あらすじ
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この絵本の特徴はこの3つ!/- 夢をアメに変えて預けたり分け合ったりする、ユニークで想像力豊かな設定
- こわがりの店主ぺんぺんと夢を食べるもぐもぐの、愛らしいキャラクター
- 安心感とやさしさに包まれ、大人も深く味わえるファンタジー絵本
「ゆめぎんこう」では、夢をアメ玉に変えて預かったり、分け合ったりできる不思議なお店。
こわがりの店主ぺんぺんと、夢を食べるもぐもぐが営むその店では、毎晩さまざまなお客さんの夢が行き交います。
そんなある日、「夢を取りに来てほしい」という依頼が届きました。
勇気を出して出かけたふたりが出会ったのは、ちょっぴり切なく、でもやさしい気持ちになれる夢でした――。
読んで感じたこと

物語の中でいちばん印象に残ったのは、亡くなった奥さんとの大切な夢をアメにして残してもらったおじいさんの場面です。夢の片鱗には、ふたりの愛しい思い出がいっぱい詰まっていて、読んでいるだけで胸がじんわり温かくなりました。
「夢をアメにする」なんてファンタジーな設定なのに、そこに込められた気持ちはとても現実的で、人の心にまっすぐ届きます。だからこそ、大人のほうがより深く共感できる絵本だなと感じました。
個人的には、自分の子どもが眠っているときの夢をのぞいてみたいなぁ…と思わず想像してしまいました。お昼寝中の赤ちゃんの夢って、どんな色でどんな形なんでしょう。もし「ゆめぎんこう」がほんとうにあったなら、うちにも来てもらいたいです。
楽天・Amazon・絵本ナビ・読書メーターのレビューより
子どもの反応
- 「子どもには少し難しいようです。絵は可愛い。」【楽天レビュー】
- 「6才の娘が、自分ならどんなアメを作るかお絵描きをしていました。4才くらいから内容を全部理解できなくても、かわいいのでプレゼントに喜ばれる絵本です。」【Amazonレビュー】
- 「3歳児には難しいようだったけど、母にはおじいさんの願いにグッとくるものがありました。」【読書メーター】
読み聞かせでの体験
- 「夫が子どもに読み聞かせしていて号泣していました。子どもたちは、ぺんぺんとバクちゃんのかわいい絵と夢のアメに夢中でした。」【楽天レビュー】
- 「何回も読んでるのに毎回泣いちゃう。子どもに読み聞かせるときは危険。」【楽天レビュー】
- 「読み聞かせで聞いている息子も、真剣な顔で聞いていて、何も語りませんでしたが、確かに感じてくれたと思います。」【絵本ナビ】
大人の読者の感想
- 「おじいさんの、おばあさんを思う気持ち。ほんわか暖かな気持ちになりました。」【読書メーター】
- 「夢だからこそ出来ること。夢だからこそ叶うこと。妄想は自由。絵本だからこそ、夢を夢にできちゃう世界。」【絵本ナビ】
- 「“この仕事が嫌い”っていう一文が良いです。仕事や生き方について考え直させられました。」【Amazonレビュー】
- 「ネタバレまったくのノーガードでボロ泣きしてしまった。」【読書メーター】
- 「大人や年配の方にも、読んでいただきたい1冊だなと思いました。」【絵本ナビ】
✦ まとめのレビュー
4サイトをまとめると、『ゆめぎんこう』は子どもにはぺんぺんやもぐもぐの可愛いイラストや夢のアメを楽しむ絵本、大人には大切な人を思い出して涙する物語として受けとめられていました。読み終わったあとには「自分ならどんな夢をアメにしてほしい?」と考えたくなる、余韻の残る一冊です。
こんなときにおすすめ
- 寝る前の読み聞かせに
安心感に包まれるストーリーで、やさしい気持ちのまま眠りにつけます。
怖い夢を見て不安がっている子に
「夢を預けられる」「楽しい夢を分けてもらえる」という発想が、安心のおまもりに。
小学生以上や大人に
亡くなった人への思い、人生の大切な記憶に触れる場面があり、深い感動を味わえます。
特別なプレゼントに
かわいさと奥深さをあわせ持つので、子どもはもちろん、大人への贈り物にもぴったり。
絵本カテゴリ紹介
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- 年齢別:
幼児向け(3〜6歳) | 小学生向け(低・中) | 大人も楽しめる - 季節・行事:
通年(オールシーズン) - 読み聞かせシーン:
おやすみ絵本 | プレゼントにおすすめ - 学び:
感情を育てる | 想像力を育てる | 親子で考える - 好きなタイプ:
ファンタジー好きに | 冒険好きに | 安心感を求める子に
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