ち着いてYouTubeとの付き合い方もすこし見えてきたようでした。

ちなみに我が家で見ていた動画はこんなテーマです。

我が家で2歳〜3歳の時に見ていた動画のテーマ

  • 語学の学びになる動画(海外の子供向け動画)
  • 幼児向けのアニメ
  • 知りたい情報を丁寧に説明した動画

こんなテーマ。あとはYouTubeではないですが、ストリーミングサービスのアニメや映画を見ていました。

語学の学びになる動画

これはおもに海外の子供向け動画。
せっかくなので、動画を観る時間に英語を耳から慣れてもらおうという狙いです。

Blippi(ブリッピー)やMother Goose Club (マザーグース クラブ)Cocomelon(ココメロン)
PINKFONG(ピンクフォング)Diana and Roma(ダイアナとローマ)など

助手・くつしたん

いろいろあるわいね

ネズミック

YouTubeキッズきっかけでいろんな海外動画を知ったんですよ。


視聴していた時期は、
「Yellow」の発音も「ィヤロウ」に聞こえる発音だったり、
息子の英語の発音が格段にあがり英語の名前も随分おぼえてこれは見てよかったなと感じてたところ

yucky(まずい)って言葉が息子のなかで流行りはじめ・・
ごはんを食べながら「yucky(まずい)」というんです。(コラー!笑)イヤイヤ期らしさは英語にも出てましたね..

幼児向けのアニメ

『しまじろうのわお』『OddBods(オッドボッズ)』『ポンポンポロロ』など
特にストーリー性があったりセリフのあるアニメ。言葉を覚えている段階なので、気持ちや言葉はこういうアニメが伝えやすいなと思っていました。
OddBodは言葉という言葉をほとんど発しないので、これだけこのテーマからは外れるんですが、チカラを抜いて見られる楽しい海外アニメです。

知りたい情報を丁寧に説明した動画

鈴川絢子チャンネル

当時プラレール好きだった息子が思い切りハマってたのが鈴川絢子さんのチャンネル。
息子は、プラレールを欲しいと手にしてもどうやって遊んだらいいかわからないと考えちゃうタイプのようで、動画を見はじめてから、あれこれ同じようにつなげてみたいと考えるようになりました。

親の自分でもプラレールの遊び方がわかったのは有益でした。

鈴川絢子さんが紹介するオモチャをどんどん手にしてやりたがるので、
これは正直ヤバかったです笑

広島神楽の動画

東京に住んでいたころは馴染みが無かったんですが、広島県は神楽という伝統芸能が特に県北で盛んなんです。
島根県にも神楽はありますが、その神楽とはちょっと違っていて多少エンタメ性があるのが小さな子どもですら引き込まれています。
たくさん劇場も観に行きましたが、YouTubeでも観れるので
いろんな演目の神楽を観るいい機会にもなりました。

大人顔負けの振り付けやセリフを真似して楽しんでましたよ。

ネズミック

篠宮暁さんのひょっとこクイズにもハマって、宮崎県の日向ひょっとこ踊りにも火がついていました・・

YouTubeも見たけれど体験も重視した

2歳のころ。じぶんでやってみたいと言うので、プラレールの電池交換に挑戦。

YouTubeも見せていたけれど、
経験がなによりの財産だと考えていました。

できるだけ、
見るだけで終わらせず、
手も動かす経験を積み重ねてきました。

子どもが「やりたい」と言えば、
少し危ないかなと思うドライバーの工具やトンカチ、
料理の包丁なども、
必ず親がそばについて「やってごらん」と渡していました。

正直、ケガをしないかドキドキしました。
でも、触らなければ覚えないこともあります。

2歳。説明はスルー。ハサミは自己流でいくスタイルでした(笑)

目や口に入れないこと、
投げたり振り回したりしないことだけ注意して、
あとは一緒に見守るようにしていました。

夫が休みの日には、
ドライブをして少し遠くまで出かけることもあり、
体験そのものの時間も、ちゃんと重ねてきたと思います。

見るだけで終わってしまうと、
手や頭が動かなくなってしまう。
だからこそ、体験することが大切だと感じていました。

絵本も、
息子が「これ好きそうだな」と思うテーマを選んで、
できるだけ一緒に読むようにしていました。

そして、YouTubeとの付き合いの中でも、

「この番組はすてきだね」
「これはちょっと疲れちゃうね」
「ここまでにして、ごはんにしよう」

そんなふうに、
区切りをつける練習ができたことも、
親子にとっていい経験でした。

そう考えると、
一概にYouTubeを大反対して制限するより、
夫の方針のように、うまく付き合うという選択も、
悪くなかったのかもしれないと思えるようになりました。

それでも、迷ったこと・気になったこと

篠宮暁さんの「ひょっとこクイズ」にハマって、息子と一緒につくったおめんと、夫のお土産のおめんたち。

魅力的な動画配信が多い分、やっぱり子どもの「あれやってみたいから欲しい」も増えました。

経験を積み重ねるという意味では、
とても理にかなっているとは思うのですが……。

  • プラレールを16両編成でつなげてみたい
  • 橋脚を使って、ぐるぐるタワーを高くまで作ってみたい
  • はやぶさとこまちをつなげてみたい
  • 神楽の新しいおめんが欲しい
  • ひょっとこのおめんが10枚欲しい
  • 篠宮暁さんの「ひょっとこクイズ」をマネしてみたい など

言葉にすると、
「なんだその願望は……」という内容ですが、
動画で見ると、実際に手に取ってやってみたい気持ちに火がつくんですよね。

その結果、
日々「あれもこれも」になってしまい、
ここは正直、なかなか大変でした。

ネズミック

動画を見るたびに、野望が増える……

作れるところは、できるだけ手作りで対応。
とはいえ、夫は息子かわいさに
神楽を見に行くたびにおめんを買ってやり、
出張の帰りにはプラレールが増え……。

金銭面と、狭い我が家のオモチャ収納には、日々苦戦しています。

正解は出ていないけれど、今思うこと

実はこんなスタートが、現在6歳息子の昆虫や恐竜好きにも繋がっていました。

ここまでで、やりたいことをやるには、モノが増えていくので

「お金がかかる」「収納を考える」の2点を考えないとなりません。

今は6歳なので、この問題について会話もできるようになりましたが、
自分の欲しいものを得るなら、しまう場所を作ってから考えんさいというのが口癖。

  • 今あるもので対応できないのか
  • 要るものと要らないものの整理はできているのか
  • 要らないものの始まりは、いつも要るものだったけれど、それについてどうおもうか

まあ、親のわたしでも「これ欲しいな」と思う気持ちは多々あるので、
欲しい気持ちは否定しないように
どうしようかねと一緒に考えています。

そして最大のテーマはそのお金をどう捻出するのか

この「お金」との向き合い方については、
次回、もう少し詳しく書いてみようと思います。

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この記事を書いた人

子どもの“ことばにならない気持ち”を、
絵本と日々の育児から読み解くブログ「絵本で子育てするママブログ」を書いています。

こだわり強め・天邪鬼気質の息子との毎日で、
「気持ちに寄り添う読み聞かせ」の大切さを痛感。
その経験から、親子の心がふっと軽くなるレビューや、
発達や気持ちの視点を交えた記事を発信しています。

生まれてから読み聞かせた絵本は700冊以上。
ブログでは170冊ほどレビューしています(随時更新)。
“忙しい日でも1分で読めるレビュー”を目指して執筆中です。

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